六本木ヒルズのライブラリーで講演させていただいた。お題は昨年翻訳した「かすかな兆候を見逃すな」。かなり抽象的なテーマでこのような機会をつくっていただいたファーストプレスの上坂氏に感謝申し上げる。また、活発な議論に参加していただいた200名近くの参加者の方々にもお礼を申し上げたい。
講演の出来はと言えば、60点くらいか。まだこなれていないし、ほとんど寝ていない状態で臨んだというのは言い訳にしかなら . . . 本文を読む
アドバンテージパートナーズの笹沼さんから教わったことは、公私にわたってたくさんありますが、ひとつだけ学べなかったのは計画性です。
「いいかい太田君。10年先にどうなっているかをまず考えるんだよ。すると3年後、1年後はどうなっているかが分かる。そして3ヵ月後を考える。そうしていけばたいていのことは達成できる。」
と、笹沼さんは最上のスマイルで、大学を卒業したばかりのわたしに教えてくれたのを憶えて . . . 本文を読む
昨日のISLでの議論での論点のひとつに「タフネス」がありました。日本のエリートやリーダーには、最近タフネスが不足しているのではないか・・・
週末に時間があるときに、東京の自宅で「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」をまとめて観るのですが(家族からは、「たまに(!)自宅に帰ってくるとテレビばかり観ていると不評です・・・)、ヨットで世界を駆ける冒険家白石さんの話には、考えさせられる点 . . . 本文を読む
締め切りが重なる中、大胆にもそれらをうっちゃって「発奮材料」と称してハードディスクにたまっているNHKの「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」に見入るわたし。痛いなあ・・・見ていて実に痛い。
その挙句、靴職人、山口千尋氏の「挑戦する継続」には、執筆の発奮材料どころか、本職のコンサルティングの部分で大いに揺すぶられる始末。
プロフェッショナル 仕事の流儀
http://www.n . . . 本文を読む
週末にNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』をまとめて観ました。圧巻だったのは「365日24時間 医師」という外科医、幕内雅敏氏の回。生々しい手術の場面などは子供に見せるのはどうかと思いましたが、一緒に観ました。
プロフェッショナル 仕事の流儀
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070703/index.html
見終わって、自分も「 . . . 本文を読む
JRの駅や新幹線などで売っているWEDGE(ウェッジ)という雑誌で、ハーバードケネディスクールのシニア・フェローである栗原さんの連載が始まりました。
タイトルはずばり『諸兄姉よ、大志を抱け! グローバル時代の中堅幹部たちへ』という、いまどきの書き手が腰を抜かすようなスケールです。
栗原さんとは、2、3度、例の「赤坂会」でお会いしたことがあります。当時は富士通総研の研究員だったと記憶しています。 . . . 本文を読む
祇園のおばんざい屋さんで晩飯を食べていました。最近は駅弁かこってりした外食ばかりなので、「菜っ葉の炊いたん」とかが無性においしく感じられます。ただ単に歳をとっただけなのかもしれませんけれど。
おかみさんと寺の話していて、建仁寺の話になりました。祇園の歌舞練場の近くにある寺で、いつも自転車で通り抜けてくるそうです。
昨日、NHKの「プロフェッショナル-仕事の流儀」をみたのですが、その建仁寺の庭を . . . 本文を読む
PHPから出版されている雑誌「THE21」の10月号で話をしました。お題は「一流のビジネス文書術」です。
経営者の方と話をしていてときどき話題になるのは、
社員がパソコンにはりついている。自分もそうだ。その分ほんとうに成果をあげているのだろうか。
ということです。
いろんな場所で引用しているデータですが、ガートナージャパンの調査によると、
・ビジネスパーソンが1日に処理するメールの件数は70通 . . . 本文を読む
東洋経済から季刊で発行されているビジネス誌「Think!」に記事を書きました。夏号はWeb2.0の特集で、他の記事は「世の中はこう変わる!」という論調が多いなかで、わたしの方は「仕事の本質は変わらない」と言っているので少しあまのじゃくに見えるかもしれません。が、日頃の体験に基づいて仕事の質を高めるポイントをわたしなりにまとめていますので、ご興味があれば書店で手にとってみてください。
内容は「仕事 . . . 本文を読む
歳を重ねるにつけ自分が子供の頃の父親のことを思い出すことが増え、そのたび敵わないなあと思います。ただそんな中でも最近まで不思議だったのは、日曜の夕方から父親の機嫌が悪かったことです。やりがいのある仕事をやっていて何故、と思っていた私はとても鈍感だったのでしょう。最近は父の気分がよーく分かります。
本書は私がロンドンビジネススクールで学んでいた頃にもっとも影響を受けたスマントラ・ゴシャール教授の遺 . . . 本文を読む