*例によって、私の理解した、書けた範囲でのメモ。
■私的まとめ
・オープンサイエンスの取り組みは、国内ではまだ試行錯誤の段階か。
・具体の活動内容はともかく、トピックになることは、かつての機関リポジトリや学修支援の時と似ていることもある? 例えば、学内他部署との連携、人材育成とか。
・キーワードは、竹内講演の最後、最初に飛び込む「ファースト・ペンギン」求む。
■■オープンサイエンス時代の大学図書館員:教育、研究のパートナーになるために(竹内、千葉大学)
○「サポート」→「パートナー」。上下の関係ではなく。
■大学図書館の新しい機能をめぐる議論の整理
○"上から言われて"ではなく、政策と実践がからんで進んできた。
○オープンサイエンスとは
・単なるオープンアクセス+オープンデータ ではない。
・これまで以上にオープンで多様な可能性を持って行うことができるようになった研究活動の諸側面の総称(NIIオープンサイエンス基盤研究センター)
○国立大学図書館の「ビジョン2020」
・重点領域1(知の共有)
大学図書館が扱う「知」の範囲の拡大、再定義
・重点領域3(新しい人材)
"図書館員"というゼネラリストでやっていけるのか。
■これからの大学図書館をどう理解するか
○オープンサイエンスの前提は電子化である
○「1980年モデル」:冊子体蔵書群。総合目録を介した相互利用
・一つの帰結: ILL、洋雑誌は1999年?、和雑誌は2006年?をピークに減少
○大学図書館の役割
・大学図書館:Web上にデータを提供する1プレーヤーに
現状は、冊子体蔵書群とWebをつなぐ役割?
冊子体のデジタル化
近未来は、冊子体蔵書群が減少するのでは。
・これから
デジタルを主とし、紙と従となることを前提として、大学図書館機能の再構築を行う必要性。
目の前を流れる本の姿から自由になれない。
○中間まとめ
・オープンアクセスは、慣れ親しんだ「論文」でやりやすかった。
・「データ」は・・・
○論文とデータの違い
・オープン/クローズ
・研究者の認知
・図書館での扱い:
冊子体の時代から主要部分。データも標準化。
/基本的に特殊な扱い。実験データなどは蔵書の範疇外。
・流通粒度: 論文というスタイル/未確定 →扱いの戸惑いに
○研究データの取り扱い
・学内の関係機関と連携しながら・・・
■教育・学習との関わり
○ラーニングコモンズ
・バーチャルな空間も; 個人のアクティブラーニングも促す; 学内部署との活発な連携(ノーザンアイオワ大学のミッションステートメント)
・物理的コモンズ →仮想的コモンズ →文化的コモンズ(Beagle 2005)
・学修支援活動の実施率: ラーコモ設置数が増えても、これは横ばい(学術情報基盤実態調査)
"インフォメーション・コモンズ" の段階ではないか。
・千葉大アカデミックリンクで、学習相談件数は増加傾向
認知されれば伸びてくる。
・「教育・学修支援の専門性」は?
・専門性の可視化
図書館系と学務系職員の連携が必要(同志社・山田礼子)
・千葉大での履修証明プログラム
資料のデジタル化の中で、これをどう理解するか。
■研究との関わり
○「知の創出」への関与
・ゴールである論文のオープン化だけでなく、、、
プロセスへの関与。研究データ管理。
・この先・・・
研究費の申請、文献やノートの管理、執筆、投稿がデジタル基盤で行われる。
これが普通になれば、オープンアクセスも余計なお世話!?
○千葉大学の事例
・デジタル・スカラシップ
デジタルアーカイブ。教育への活用。
・リサーチ・コモンズ
RDM教材
■まとめに代えて
○本日のポイント
・オープンサイエンスの方向性: 大学図書館が目指すべき方向と基本的に一致
・デジタルコンテンツ中心の新しい大学図書館機能を実現するための第1歩を踏み出すべき
・ラーコモ: 関係部署との連携なども
○新しい大学図書館像
・政策アプローチ+実践アプローチ の関係性
・関係部署とのチームを形成しつつ、「図書館」らしい支援
-コンテンツ活用のための環境整備・・・
-アカデミックスキル
-ラーコモ
・シンガポール国立大では、図書館に360度ビジョンの提供
・海外事例では、データ管理計画の作成支援
・データのオープン化、未確定要素をいかに分かるようにするか。
・データポリシー策定ガイドライン(国立研究開発法人における)
ここにヒントがあるはず。
○戦略
・先導的事例をまずは作る!
