PM7:00に2PMの事を考える

クリームソーダ的宇宙

アナウンサー!春物語 第11話 前編

2013-06-24 17:01:18 | アナ春

湾岸プチテレビ。

黄桜が右太郎にケンカを売ろうとしていたその頃…。

 

伊藤純保は、「アナウンサー1日体験」のイベントに取りかかっていた。

純保と右太郎が日替わりで行うこの企画。

今日は純保が担当だ。

朝から20時まで、時間刻みで、

当選した10人の幸運な視聴者たちに手取り足取りアナウンス技術を体験させる。

もちろんすべて女性。

純保と右太郎のファンは10代から80代までと幅広い。

 

Pスタジオでファンを迎える。

 

「最初のかた、どうぞお入りください」

この日ばかりは純保もぬいぐるみなどを身に着け、特別サービスでかわいく演出した。

 

 

トップバッターの女性がやってきた。

小柄で茶色いヘアスタイル。つぶらな瞳に身を守るようなアイライン。

同い年くらいだろうか?

靴はクリスチャン・ルブタン?

おしゃれに目の無い純保は注目した。

「こんにちは、伊藤純保です、今日はアナウンサー1日体験に来てくれて、ありがとうございます。靴、素敵ですね」

女性の瞳を見つめながら笑顔で話しかけた。

 

その瞬間、女性はなにか、茫然としているように見受けられた。

「あ・・・・・・ありがとうございます。・・・あの、私はシュウコといいます」

「シュウコさん?わあ、うちの上司と同じ名前ですよ。ご縁がありますね。今日は楽しんで行ってください」

「は、はい…」

 

体験は、ニュース22のスタジオで実際にニュースを読んでみたり、

それを写真撮影したりする簡単なものだ。

一通りの体験をし、もう終わり、というその時。

シュウコさんが口を開く。

「あの、伊藤さん、一つお願いがあるんですが・・・。

ニュース22で張本さんがたまにダンスするじゃないですか?伊藤さんは踊れないんですか?」

「えっ」

「僕も・・・踊りは好きです。回転も好きです。でもあれは張本の特権なんですよ。だから僕は・・・」

張本の領分を奪うわけにはいかない。

意外に控えめだ。

「やっぱり踊れる方ですか。そのヒップを見てそう思っていました。・・・特別に、踊ってはいただけませんか?」

 

悩む純保。

 

「実はわたし、今日、誕生日なんです。今日で30歳になりました」

「誕生日?わあ。それはおめでとうございます!そうですか。うん、喜んで踊りましょう、歌いましょう」

大義名分ができた。実は踊りたくてうずうずしていたのだ。

 

おもむろに上着を脱ぐ。

はっぴばあーすでいとぅゆうーーーーー

汗だくだ。歌つきだ。

はっぴばあーすでいつぅゆぅううー

指をさされた。

はあっぴばあすでぃでぃあシュウコさあん

あざやかに回転する。

はあぴばあすでいとぅゆううううーーーうううーー

特別におんぶする。

 

 

シュウコは、完全に、恋に落ちた。

 

 

実は彼女、プチテレビの伊藤になどまったく興味はなかった。

ライバル局TVSの神田大成アナの追っかけだったのだ。

神田大成も踊れるアナウンサーとしてTVSが押している。

彼女は踊りの巧い男性が好きだ。そしてつぶらな瞳の男性も。

 

だがしかし、今日、伊藤に会った瞬間、神田にも負けない純保のつぶらな瞳に心奪われた。

さらに今踊りの巧さに心を掴まれた。

そして歌声の裏声。

おぶってもらった背中の筋肉。

「・・・伊藤さん、ありがとうございました。最高の誕生日です。あの、言わせてください。好きです。付き合って下さい」

「おお、、嬉しいです。ふふ、そうですね、考えておきます」

軽く受け流された。

いや、わかっているのだ。

所詮、サラリーマンとはいえ半分芸能人と、自分は一般人。

2人を隔てる壁は高い。

それに私にはカレシがいる。

 

だけど、アナウンサーの中では、今後はあなただけみつめてるよ、そう心に決意した。

 

そんな様子をスタジオの隅でハルナが見ていた。

(いつもの先輩だなあ、女子ウケもいいし、かっこいいしさ…)

いま何をしてもダメなことは良くわかっているが、遠くからでも純保を見ていたいのだった。

 

 

///////////

湾岸の原っぱ。

黄桜と張本が向かい合っている。

 

「久しぶりだな、張本。懇親会で飲んで以来か…。ふ、今覚えばおれに接近したのも思惑があってのことだったんだよな?」

右太郎は、レイが黄桜賛成と付き合いだしたと聞き、賛成に興味をもち、一時期接近していたのだった。

「まあいい、・・・いまは副社長とアナウンサーという仮面は外して話そう。

もうレイにつきまとうな!」

賛成が右太郎を指さす。

 

 

「仮面を外していいんですね、副社長…。ではいわせていただき、ますよ…?

