狭き門より入れ

スペイン在住クリスチャン。聖書にある救いとは?罪の赦しとは? 礼拝などから、福音メッセージを載せています。

イエスキリストの系図 5

2021年02月21日 | 聖書
イエスキリストの系図に出てくる二人目の女性です。

2)ラハブ(マタイ1: 5)
彼女は、エリコに住む遊女でした。
エリコを攻めようとしていたイスラエルが、エリコに二人のスパイを送りました。 その時にスパイをかくまったのがラハブです。 ラハブは、イスラエルの神の噂を聞いていて、この神こそが真の神だという信仰を持っていたようです。
ラハブは、彼らのことを誰にも言わない代わりに、イスラエルがエリコを攻める時にはラハブと彼女の家族を救うように、二人のスパイに誓わせました。
スパイは、彼女の家に家族を集めておくこと、そして、窓に赤いひもを結びつけておくことを彼女に命じました。
そして、その通り、彼女は窓に赤いひもを結びつけ、家族を家に集めました。 エリコはイスラエルの手に落ちましたが、約束通り、彼女とその家族は救われて、イスラエルの民の中に住みました。(ヨシュア記2章)

この赤いひもは、後にイエスキリストが十字架で流された血を象徴しています。赤いひもがラハブを救ったように、イエス様の流された血によって 私たちクリスチャンは、神の刑罰である永遠の地獄から救われました。
旧約聖書には、その後、ラハブがどうなったかは書かれていませんが、この系図によると、サルモンという人と結婚し、子供をもうけています。 異邦人で、しかも元遊女のラハブが、イエスキリストの先祖とされたのです。 神様の恵みに限りはありません。 その恵みの大きさと深さに心より感謝します。
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