明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

本業が多忙でして・・・

2012-12-04 | 猫な日々

12月定例会がはじまりまして…
この議会で「厚木市子ども育成条例」を提案しています。

条例案は固まったのですが、その他の調整ごとに忙しくて、ブログもフェイスブックもツイッターもすっかり滞っておりますた。
ま、本業が忙しいのは結構なことですけどね。

市長のマニフェストに掲げた10の条例のうち6つが、この12月議会で提案しているため、6課の課長たちと歩調を合わせ、なんだか戦友のように楽しく進めています。

条例案については、議会開催前に各会派を回って、条例の趣旨や解説をしてきました。
誤解から生じる無用な質問を解消し、本質の議論だけしていただこうという考えからです。

しかし、何人かの議員さんから、「なぜ、既に実施している(もしくは実施計画)がある政策について、わざわざ条例をつくるのか?」「理念条例に意味があるのか?」といった質問を受けました。

う~ん・・・そう考えるのですかぁ

私がお答えしたのは、
1 条例を制定する過程で、住民の声を聴く機会が提供できる。審議会はもちろんだが、パブコメや意見交換会など、市民として意見を表明する機会がある。
2 議決案件なので、内規や要綱で勝手に決めるより、住民の代表として意見が言えて、民主的だと思う。
3 条例にすることによって、全国の方も見ることができ、市の方向性をアピールできる。
などです。

横道にそれますが、3つ目の市の方向性がわかる、ってことについて、
以前、ある学者の方が、「条例」は庭づくりに似ているとおっしゃっていました。
「住む」だけなら、家があり、電気や水道があれば最低限の生活はできる。
でも、庭をつくることによって、同じ家に住む人たちが、どんな木を植えるか、どんな花を咲かせようかと相談し、一緒に球根を植えたり水遣りをしたり、と手をかける。通りを往く人も、「ああ、こんな花が咲いている。」とか、「良い手入れができている」とか、「あの花とこの木はちぐはぐだなぁ」とか・・
いろいろ思いをはせることができるんですって。

条例になって良かった。市民の代表の議員としても意見を言う場ができた。と、喜んでもらいたいとお話ししたんです。

条例をつくっただけにならないよう、具体的な行動に結びつくよう実効性のある条文も盛り込んでいます。
よかったかどうかは、これからの活動次第ですね。


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