人類滅亡映画

人類が滅亡しそう。または、滅亡する。大体、そんなかんじの映像作品について、ほんの少し語ります。

『SF核戦争後の未来・スレッズ』 Threads 1984年

2007年09月30日 | Weblog
監督 Mick Jackson

BBCなどが製作した全面核戦争後の世界を描いた想定ドキュメントTVムービー。文明社会は繊細な糸によって築かれたクモの巣のようなもので、簡単に破壊される可能性があります。核戦争によって、そのクモの糸が切られるときがきます。

もう20年以上も前に、この作品の放送を見ました。当時は「核の冬」という言葉も一般的ではなく、この作品で核戦争が引き起こす気候変動というものを知りました。
核戦争後の人々の生活は悲惨の極みです。強烈に印象に残っているのは、教育機関が無くなったうえに、子供たちの親は生き残るために全精力を注ぐため、家庭教育もしなくなります。そのため、子供たちはまともに言葉を話せないまま大人になっていくという想定です。まさに文明の破壊です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
言葉が話せない理由ですが、 (アンジェイ)
2008-07-26 23:44:30
横槍ですみません。教育機関が壊滅したので、子供たちが言葉が話せなくなったのではなく、妊娠中に放射能を浴びたので、知能障害が起きたのだと思います。特に妊娠3ヶ月以前は大きな影響を受けるそうです。(広島長崎の本でよく出てきます)失礼しました。
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はじめまして (ひろし)
2008-07-27 02:36:40
はじめましてアンジェイさん、当ブログ作成者です。コメント、ありがとうございました。
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こちらも横レスで (気づいたので)
2008-08-31 09:00:20
スレッズは核戦争の怖さをもっともリアルに描いた作品だと思います。

というところで横レスですが、この作品の場合、社会の崩壊で教育が意味をなさなくなる、という感じであったと記憶しております。生き残ったテレビとビデオで幼児教育ビデオを見せているけれど、「CAT」という言葉を教えられても猫が絶滅しているので意味をなさない……といったシーンがあったはずです。
失礼しました。
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コメント、ありがとうございます (ひろし)
2008-08-31 13:53:04
当ブログ作成者です。コメント、そして、情報をいただき、ありがとうございました。
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