やる気と関心(知識ではなく)を持っている図書館員を複数の機関から集めて、とにかく事例を作る。
○価値の再発見 + 新しい価値の創造
・求む、ファーストペンギン
■私的まとめ
・オープンサイエンスの取り組みは、国内ではまだ試行錯誤の段階か。
・具体の活動内容はともかく、トピックになることは、かつての機関リポジトリや学修支援の時と似ていることもある? 例えば、学内他部署との連携、人材育成とか。
・キーワードは、竹内講演の最後、最初に飛び込む「ファースト・ペンギン」求む。
■■オープンサイエンス時代の大学図書館員:教育、研究のパートナーになるために(竹内、千葉大学)
○「サポート」→「パートナー」。上下の関係ではなく。
■大学図書館の新しい機能をめぐる議論の整理
○"上から言われて"ではなく、政策と実践がからんで進んできた。
○オープンサイエンスとは
・単なるオープンアクセス+オープンデータ ではない。
・これまで以上にオープンで多様な可能性を持って行うことができるようになった研究活動の諸側面の総称(NIIオープンサイエンス基盤研究センター)
○国立大学図書館の「ビジョン2020」
・重点領域1(知の共有)
大学図書館が扱う「知」の範囲の拡大、再定義
・重点領域3(新しい人材)
"図書館員"というゼネラリストでやっていけるのか。
■これからの大学図書館をどう理解するか
○オープンサイエンスの前提は電子化である
○「1980年モデル」:冊子体蔵書群。総合目録を介した相互利用
・一つの帰結: ILL、洋雑誌は1999年?、和雑誌は2006年?をピークに減少
○大学図書館の役割
・大学図書館:Web上にデータを提供する1プレーヤーに
現状は、冊子体蔵書群とWebをつなぐ役割?
冊子体のデジタル化
近未来は、冊子体蔵書群が減少するのでは。
・これから
デジタルを主とし、紙と従となることを前提として、大学図書館機能の再構築を行う必要性。
目の前を流れる本の姿から自由になれない。
○中間まとめ
・オープンアクセスは、慣れ親しんだ「論文」でやりやすかった。
・「データ」は・・・
○論文とデータの違い
・オープン/クローズ
・研究者の認知
・図書館での扱い:
冊子体の時代から主要部分。データも標準化。
/基本的に特殊な扱い。実験データなどは蔵書の範疇外。
・流通粒度: 論文というスタイル/未確定 →扱いの戸惑いに
○研究データの取り扱い
・学内の関係機関と連携しながら・・・
■教育・学習との関わり
○ラーニングコモンズ
・バーチャルな空間も; 個人のアクティブラーニングも促す; 学内部署との活発な連携(ノーザンアイオワ大学のミッションステートメント)
・物理的コモンズ →仮想的コモンズ →文化的コモンズ(Beagle 2005)
・学修支援活動の実施率: ラーコモ設置数が増えても、これは横ばい(学術情報基盤実態調査)
"インフォメーション・コモンズ" の段階ではないか。
・千葉大アカデミックリンクで、学習相談件数は増加傾向
認知されれば伸びてくる。
・「教育・学修支援の専門性」は?
・専門性の可視化
図書館系と学務系職員の連携が必要(同志社・山田礼子)
・千葉大での履修証明プログラム
資料のデジタル化の中で、これをどう理解するか。
■研究との関わり
○「知の創出」への関与
・ゴールである論文のオープン化だけでなく、、、
プロセスへの関与。研究データ管理。
・この先・・・
研究費の申請、文献やノートの管理、執筆、投稿がデジタル基盤で行われる。
これが普通になれば、オープンアクセスも余計なお世話!?
○千葉大学の事例
・デジタル・スカラシップ
デジタルアーカイブ。教育への活用。
・リサーチ・コモンズ
RDM教材
■まとめに代えて
○本日のポイント
・オープンサイエンスの方向性: 大学図書館が目指すべき方向と基本的に一致
・デジタルコンテンツ中心の新しい大学図書館機能を実現するための第1歩を踏み出すべき
・ラーコモ: 関係部署との連携なども
○新しい大学図書館像
・政策アプローチ+実践アプローチ の関係性
・関係部署とのチームを形成しつつ、「図書館」らしい支援
-コンテンツ活用のための環境整備・・・
-アカデミックスキル
-ラーコモ
・シンガポール国立大では、図書館に360度ビジョンの提供
・海外事例では、データ管理計画の作成支援
・データのオープン化、未確定要素をいかに分かるようにするか。
・データポリシー策定ガイドライン(国立研究開発法人における)
ここにヒントがあるはず。
○戦略
・先導的事例をまずは作る!
やる気と関心(知識ではなく)を持っている図書館員を複数の機関から集めて、とにかく事例を作る。
○価値の再発見 + 新しい価値の創造
・求む、ファーストペンギン
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