おい、なに指さしてんだよ?つきまとう?はあ?まじむかつく」

 

 

「それがお前の本性か、張本。よくきけ。僕はレイにプロポーズした。いずれは僕の妻になる。

でもレイは君の怪我に責任を感じているようで即答してくれなかった。なあ、もうレイを解放してくれよ?」

プロポーズ。

右太郎に衝撃が走った。

「黄桜さんよう、なにかカン違いしてるよな?

おれはレイにつきまとってもいないし、怪我の事で負担をかける気はない!

お前こそ恋人の気持ちに自信が持てないのか?所詮その程度の関係なんだろ?!」

「なにをっ?!」

カッとした賛成。怒りが頂点に達した。

 

賛成は右太郎の右頬にパンチを食らわせ、右太郎はその場に倒れ込んだ。

「おい!いくら仮面を外すっていっても、俺はアナウンサーなんだぞ!顔はやめろ、顔はぁ!」

黄桜もさすがに悪いと思ったのか張本に手を貸そうと近づいた。

その瞬間、張本の指突きが黄桜の腹にヒットした。拳銃以上の威力。

 

ふたりの殴り合いは終わらない。

 

そこに、2人の不在に気が付き、近辺を探していたレイが止めに入った。

「何してるの!」

「あ」「あ」

 

「うーたん、顔腫れてるよ!ちょっと賛成、殴ったの?!ひどいんじゃない?」

「すみません…」賛成、反省。

「まったく!うーたん、すぐに病院にいこう?今日もニュースあるでしょ?」

「・・・ん、だいじょうぶ、1人でいくよ」

「でも」

「だいじょうぶだよ。それより、こいつ、ほんとに・・・レイのこと・・・」

(大切に思ってるんだな・・・。

いけ好かないやつだと思っていたけど、こいつ、いいやつだな…。)

賛成の拳に、マジを感じていた。

 

(ただのボンボンだと思ってたけど。ケンカも強いし、ホネがあるじゃねえか…。)

「うーたん?」

「レイ、俺、大丈夫だ」

そういって微笑む。

そして右太郎は地面に座っている賛成に向かって言う。

「おい、黄桜!うじうじ考えるな。目の下にクマできてるぞ・・・。もっと自信を持て!」

「張本?」

「レイ、・・・おれは病院いってスタジオいくからこいつの面倒みてやれ。

おれは一人で、平気さ…」

うーたんの様子、いつもと違う…。

「あばよ」

 

大人になったのかな、レイはそう思いながら右太郎を見送った。

 

―第11話後編につづく―

 


ソウルコンからはや2日記念企画-改名とオクリゲスと女優-

2013-06-24 12:05:15 | 2013ソウルコンカウントダウン企画

改名したほうがいいかもしれません。

なにをって?

ブログの名前です。

もはやPM7:00どころか四六時中2PMのことを考えていますよ。

「ナヌン四六時中イムニダぁー」(c)みんじゅん

いや改名しませんけど。いやぁ今日ブログ開いたとき違和感あったわー。7時に・とか何言ってんの自分って感じ?

私のキャリアすべて台無しにするとしても私はむしろ嬉しいかもしれないって気がしちゃう・・・って

捨てるほどのキャリアはないよ~ん。爆。

いや、これ、オクがキャリア捨てるとか言うから、天秤っていうんですか?綱引き?それをいうならかけひき?が成り立つんですね!

一般人がいうと何の説得力もないよね!

なんかさらっと上から(天上界から)目線だよね!

 

 

話それた。

 

 

ソウルコン。2日間。

行ってしまいましたよね。これは誰への問いかけ?わたし自身への問いかけ。

(似ているか否かは置いておいて愛を感じるイラスト米輪)

 

 

 

レポする必要はないと思いますので(他に詳細で秀逸なブログがありますので)、

とくにこの場ではそれについては語りません・・・んが、

玉澤演(オク・テギョン)がホセ・テギョロ・オクリゲスになっていた件

自分の想像力に喝!なぜ事前に想像してなかった?オクにフラメンコ似合うにきまっとるがな。

や、そんなことはどうでもよくてオクリゲスかっこいい。

かっこいいとか、ちょっとPMに対して使うには足りなくて・・・ってゆーか初期で乱発しすぎで

軽い言葉になっちゃってたから最近使ってなかったような気がしますけど

やっぱりかっこいいって言葉はもっとも最適な言葉なんでしょうね。

 

 

 

なんか、一番に大文字+カラーにするのがオクリゲスの件っていうのがまたどうかとおもいますけど、

ウヨンの妖気とかジュノの白さとかヒョンの匂いとかチャンソンの真面目さとかニックンがニックンとか

別に私が言わないほうがいいと思うんで!みんなの心の代弁者ではないんで!わたし!

