きのうは、うちの課を所管する「市民福祉常任委員会」があり、委員会付託された決算議案の審査でした。
昨年度までは、常任委員会とは別に、「決算特別委員会」が設けられ、委員会の議員さんも限られていましたが、今年度から決算議案は常任委員会に付託することになったのです。
当初予算から補正予算まで見ている議員による決算審査になりますので、より突っ込んだ議論になるのでは?と、私たち職員も準備が大変だったんです。
というのも、うちはガチンコ、事前に議員さんに質問内容などは聞いてはいけないルールなので、どんな質問が出るか、どんな意図があるのか、想定できる限りの想定をするんです
議員さんたちは、より専門的な目で検証できたのでよかった、とおっしゃっていましたが。
私への質問は7問、議員1人3問までというルール(?)なので、21回答弁すればよいのですが、外から見るほど楽ではないんですよ~
おまけに、ネット生中継もしているので、ある議員の奥様が「○○課長の答弁はなってない」と言ったとか言わなかったとか、いろいろ耳に入ってきますので、なるべく笑顔で、易しい言葉で、簡潔に、ゆっくりと、を心がけました。
結果は、勉強した範囲での質問が多かったので、まぁ、なんとか無事に切り抜けました(と自分自身を慰めています)。
終わった後は部長以下、係長まで30人ほどの大所帯で打ち上げです。こうやって委員会ごとに「あの答弁は良かった」とか「あそこは失敗した~」などと言いながら、ワイワイと打ち上げをし、地域経済の活性化に多大な(?)貢献をしているんです。
質問内容や2の矢、3の矢まで教えてという議員さんは、さすがにいないと思いますが、皆さんのまちでは、どんなやり方をしているんでしょうか?
ちなみに、ガチンコ議会を経験している自治体職員さんは、事業仕分けでも実に的確にお答えいただけます。やはり真剣勝負で鍛えられるんですね~