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猫伝染性腹膜炎(FIP)という怖い病気

2012-10-22 | 猫な日々

10月2日から、我が家には不安と恐怖が渦巻く暗~い空気に支配されていました
それは、アメショーのジョリー(3歳♂)が、猫伝染性腹膜炎(FIP)という不治の病気かもしれないと診断されたからです

この病気、猫から猫へは感染して行かないようなんです。病原性の低い(弱毒)ネココロナウィルスFCoVに感染した一部の猫の体内で、このウィルスが突然変異で恐ろしいFIPになるらしいんです。
FIPの発症には、強毒FIPVが体内で生まれること以外に、猫の免疫系の異常が起こることが条件であると考えられ、免疫力が下がるような悪条件で飼われていると発症しやすいなどとも書かれていたりで、ものすごいショック、自分を責める日々でした

そもそも右のお腹に、ある日突然(10月1日)、直径5センチくらいの腫瘍のようなものができたんです。そのうえ、発熱と食欲低下があり、まったく食べなくなり、見るからにやせ細ってきたのです

臨床検査では、貧血もなく、血液中蛋白濃度や血清蛋白はぎりぎりOKの数値、γグロブリンの増加によるA/G比の低下もギリギリOK。まるでダメという結果は出ていなかったのですが、疑わしい数値ばかりでした
このFIPを発症した猫は、徐々に衰弱し、肝障害や腎障害を併発することもあり、無治療の場合、1-2ヵ月でほぼ全例死亡してしまうそうです。
先生からも、「もし罹患が決定的なら、覚悟をしておいてください。安楽死も検討してください」とまで言われ、ショックすぎて何も手につかない日々でした

2週間の入院とインターフェロンや抗生剤の投与、さらに民間療法かもしれないけれど、霊芝やアガリスク、D-フラクションなどもあげていました。結果的には、腫瘍がなくなり、食欲が出て、なんだか元気に
退院して1週間、徐々に体重も戻ってきました。今日、再度の検査をして結果が良ければ、治療はいったん終了になります

良い結果になるよう、またまた神頼みです

しかし、このジョリーは以前にも大事故で3箇月の入院・5回の手術も経験したりで、保険に入っているとはいえ、本当にお金がかかる猫なんですよ~


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