システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

「OPAC」という用語の話: CiNiiアンケートに書いたこと

2014-12-17 17:20:00 | マーケティング
CiNiiアンケートに「OPAC」という用語について、こんなコメントを書きました。
記名で出しているのですが、ご紹介まで。

(以下、CiNiiアンケートへの回答。一部修正。)
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1) 各所に「OPAC」という説明が必要な表現(所蔵館の一覧画面)。
各大学図書館サイトでも「OPAC」という表現は消去されるべき
(ないし、使うなら一般用語でないと認識した上で使うべき)と思います。しかし、CiNiiに表示させることで、一般用語であると公的に発信しているのと同等の意味合いが出ます。

「蔵書検索」「所蔵データ」「所蔵」「各館データ」などを叩き台に検討してはどうでしょうか。

ついでながら、「OPAC」は英語ではないので、英語画面に表示するのは不適切ではありませんか。"Catalog"などを叩き台に検討してはどうでしょうか。

見方を変えると、各図書館名称→蔵書目録にリンク、というデザインでよいようにも思います(変更直後の混乱はあるとして)(リンクの有無で識別する必要度の大きさも検討要素でしょうが)。

現在は、各図書館名称→所在地や利用条件にリンク、となっていますが、NACSIS-CATを転用した残滓ではないでしょうか。一般利用者がここから利用条件を確認するのは多くないと推測しますし、各図書館サイトで案内してあればよいように思います(CiNii上では、どのみち不十分な情報です)。
この情報が必要であれば、横に小さく「連絡先」「所在地等」「利用条件等」「Contact」と出してあればいいのではないでしょうか。
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