月面着陸50周年に合わせ、今年7月に公開された映画『アポロ11 完全版(2019)』がネットで観れるようになった。DVDやブルーレイの発売日は未定である。
映画『アポロ11 完全版』公式サイト
http://apollo11-movie.jp/
70mmフィルムを4Kリマスターして高精細にした映画だ。本編90分は、まさに究極のリアリティで、とても50年前に撮影したものとは思えない。ぜひご覧いただきたい。
映画『APOLLO 11(原題)』(2019)-邦題:『アポロ11 完全版-アメリカ本国版の予告編』
Prime Video: 開く
YouTubeムービー: 開く
関連動画:
「月着陸に命をかけた男たち ~アポロ計画がのこしたもの~」
20世紀の記録 月への挑戦/人類の偉大な一歩
「かぐや」HDTVによるアポロ11号着陸地点付近(再生リスト)
Apollo 11 - Day 1 (Full Mission): 再生リスト
関連記事:
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アポロに搭載された計算尺(Pickett N600-ES)
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早速観ました。
Apollo計画の導入編といった感じを持ちました。
劇中に説明もなく出てくるDiskeyとか1201エラー1202エラーといった用語は、知っている人には分かります。一方、知っていることでチョットした優越感も得らますね!
今年に入ってから、Apollo計画に関する多くの動画がYoutubeで観られるようになっており、ほぼ全てを観ました。興味をもてるものは殆ど吹き替えや字幕無しのものなので、英語の練習を兼ねて何度か観ました。
なかでも Apollo 8 は複数のぶっつけ本番の項目があり、技術的に最もリスクの高いミッションのようです。プログラム全体は、新技術を一歩づつ確認するように進められてきたのですが、ロシアが巨大ロケットの打ち上げ間近とのCAIからの情報に基づき、政治的な理由から Apollo 8 で有人月周回軌道投入を一気に実行する判断がなされたようです。
個人的には、Apollo 8 がプロジェクト全体の一番の山場ではないかと思っています。マイクロプロセッサに搭載したプログラムで軌道制御や燃料噴射制御を行うのが最大のリスク要因だったようです。ここでマンマシンインターフェスとして Diskey (Display + Keyboard) が発明されました。
Apollo 8 がリスクの高いミッションだというのは、以下の動画で見られます;
https://www.youtube.com/watch?v=1e2AnpbGLqw
一度ご覧ください、プログラムへの理解が深まって、お勧めです!
その他、古い動画で各ミッションごとの技術面のアスペクトをまとめたものもお勧めです。
僕もこの夏はアポロ計画の動画やテレビ番組をたくさん見ていたので、映画『アポロ11 完全版(2019)』で解説は不要でした。着陸直前に出たエラーの意味も理解していました。
アポロ8号は11号につながるために、とても重要な役割を果たしましたね。NHKでも8号に特化した番組を放送していました。ご紹介いただいた動画を見てみます。