先日も能登半島で地震があったばかりだが、日本に住んでいるかぎり誰にとってもこれは人ごとではない。
前から父に家の井戸ポンプ用の発電機を買いたいので適当なのを探しておくように言われていたのだがのびのびになっていた。災害時にいちばん大切なのは水だ。飲料水はペットボトルを買っておけばいいが、困るのはトイレだ。水が流せなくなるのはかなり辛い。
調べてみると本当にいろいろあるものだ。どれを買っていいのか迷ってしまう。ホンダのだけでもこのような機種が売られている。自動車用のガソリンを入れて動かすタイプだ。ホームセンターで見かける900VAくらいの小型タイプを買えばいいのかと思ったが、そうではないらしい。(VAとはボルトｘアンペアという単位）
このページに使いたい電気機器の消費電力とそれに対応する発電機が一覧になっている。地下水用の発電機の消費電力は400Wでかなり電気を使う。2.2-2.4KVAの大型タイプが必要だということがわかった。もちろんホームセンターには売っていない。
このクラスには２種類あることがわかった。30Kgくらいの軽い(?)タイプは通常のもので50Kgくらいの重いタイプはきれいな正弦波で交流電流を出力できるため、パソコンや精密機器にも使うことができる。でも15万円～25万円は結構高いな。。。。いろいろ調べてみたら8万円から11万円で手に入りそうだ。高い機種でパソコンが使えるのはいいが、停電時にはインターネット回線も使えないだろうから意味がない。
ガソリンも備えておかなければならないが、ガソリンは灯油と違い発火温度が低いため、取り扱いが危険だ。外に保管して放火にでもあったら大変なことになる。（灯油だったらライターで火をつけても発火しない。）またガソリンは劣化するので３ヶ月に一度交換しなければならない。
ということで太陽光発電では無理かと探してみると。。。あった、あった！「ソーラー発電セット」というのが売られている！災害時に運を天気まかせというわけではない。普段からちゃんと充電しておくわけ。でもこの会社のだと最大出力で280Wか。。。。それに25万円もする！井戸ポンプに使うのは無理なようだ。太陽光発電で400W以上を得るには、やはり「サンビスタ」のように大掛かりな設備が必要なようだ。工事費用は200万円～300万円くらいかな。
次に思いついたのは車の12V電源から100V交流電源を出力させるための「カーインバーター」だ。車を発電機として使うというアイデア。オートテックなどのショップでは60-130Wくらいのが売られている。ちょっと無理かなと思って調べてみると2500Wくらいのまで売られていることがわかった。そんなに車から出力できるものなのか。。。大丈夫なのかな？（ちなみに600Wくらいのは6万円、2500Wタイプは15万円くらい。）
とりあえず必要なのは400Wくらいなので、この出力のをヤフオクや楽天あたりで調べてみると750W-1000Wくらいのでもなんと1万円以内で手に入りそうだ。2000Wのハイパワーで2万5千円というのもあるようだ。クルマには家庭用のよりずっと強力なエアコンがついているわけだからこのハイパワーもうなづける。
発電機はやめにして、インバーターにしてみようかな？？そうすればガソリン発火の危険性はないわけだし。発電機にせよインバーターにせよ、値段はピンきりだ。インバーターについては数千円から数十万円。もちろん値段が安いものは「安かろう、悪かろう。」だ。値段の違いは出力の大小はもちろんのこと、得られる交流電流の品質に大きな違いがあるためだ。高いものはきれいな正弦波を出力し、安物は矩形波である。正弦波と矩形波の違いについては、しっかり把握しておかなくてはならない。(こちらも参照）
ともかく選択は父に任せよう。
5月19日に追記：
定格2000Wクラスの矩形波インバーター（ヤフオクで２万５千円くらい）は、連続稼動時間が30分くらいだということがわかった。車のバッテリー容量や発電能力によるものだろう。ともかくこれでは災害時に使えない。もしインバーターを買うのであれば多少金額は高くなっても300W - 600Wの正弦波インバーターにしたほうがよさそうだ。（ちなみに定格出力130Wの矩形波インバーターは既に持っている。ノートパソコンの充電にはこれで十分である。）
あと、家の井戸ポンプの消費電力は260Wであることがわかった。とすると発電機のワット数は900VAでぎりぎり、1600VAで余裕というところか。8万円～13万円の出費になりそうである。
以下は自分のためのブックマーク：
電気製品のワット数と発電機との対応表：
http://www.honda.co.jp/generator/special/select.html
正弦波と矩形波の違い：
http://www.555.ne.jp/horobasyatai/hondaeu9i.html
発電機(製品情報）：
http://www.honda.co.jp/generator/
http://www.ympc.co.jp/generator/index.html
発電機（激安ショップ）：
http://www.rakuten.ne.jp/gold/mitsuyoshi/index.html
http://www.wisecart.ne.jp/mitsuyoshi/3.1/2/
http://www.honda-walk.com/eshopdo/refer/refer.php?sid=tizsv13&cid=1&vmode=3
インバーター：
http://www.etech-japan.com/product/dokuritu_inverter.html
http://list1.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084210958-category-leaf.html?alocale=0jp&apg=9&mode=1
http://directory.rakuten.co.jp/rms/sd/directory/vc?s=1&tz=202486&v=2&p=0&f=0&o=3&oid=000&k=0
http://store.yahoo.co.jp/excellent/a5a4a5f3a52.html
