流動食日記

流動食 言いたいほうだい。

季節労働者 ブルース   完結編

2012-01-17 00:36:08 | ブログ 流動食日記
  ワシ の  18歳の時の  初任給 は 四万五千円位 でしたか、、、   で  十九歳で 期間契約で 貰えたのは フルで 二十五万円 位でした。 年齢から言えば  正社員で 普通の就職 しても  五万円位 っきゃ貰えない でしょう。         自分では 賢い 選択や  思いました。  しかも  三か月は  遊んでて 保険金 が  入って来る。  正解でしょ?     今の 派遣のシステムは  可哀そう です。    ワシら   衣 食 住  保障されて の 収入 でしたから。  金 なくても  全然 平気でしたね  三食 社員食堂  使えば  食うに 困ることも 無かったし  金 持ってなくても 食券 給料引きで  貸してくれましたから。          さて 多国籍軍  ほとんど エイリアンの  おっちゃん達 には いろいろ 勉強 させて もらいましたね。  結局 出稼ぎに 来てる わけだから  田舎に 仕送りする為  働いとる訳です。  だから じつに 質素。 寮が  離れて 会社 民間 問わず バス 通勤の 場合 でも 三食 社員食堂で 済ませる。  休みの日は 共同の台所で インスタントラーメン。 もっと 倹約する人 なんか 鍋で ご飯 炊いてやした。   給料も  ほとんど 仕送りです。  ワシ  なんか  即  スナック通い してましたけどね。    なにしろ  ローカル色 豊かな  連中 なもんで 通訳 必要な位     会話には  苦労しました。  苦労と 言えば  ほかに  一つだけ  毎週シフト 出勤に 合わせないと  いけないので    睡眠時間の 調整 ですね。   寝つき  今でも ですけど 悪いんですよ。  で 青森、秋田、の  親父に 相談 すると  日本酒 コップで 一気に 飲んで 寝ろ てば言うし   沖縄の おっちやんは  泡盛  飲め 言うし  夜勤の  週は 昼間 寝付く のに 苦労 したなあ。   為に  ウイスキー  コップで 飲むの 鍛えられ(もちろん ストレート)  今 みたく 飲んべに   成り果てたんです。  こんな 暮らし  あっちの町  こっちの町 で  三年ほど  期間社員 経験 しました。      あの頃は  失業保険切れて  貯え  無くなっても  まるで  あせること なく  どっかの 大きな駅の ホール上って 行けば   どこかの 会社が 募集の  スタッフ手配 してたからね。  また働くか みたいな 感覚で  生きてました。 今 思えば規制緩和  以後の  アウトソーシング  派遣会社 乱立以前 は  天国でしたばい。   今の派遣 なんて ひどいもんだねでも   貯金するでもなく    強く なったのは  酒だけ と 言う  なんら 実り なき 時代 では ありました。   完!