日々是好日

ブログはお休みしています。
約5年の間、ご愛読ありがとうございました。

逗子でもラーメン

2005-11-30 | ラーメン
昨夜は名古屋で仕事があって、最終で帰ったのですが、今日は朝いちばんで国連WFP(国連食糧援助計画)の合宿に途中参加しました。セッションのひとつを担当したのです。 収穫の多いセッションが昼過ぎに終わったので、東京に戻る前に、ラーメンでもと思い一思案。実は、一つとなりの鎌倉に、いつもいくラーメン屋さんがあるのですが、せっかく逗子まできたので、地元で評判という「しなそば小浜」を訪ねました。 一言で言 . . . 本文を読む

至高の塩ラーメンに感謝

2005-11-26 | ラーメン
だいたい金曜は朝方まで飲んでいます。最近は、さすがに飲んだ後にラーメンで締めるということはなくなり、その代わりに土曜の昼は、自転車にのって、私にとっての「至高の塩ラーメン」である、インディアンに向かいます。 いつもと変わらぬ黄金色のスープと絶妙に縮れた麺が、口の中に幸せを運びます。時折麺と一緒に口に運ばれる焦がしネギが食欲をそそります。今日改めて感動したのは、チャーシューです。かなり厚めに切られ . . . 本文を読む

遠い実感ーされど

2005-11-21 | リーダーシップ
来月、WFP(国連世界食糧計画)のミッションでバングラディシュに行きます。バングラディシュとパキスタンの歴史はおろか、位置関係すらあやふやな私です(汗)。WFPの方からもらった、「マラリヤへの予防策」などを眺めつつ、どうも実感が持てないでいます。 直接関係ないのですが、昨日WFPの事務局次長のマルコーラ女史とお会いしました。アルゼンチンで、ITやテレコム業界で華麗な経歴を重ねた方です。何が、この . . . 本文を読む

富国有徳とは

2005-11-20 | リーダーシップ
川勝平太氏の『富国有徳論』(中公文庫)を読みました。ISLでの講演を聞き逃したので、とりあえず本だけでも、と思って買っておいたのですが、日曜の夜の憂鬱さを吹き飛ばす刺激がありました(毎週この手でいこうかな)。川勝氏の提言はこんな感じです。 新しい国づくりの目標は、富士山【rich and civil mountain「富み、かつ徳のある高峰」と英訳される】のような富国有徳の国がふさわしい。男性、 . . . 本文を読む

自分に克つ心理学

2005-11-15 | 鍛える
年末年始は、どうも気力が下がるのです。確か5年ほど前は、あまりにひどかったので伊勢神宮にお祓いにいきました。10年前は、もっとひどくて、福井の永平寺近くの禅寺に10日ばかりこもりました。何か神仏にすがってばかりで、思い起こすと情けないかぎりです。 小さな不調は、以前はスラムダンクを読んで乗り切っていました。絵にもストーリーにも躍動感があって、なんだか読んでいると元気になるのです。『愛蔵版』をもっ . . . 本文を読む

巨人ドラッカー逝く

2005-11-13 | リーダーシップ
NYからの帰りの飛行機でインターネットにつないでいるとドラッカー死去のニュースが飛び込んできました。しばらく感慨にふけった後、思いついてAmazonでドラッカーの『私の履歴書』を注文しました。日経での連載のとき、いくつか読んでいない回があったからです。 翌日に宅配便で本が届きました。便利な世の中になったものです。さすがに1週間の出張で疲れていたので、家でのんびり本を読んですごすことにし、さっそく . . . 本文を読む

Googlezon-我々はどこへ行くのか

2005-11-12 | 経営と戦略
文系の私にはいつも、飛行機からネットにつながるのが不思議でなりません。といいつつ読んでいるのは、Googleの可能性について論じた『Search』です。Googleに我々が支配される日がくる???マトリックスばりの想像力豊かな本書には、大いに刺激されます。 昨年、2014年にGoogleとAmazonが合併したGooglezonが、メディアと情報を支配する、というフラッシュが話題になりました(相 . . . 本文を読む

NYでもラーメン

2005-11-11 | ラーメン
ボストンから、頭はラーメンでいっぱい。ホテルにチェックインすると、速攻で町に出ました。実は、ステーキにするかギリギリまで悩んでいました(もっと他にいろいろ考えることがあるべきですが)。やはり肉は、脂がないものがおいしい、肉ってこんなにおいしいのか、と思ったのがNYのステーキだったからです。 というのと全く矛盾していますが、ラーメンの前に、トロを食べに寿司屋へ。ああ、脂がうまい。日本人でよかった。 . . . 本文を読む

『戦略』を見失っていないか?

2005-11-09 | 経営と戦略
今週は、BCGのパートナーミーティングでボストンにきています。パートナーミーティングとは、BCGの戦略を決める場でもあり、経営者として取締役会を開く場でもあります。古参の(失礼!)パートナーによると、昔は「日本から来ても肩身が狭かった」とのこと。しかし、今では20名以上のパートナーを擁し、世界に60ヶ所あるオフィスで5指にはいるため、けっこう日本は注目されています。 今年は、セッションの一つに、 . . . 本文を読む

『下流社会』<<『大崩壊』

2005-11-07 | リーダーシップ
出張でNYに来ています。いつも思うのですが、都市のど真ん中にこれだけの緑があるのは贅沢ですね。 時差ボケでぼんやりしながら、『下流社会』について考えているときに、ふと思い出したのが、米国の政治学者フランシス・フクヤマの『大崩壊の時代』です。これは、それこそ、貧富の拡大はもちろん、犯罪の増加、コミュニティの崩壊など、社会全体が崩壊する流れは不可逆であると、大変な勢いで説く本で、数年前に最初に読んだ . . . 本文を読む