http://www.rakuten.co.jp/iida/460974/609313/
http://item.rakuten.co.jp/onegain/c/0000000300
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前から父に家の井戸ポンプ用の発電機を買いたいので適当なのを探しておくように言われていたのだがのびのびになっていた。災害時にいちばん大切なのは水だ。飲料水はペットボトルを買っておけばいいが、困るのはトイレだ。水が流せなくなるのはかなり辛い。
調べてみると本当にいろいろあるものだ。どれを買っていいのか迷ってしまう。ホンダのだけでもこのような機種が売られている。自動車用のガソリンを入れて動かすタイプだ。ホームセンターで見かける900VAくらいの小型タイプを買えばいいのかと思ったが、そうではないらしい。(VAとはボルトｘアンペアという単位）
このページに使いたい電気機器の消費電力とそれに対応する発電機が一覧になっている。地下水用の発電機の消費電力は400Wでかなり電気を使う。2.2-2.4KVAの大型タイプが必要だということがわかった。もちろんホームセンターには売っていない。
このクラスには２種類あることがわかった。30Kgくらいの軽い(?)タイプは通常のもので50Kgくらいの重いタイプはきれいな正弦波で交流電流を出力できるため、パソコンや精密機器にも使うことができる。でも15万円～25万円は結構高いな。。。。いろいろ調べてみたら8万円から11万円で手に入りそうだ。高い機種でパソコンが使えるのはいいが、停電時にはインターネット回線も使えないだろうから意味がない。
ガソリンも備えておかなければならないが、ガソリンは灯油と違い発火温度が低いため、取り扱いが危険だ。外に保管して放火にでもあったら大変なことになる。（灯油だったらライターで火をつけても発火しない。）またガソリンは劣化するので３ヶ月に一度交換しなければならない。
ということで太陽光発電では無理かと探してみると。。。あった、あった！「ソーラー発電セット」というのが売られている！災害時に運を天気まかせというわけではない。普段からちゃんと充電しておくわけ。でもこの会社のだと最大出力で280Wか。。。。それに25万円もする！井戸ポンプに使うのは無理なようだ。太陽光発電で400W以上を得るには、やはり「サンビスタ」のように大掛かりな設備が必要なようだ。工事費用は200万円～300万円くらいかな。
次に思いついたのは車の12V電源から100V交流電源を出力させるための「カーインバーター」だ。車を発電機として使うというアイデア。オートテックなどのショップでは60-130Wくらいのが売られている。ちょっと無理かなと思って調べてみると2500Wくらいのまで売られていることがわかった。そんなに車から出力できるものなのか。。。大丈夫なのかな？（ちなみに600Wくらいのは6万円、2500Wタイプは15万円くらい。）
とりあえず必要なのは400Wくらいなので、この出力のをヤフオクや楽天あたりで調べてみると750W-1000Wくらいのでもなんと1万円以内で手に入りそうだ。2000Wのハイパワーで2万5千円というのもあるようだ。クルマには家庭用のよりずっと強力なエアコンがついているわけだからこのハイパワーもうなづける。
発電機はやめにして、インバーターにしてみようかな？？そうすればガソリン発火の危険性はないわけだし。発電機にせよインバーターにせよ、値段はピンきりだ。インバーターについては数千円から数十万円。もちろん値段が安いものは「安かろう、悪かろう。」だ。値段の違いは出力の大小はもちろんのこと、得られる交流電流の品質に大きな違いがあるためだ。高いものはきれいな正弦波を出力し、安物は矩形波である。正弦波と矩形波の違いについては、しっかり把握しておかなくてはならない。(こちらも参照）
ともかく選択は父に任せよう。
5月19日に追記：
定格2000Wクラスの矩形波インバーター（ヤフオクで２万５千円くらい）は、連続稼動時間が30分くらいだということがわかった。車のバッテリー容量や発電能力によるものだろう。ともかくこれでは災害時に使えない。もしインバーターを買うのであれば多少金額は高くなっても300W - 600Wの正弦波インバーターにしたほうがよさそうだ。（ちなみに定格出力130Wの矩形波インバーターは既に持っている。ノートパソコンの充電にはこれで十分である。）
あと、家の井戸ポンプの消費電力は260Wであることがわかった。とすると発電機のワット数は900VAでぎりぎり、1600VAで余裕というところか。8万円～13万円の出費になりそうである。
以下は自分のためのブックマーク：
電気製品のワット数と発電機との対応表：
http://www.honda.co.jp/generator/special/select.html
正弦波と矩形波の違い：
http://www.555.ne.jp/horobasyatai/hondaeu9i.html
発電機(製品情報）：
http://www.honda.co.jp/generator/
http://www.ympc.co.jp/generator/index.html
発電機（激安ショップ）：
http://www.rakuten.ne.jp/gold/mitsuyoshi/index.html
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http://www.honda-walk.com/eshopdo/refer/refer.php?sid=tizsv13&cid=1&vmode=3
インバーター：
http://www.etech-japan.com/product/dokuritu_inverter.html
http://list1.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084210958-category-leaf.html?alocale=0jp&apg=9&mode=1
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