「レンズの明るさ、デジタルになって変わった世界」一眼レフ中級編!

カメラは道具です。写すのはあなたです。
シャッターボタンを押さなけば写りません。
レンズの明るさは、f2あると明るいレンズです。
キャノンの交換レンズにはf1.2がありました。
昭和20年代末に中級機の35ミリビューファインダーカメラ、
トプコンがf2を発売して人気に。それまでは二眼レフです。
ヤシカとリコーの低価格の二眼レフが人気でした。
大卒初任給が6000円位の時代に、6000円、7000円、
8000円、9000円の4機種を両社とも発売。
キャノン、ニコンも35ミリがありましたが高級機です。
ニコンS2など10万以上です。35ミリカメラではオリンパスも
人気でした。昭和30年になってアサヒフレックスが出てきました。
二眼レフのように上から覗く一眼レフです。3年位すると、
プリズムを使って現在の一眼レフのようになり、
中級機はペンタックスとミノルタの3~4万円位。
高級機がキャノンとニコンです。10万円以上します。
大卒初任給が1万円を超える頃です。
一般のサラリーマンには、買えない憧れのカメラです。
現在の一眼レフなら、初任給でお釣りがきて、交換レンズまで買えます。
押すだけのスマホでさえ、一眼レフに負けないカメラです。

カメラが大型から小型の35ミリなるに連れて、
レンズの明るさも競争になりはじめました。
それまでは、f4前後のレンズの明るさです。
それがf2.8になり、f2やf1.8というように明るいレンズが登場します。
また、フィルムの主流は白黒フィルムです。
ネオパンSSの感度が100から、ネオパンFの50や、
ネオパンSSの200などが出てきました。
感度が一段上がれば、レンズは一段低くても良くなりますから、
f2のレンズがf2.8でもいいわけです。
現在のレンズも、感度設定が自由にできますから、
レンズがf4位の安いレンズがついてます。
スマホの小さなレンズは、f8以下だと思います。
レンズの明るさを大きくするには、レンズが大きくなります。
ガラス玉を大きくするには、高度な研磨技術が必要です。
それでレンズの値段も高くなります。
今は暗いレンズでも、感度(ISO)800、1600,3200と、
1台のカメラで簡単に出来ますから、低価格のレンズが出ています。
フィルム時代なら、首から5台も6台もぶら下げてる姿になります。

いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
カメラで写す楽しみも、そのひとつ。
もう時代は、フィルムが入ってるケース、
パトローネを知らない時代になってます。
さらに電話機がカメラになってしまった世の中。
空中に浮かして写してる撮影、夜中でも三脚使わずに、
空中に浮かして写してる、写ったかどうかはわかりませんが、
想像を絶します。少し大きくすればブレてるでしょう。
大きくしなくても、みにくい写真がSNSに流れてます。
それで良い時代になってしまったから、美的感覚など育ちません。
カメラが写してくれるから、ただ、押すだけです。
高価な明るいレンズを買うために、
みなさん食べるものを減らしてまで努力してた姿は、
今はありません。
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