2016年度の秋学期に受講した「学術論文執筆法」と「リサーチデザイン」(いずれも増田知也先生)は非常によかった。
一応断っておくと、授業の良し悪しは、内容、有用度、目標設定と手段、進行やファシリテーション、難易度を基準にしています(いくつかは個人差のある指標だと思いますが)。
まぁ、課題の負荷の大小、成績評価の厳しさも、気にはなります。クラスメイトのタイプにも左右されるでしょう。
さて、上記の授業は、指定された教科書を元に、
・毎回受講者が発表・2~3つの論点提示、
・4名前後のグループで議論、全体で共有
・教員の補足 (時に全体で議論)
という流れでした。
自分で読んでいるだけでは、それらの教科書を、きっとそこまで理解できなかったでしょう。お互いの疑問点を共有することで、知見の共有・自分の状況の相対化ができました。
非常に有意義で、濃密な時間でした。
(これらをどこまで理解して、実践するかは、今後の課題だとしても。)
逆に、一つの本をここまで理解し、その中の要点を意識するという経験をすると、一人読書(学習)の限界を見てしまった気がして、少々不安に思ったりするほど。
「リサーチデザイン」では、調査法の基本を体系的に理解できる内容でした。
「学術論文執筆法」は、(使用した教科書に)やや経験則的な話もありましたが、執筆(結局は調査も含む)の心構え的なことが理解できる内容でした。
この増田先生の授業は、korezumiさんもブログで紹介しています。
・リサーチデザインの授業から「量的研究と質的研究」
http://korezumi.hatenablog.com/entry/2015/10/09/182130
ご本人の知識・問題意識、伝え方(例えば、キーワードをホワイトボードに書いて強調)、声のスピードなど、とてもよかった。
時間をきっかり守ることも(まれに、数分早く終わることはあっても、延長することは一回もなかった)。
残念なのは、2017年度から、他大学勤務に変わられたこと。
一応断っておくと、授業の良し悪しは、内容、有用度、目標設定と手段、進行やファシリテーション、難易度を基準にしています(いくつかは個人差のある指標だと思いますが)。
まぁ、課題の負荷の大小、成績評価の厳しさも、気にはなります。クラスメイトのタイプにも左右されるでしょう。
さて、上記の授業は、指定された教科書を元に、
・毎回受講者が発表・2~3つの論点提示、
・4名前後のグループで議論、全体で共有
・教員の補足 (時に全体で議論)
という流れでした。
自分で読んでいるだけでは、それらの教科書を、きっとそこまで理解できなかったでしょう。お互いの疑問点を共有することで、知見の共有・自分の状況の相対化ができました。
非常に有意義で、濃密な時間でした。
(これらをどこまで理解して、実践するかは、今後の課題だとしても。)
逆に、一つの本をここまで理解し、その中の要点を意識するという経験をすると、一人読書(学習)の限界を見てしまった気がして、少々不安に思ったりするほど。
「リサーチデザイン」では、調査法の基本を体系的に理解できる内容でした。
「学術論文執筆法」は、(使用した教科書に)やや経験則的な話もありましたが、執筆(結局は調査も含む)の心構え的なことが理解できる内容でした。
この増田先生の授業は、korezumiさんもブログで紹介しています。
・リサーチデザインの授業から「量的研究と質的研究」
http://korezumi.hatenablog.com/entry/2015/10/09/182130
ご本人の知識・問題意識、伝え方(例えば、キーワードをホワイトボードに書いて強調)、声のスピードなど、とてもよかった。
時間をきっかり守ることも(まれに、数分早く終わることはあっても、延長することは一回もなかった)。
残念なのは、2017年度から、他大学勤務に変わられたこと。
これも含めて「リサーチデザイン」の全体像が理解できたような気にはなりました。
できることなら、春学期でこれらの習得、平行してM1の間に、プチ・リサーチを2本前後できたらなぁと。
修論に向けてのスキルを身に付けられますし、リサーチ全体の理解もできるでしょう。
(個人的には、大学院に行ったのなら、これ位は習得するのはミニマム。逆にできてなければ、XXXという印象)
あるいは、入学前から、統計学やリサーチのイロハくらいは、勉強しておいた方がよいのでしょう。