システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

大学図書館員のためのブランディング講座_2

2011-06-24 19:19:57 | イベント参加
■講義2 ブランディングで課題をいかに解決するか

●今日のグループワーク
→課題抽出 
→課題分析
 ・誰がハッピーに?
 ・何が変わるか
→ターゲットの選定、使うメディアの選定
 *)ポスターだったら、10の内2が伝わればいい
   →残りは、スタッフに、HPへ。それを促していく。
→表現技術(キャッチを使うか、写真をどうするかなど)

・風呂敷を広げてみる
・固定観念にしばられない
・ありえないものをくっつけてみる

●K外大での映像作成(講師)
○課題のインタビュー
 ・図書館に来ない学生、サービス等がどの程度伝わっているか
○講師の戦略
 ・注力する場所: 「堅い」イメージを変えてみる。
 ・何が刺さるかって分析は難しい。トライアンドエラー。
○撮影4時間、編集徹夜の映像上映(8分ほど)
 ・Side A: 軽快な音楽で紹介していく
 ・Side B: 同じ映像を使い、サッカーの中継をかぶせるような紹介
      最後に真面目に紹介
 ・他に、不動産屋バージョンも考えた。いい物件=図書館を紹介
 ・館内で当てレコをした。そういう姿を見せるのもブランディングかと。

●質疑
Q: 白黒でインパクトを与えるポスターの作り方
A: カラーと同じで作ると、見劣りする。白黒メディアの新聞を参考にしては?
  どうやったら通る人が足を止めてくれるか。
  例:全面黒、白抜きでキャッチ

Q: 館内にポスターを貼りすぎると、うるさくなるけど。
A: 図書館て、ポスター多いよね。ドラッグストア状態。
  館内マナー啓発も、貼りすぎると"風景"になる。さりげなく"いい場所"に貼る。
  某会社では、トイレの個室に社員向け啓発ポスター。 ◆いいね!

 S医大のTさんからコメント
 (極論すると館内掲示の責任者を1名設けた方がいいと思ったこともあるが? という私の質問に対して)
 ・担当部署は3名と少ない。ポスター作成は1?名。
 ・作り方のルールは決めている ◆お?
 ・古い掲示を整理することはまだ
 ・統一感を意識している

○講師Yさん
何も入れない場所を設けることで、ポスター(など)が際立つこともある。
「聞いてみたい」と思わせれば、8割成功。
  "ワニ博士に会えるポスター"
詰め込みすぎないことは、何に付け、言えること。 ◆なるほど!

○講師Wさん
・広告ライターの世界では、先輩→後輩で言われるのは、"削る"こと。
・URL直打ちは無理。「検索」ってのはベター。
・"いい情報"を、ターゲットに、いかに伝えるか。
 ターゲットがどう伝えてくれるかを考えてみる。
・キャッチコピーの考え方
 例)ラブレター。"市場調査" 相手の好みを聞いてみたり、渡す手段を考えてみたり(直接? げた箱?)
・スーパーの例
 動線は計算されている。野菜の並べる順、平積みの高さも。
 図書館でも同じではないか。

Q: "人(学生)を育てる"視点から
A: 学生に引き出しを増やしてあげるのか、駆け込み寺のようにするのか。
  ターゲットをマスを対象にするのではなく、絞る(そうすれば、拡散しない)。

Q:
A: 地域活性関連イベントでは、キーマンを作って、そこから広げる。
地域に入って、そこからイベントの紹介につなげた。
高校からも生徒を出してくれて、変わっていった。

Q: 素人が動画を撮影する時の根本的なアドバイス
A: 静岡の高校生にやってもらったことがある。発想が柔軟。
  三脚は使った方がいい(ぶれるとブレに視線が行く)
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※写真は、私たちの班の発表資料です。グループ名として架空の名前の団体名としました。もし、同じ名前の団体があったとしても一切関係ありませんので、ご了承下さい。
本来であれば、資料中に研修資料である旨や、架空の名前である旨を記載すべきですが、時間の点で行き届かなかったこともご了承ください。

班名を決める時点で、架空のプロポーザルをする可能性を考慮し、上昇マークの絵文字をモチーフに作りました。その絵文字からロゴ的に作ることも想定しましたが、時間的な都合もあり、中途半端になっている点はご了承ください。
なお、公開について班員の同意は得ております。
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