 

 

今後の抱負としては、このソウルコンで得たものを「アナ春」に最大限生かし切る、という事に尽きます。

ミアモ。

あとはなー

私の友人がSBSのドラマにスカウトされてました。女優として。

 

というか7PMのメンバーの一人でMって言うんですけどね。

夜、7PMの打ち上げを終え、私とMが宿舎まで歩いてたんですよぉ?

チュンタとマンネは先に歩いてっちゃって。

 

そしたら。

カプチャギ(突然)、後方から大声で韓国語。

なにか冊子を手にして我々に近づいてくる割ときちんとした身なりのアジョシ(おじさん)。

私が持っていたガイドブックを落として、拾ってくれたんだと思った我々、

「ああー、カムサハムニダー」とその冊子をMが受け取ったんですが、

それがなんとSBSのドラマの台本。(※出生の秘密というタイトル)

Mは「わたしのではないです」と伝えましたが、なにせ日本語と韓国語での会話。

しばし会話しますがアジョシまったくひかず。

というかアジョシ私に目もくれず!Mだけガン見!

結局会話を終え、Mに台本を押し付けその場を去っていきました。

私の翻訳こんにゃくによると、

・・・

 

「御嬢さん、大切な台本をおとしましたよ?」

「いえこれは私のではありませんが」

「失礼しました、あまりにお美しかったので女優さんかと」

「そんな、私は女優ではありません」

「名乗ることはできませんが、わたしはちょっと事情はあり、

このドラマの女優が突然降板して困っていることをしっています。

その先で撮影をしていますのですぐこの台詞を覚えて撮影に参加してください」

「いや、でも、あの、違いますし」

「これはチャンスですよ、がんばって」

アジョシ去るーーーーー

 

 ・・・

という感じでしたね。うん。

 

その後、我々が再び頭の上に?マークをつけながら宿舎に進むと、

そのドラマのロケバスとスタッフがいたんですよね。

俳優陣は入ってなかったようですけど。

 

まあ?今回はフライトの都合もあるんで、Mはあえてオファーを断りましたけど?

かねてから女優むきだと思ってたんで、来るべき時が来たなとは思いました。はぁ?

 

 

今後の抱負ですが、今回得たものを生かし、アナ春を執筆したいと思います。

真心から2PMが好きです。では。

あ。

ひとつ、忘れていました。大切な件を。

助けてください。切実です。

コンサートの最後に数々のプレゼントが花道に投げ込まれる韓国名物。あれがお金だったらまさにホストクラブ。

(あ、ここだけでブログの書き甲斐あるなあ。ファンがなんとかお目当てにプレゼントを手にしてほしくて

タイミング見計らって投げるのがぶつかっちゃったりね)

 

でまあ、めっちゃ・とる人ととらない人がいるじゃないですか。人ってPMのメンバーの事ですけど。

 

MYチャンソン。正直全然とらないんですけど、・・・というかさ、

ジョンガミならまだしも、灰色のネコの権利はジュノにあるっぽいから(勝手な想像)自動的に

バナナになっちゃうんだけど、いくらバナナが好きとはいえバナナのぬいぐるみってねえ?

※すみませんバナナぬいぐるみ批判ではないです。かわいいです(写真参照)チャンソンの不憫に関して言いたいだけです。

※あとジュノすきです。

※あとジュノのキャラクターが犬だったのと米輪ならぬ犬餌輪があった理由が不勉強でわかりません。

いやそれでね、チャンソン取らないんですけど、

最後の最後で、マイク大のキラキラしたバナナ型のなにかだけ手にもってたんですよ。

マイク大っていうか、バナナ大ってことですよねすなわち。

んー、なんだろ、適当に言うなら、バナナをかたどった土台にスワロフスキー的なきらきらを接着したもの。

なにか用途があるものではないとはおもいますが。

それを持って最後のあいさつもしていました。2日目です。

 

その写真持ってる人ください。

 

あ、あとワキの件も書きたいんですけど、またいつか。

以上タモンニでした。