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システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

『情報アーキテクチャ. 第4版』(オライリー・ジャパン, 2016)

2023-04-17 22:01:50 | 本の紹介
『情報アーキテクチャ. 第4版』(オライリー・ジャパン, 2016) ISBN:978-4873117720 Webでの情報の見せ方について、ちゃんと勉強したことがないので、手に取ってみた。500ページほどあるが、流し読み(飛ばし読み)程度にて。 ●第3章、3.2 情報ニーズ 情報検索のモデルについて触れている。 「既知情報探索」「探求探索」「全数探索」。 つづく、3.3 情報探索行動では「 . . . 本文を読む

熊野古道に関する本など

2022-12-17 19:18:03 | 本の紹介
熊野古道に関する本(など)をいくつか読んだので、メモを残しておきます。 ●熊野古道館にあった藤原定家日記のイラスト版 後鳥羽上皇の熊野行幸に随行した藤原定家の日記をイラストにして展示されています。 じっくり見ないところでしたが、隣の茶屋の女性が「寒くてたいへんとか書かれていて、面白い」と話されていて、写真を撮って、あとで見てみました。 結構駆け足日程だったことや、那智〜大雲取・小雲取〜本宮を . . . 本文を読む

『民主主義とは何か』(宇野重規、講談社現代新書、2020)

2022-01-23 16:17:07 | 本の紹介
『民主主義とは何か』(宇野重規、講談社現代新書、2020)  978-4065212950 民主主義のことを改めて少し勉強してみたいと読みました。以下、簡単な感想。 ・民主主義のコア、ないし要点とは一体何か。学校でも習う言葉なのに。 ・本書は、民主主義を「参加と責任のシステム」と位置づけている。 一方、同志社大学での政治学の授業では、(正確な表現は忘れたが)リーダーの「置き換え可能性」と . . . 本文を読む

ハミングバード、Hummingbirdのメソッドを使った(らしき)日本語の本

2022-01-23 16:12:31 | 本の紹介
いくつか調べてみると、日本語でハミングバード、Hummingbirdのメソッドを紹介した(らしき)本がありました。 『英語の発音がみるみるうまくなる : CD付き』(ナツメ社, 2004)  ISBN:4816336060  https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA69631873 悪くないようにも思いましたが、以下、感想(私の場合、自分の覚えた方法が前提になっているので、どうし . . . 本文を読む

20歳代の頃、英語の発音を覚えた内容のDVDを購入(ハミングバード。Hummingbird : interactive speech method)

2022-01-23 16:09:52 | 本の紹介
20歳代の頃、英語の発音を覚えた内容のDVDを購入しました。 『Hummingbird : interactive speech method : pronunciation course in American English』です。 CiNii Booksではこちらの資料。 ・DVD: https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA68950490  #「course」のスペル、タ . . . 本文を読む

『大学は何処へ』(吉見俊哉著, 岩波新書, 2021)

2022-01-11 21:36:28 | 本の紹介
『大学は何処へ』(吉見俊哉著, 岩波新書, 2021) 978ー4004318743 高等教育の歴史って、なかなか知らないなぁと再認識。 どこまでが「フツーに知っておくべき範囲」かというのはあるにせよ。 ●第1章から痛快。 戦中期に大学の(理工医の)大増強があった。戦争で衰退した高等教育でなく、戦争(社会的ニーズ)で拡大したと。 青学まで(文系廃止に抗して)工業専門学校を設置している。 ht . . . 本文を読む

『「色のふしぎ」と不思議な社会 :2020年代の「色覚」原論』(‎筑摩書房、2020)

2021-07-04 13:24:32 | 本の紹介
『「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論』(‎筑摩書房、2020) 978-4480860910 色覚に関して「異常」とは何かとか、「差別」について、様々な議論を紹介した本。いろいろと新しい知見が得られた。著者も色覚「異常」の方とか。 以下、簡単ながら、感想メモ。 「異常」については、思いっきり極論すれば、色覚異常って、辛口カレーを食べられない人とか、薄味おひたしに醤油 . . . 本文を読む

『世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった 最高のがん治療』( ダイヤモンド社、2020)

2021-04-12 20:33:47 | 本の紹介
『世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった 最高のがん治療』(津川友介ほか、ダイヤモンド社、2020) 978-4478106891 新聞広告か紹介記事か何かを見て、タイトルをメモしていた本。 読み始めて最初の印象は「何をキャッチーなタイトルを付けているのか」。要は「標準治療」こそ最高の治療ということを伝えたい本のようだ。 しかし、改めて考えると、がんについて悩んでいる人が書店等で変な本を . . . 本文を読む

『漢語の謎 : 日本語と中国語のあいだ』(荒川清秀、2020)他1冊

2021-02-06 15:31:31 | 本の紹介
A.『漢語の謎 : 日本語と中国語のあいだ』 (荒川清秀、ちくま新書、2020) 978-4480072856 B.『近代知の翻訳と伝播 : 漢語を媒介に』 (陳力衛、三省堂、2019) 978-4385360959 (B)『近代知の翻訳と伝播』を中国人留学生に教えてもらい、同志社の蔵書検索で調べると、類似資料として(A)『漢語の謎』が出てきました。 最初はいずれも理解しにくい感じがしました . . . 本文を読む

『海外で研究者になる : 就活と仕事事情』(増田直紀、2019)

2021-02-06 14:28:27 | 本の紹介
『海外で研究者になる : 就活と仕事事情』 (増田直紀、中公新書、2019) 978-4121025494 イギリスで大学教員を務める著者による、まさしく大学教員就活と仕事事情の話。 イギリスを中心に、いくつかの国の大学教員事情、大学事情を知るのによかった。イギリスの大学職員のことも出てきました。 Cover letter など聞いたことがない人には、応募書類のイロハを知るにもいいと思います。 . . . 本文を読む