Krannert MBA JP Blog

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ECON515 Macroeconomics (2012 Sho)

2012-02-04 05:02:45 | Core-Economics
ECON515 Macroeconomics
受講時期:2011 Module 2
担当教官:Jerry Lynch

前学部長のProfessor Lynchの授業。
MBA、MSIA、MSFの学生には必修科目です。
ウィットとユーモアを織り交ぜつつ進める授業は
生徒を惹きつけます。

内容に関しては、
マクロ経済学の教科書を一通りなぞる感じです。
授業はレクチャースタイルで行われます。
授業中に頻繁に生徒を指しますが、
質問は2択または3択問題が多く、
そこで間違えたとしても
「もう1回チャンスを与えよう」と言ってくれます。

成績評価は、個人で提出する宿題が2回、中間試験と期末試験です。
宿題は与えられた記事を読み、それに関する設問を解くもの。
試験は選択問題と短い記述問題の組み合わせです。
授業で理解しきれなかった部分をその都度復習して、宿題を自力でこなせば、
自ずと力はついてくるでしょう。

ちょうど我々がこの授業を受講したのは2011年の秋、
欧州危機の最中だったため、
この授業はニュースを理解するのに非常に役に立ちました。
先生も時事ネタを交えつつ、熱い講義をしてくれました。

MGMT560 Manufacturing Planning and Control (2012 Sho)

2012-02-04 05:01:17 | Elective-Operation
MGMT560 Manufacturing Planning and Control
受講時期:2011 Module 2
担当教官:Leroy Schwarz

必修のOperationの授業で学んだことを再構築し、
さらに発展させる授業。
Manufacturing専攻またはメーカーから派遣の方は
是非履修することをお勧めします。

主な内容は以下の通りです。
 ・ProductのCompetitive Adantageとそれに適したOperation
 ・それぞれのOperating Systemの長所/短所
今までの授業やそれ以外の機会で得た知識や情報が
うまく繋がり整理されていくことで
非常に深い知識が得られます。

また、このクラスではゲームを行います。
今まで習った知識を現場でどう実践していくか、
それぞれのシステムがそれぞれどういう場面で使えるのか/使えないのか
などを身を持って体験することができます。

成績評価はゲームの結果とレポート、期末試験です。
それとは別に、任意提出の宿題がほぼ毎回あります。
これを出しておくと、成績評価のボーダーラインに乗ったときに
ボーナス点をもらえるそうです。
任意提出の宿題は授業の理解に大きく役立ちますので、
頑張ってみることをお勧めします。

MGMT669 OM: Practice and Models (2012 Sho)

2012-02-04 05:00:12 | Elective-Operation
MGMT669 OM: Practice and Models
受講時期:2011 Module 2
担当教官:Jim Ward

シミュレーションゲームを通じて、
サプライチェーンマネジメントに対する理解を深める授業。
Operation/Supply Chain Management専攻の方にお勧めの授業です。

授業で扱うゲームは3つ。
どれも至ってシンプルなのですが、考えれば考えるほど奥が深いです。
必修のOperationの授業では公式を覚えればOKでしたが、
このクラスではそうはいきません。
公式の持つ意味をきちんと理解しなければなりません。

とは言え、Ward先生は非常に丁寧に説明してくれる上に、
プリントも非常に丁寧に出来ていますので、
理解は非常に容易です。

成績評価はゲームの結果で決まります。
結果の数字そのものよりも
シチュエーションに対してしっかりとしたアプローチをすることが肝要なようです。

MGMT571 Data Mining (2012 Sho)

2012-02-04 04:58:48 | Elective-Quants
MGMT571 Data Mining
受講時期:2011 Module 2
担当教官:Jen Tang

SAS Enterprise Minerの使い方を習う授業です。
ITの進歩によって様々な情報が手軽に利用できるようになった現在においては、
いかにデータを処理し役立てるかが重要になってきています。
データマイニングはマーケティングを始め様々な分野で活かせるスキルだと思います。

授業で扱う手法は以下の通りでした。
・Linear Regression
・Logistic Regression
・Discriminant Analysis (これだけはSASを使います)
・Decision Tree
・Association Rules
・Clustering
・Neural Network
・Web Mining

課されるケースは3つ。
大まかに設問が決められてはいるのですが、
さらに一歩踏み込んで、
「このデータを活かしてどんな提案ができるだろう?」と
いろいろ自分たちで考えるのはなかなか楽しいです。

試験は半分は持ち込み不可、残り半分は持込み可になっています。
それぞれの分析法がどういうコンセプトに基づいているのかを尋ねてきますが、
大して難しい問題は出ませんでした。

この科目はSAS Certificateの認定をもらうための必須科目になっています。
他の必須科目は
・MGMT670 Quantitative Method I (core course)
・MGMT683 Management of Information System (core course)
さらに、以下の4科目の中から3科目の履修が必要です。
・MGMT672 Quantitative Method III
・MGMT570 Spreadsheet and Modeling
・MGMT572 Six Sigma
・MGMT690 Optimization Model Spreadsheets

MGMT590 Seminar in Technology Realization Topics I and II (2012 Sho)

2012-02-04 04:57:44 | Elective-Others
MGMT590 Seminar in Technology Realization Topics I and II
受講時期:2011 Module 1-2
担当教官:Tim Peoples

アントレ系・工学系との共同授業で、
アントレ系の校舎(Discovery Park)で授業を行います。
秋学期と春学期で授業の内容が違います。
ここでご紹介するのは秋学期の内容です。

技術をいかに事業にしていくか、
そのためには何が必要かというのを概説する科目です。
Accounting, Financing, Team Formation, Legal Issues, IPなどを
広く浅くカバーします。

主に工学系の学生向けに授業が行われるので、
ビジネスの初歩の初歩のみを語るだけです。
この部分の講義に関しては、MBA学生には物足りないでしょう。
むしろ、他の生徒の質問に対しMBA学生としての意見を述べて、
お互いの意見を交換する機会と捉えた方がいいでしょう。

春学期の同名の授業では、
少人数のチームで製品開発のシミュレーションをするそうです。
通年でも、春のみ・秋のみでも受講することができます。

MGMT672 Quantitative Methods III (2012 Sho)

2012-02-04 04:56:27 | Elective-Quants
MGMT672 Quantitative Methods III
受講時期:2011 Module 1
担当教官:Bob Plante

SASを用いた回帰分析を習う授業です。
MSFの学生には必修科目ですが、
それ以外の学生には必修科目ではありません。
SAS Certificateの認定を得るために使える選択科目の1つで、
この科目を履修すると試験を受けずにSAS Certificateの認定が得られます。

必修の統計のクラスで習った回帰分析の復習に始まり、
Analysis of Variance (ANOVA)、
Qualitative Independent Variablesを用いた分析、
Univariate Time Series Models for the Mean、
Univariate Time Series Models for Volatility、
といったあたりをカバーします。

Job MarketにおいてSASの需要はそれなりにあるそうなので、
Operation、Finance、Marketing専攻で
Quantitative Skillsを強みとしたい方は履修するとよいでしょう。

担当教官のPlante教授はご高齢で、
一見するとちょっと大丈夫かな?と思ってしまいますが
スライドも説明の仕方もしっかりしています。
授業の最初の方では「なんでこんな回りくどい説明をするんだろう?」
と思われるかもしれませんが、
後半で扱う内容を考えてのことなので、
しっかり喰らいついていきましょう。