危ない台中情勢

台湾「双十節」で１６年ぶり復活　中国牽制、軍事パレード(産経新聞) - goo ニュース

最も注目されたのは、自力開発した巡航ミサイル「雄風２Ｅ型」の公開だったが、上海や香港を射程に入れる攻撃兵器だけに、中国は開発を中止するよう繰り返し警告。これに連動する形で米国も、対中関係の安定を目指す立場から、攻撃兵器の公開に反発していた。
（記事一部抜粋）

先日、かなり久しぶりとされる台湾の軍事パレードが行われた。

依然として緊迫している台湾・中国関係をさらに悪化させたかの様にボクは思えたんだが、これは杞憂でしょうか？

中国の台湾進攻に断固として防衛するという意思表示とも聞いた。つまりは「来るなら来い、来たらこいつらをブチ込んでやるぜ」という事でしょう。

このパレードになぜ危機感を感じるかと言うと、先月末にの産経新聞のとある衝撃的な記事を読んだから。



【やばいぞ日本】第3部　心棒を欠いている（２）　-MSN産経新聞-

「われわれは台湾独立を阻止するためなら武力行使も辞さない。その際、日本は絶対に関与すべきではない。関与すれば南西諸島を攻撃せざるをえなくなる」。昨年１１月、東京で開いた民間団体主催の日中軍事フォーラム（非公開）で、人民解放軍のある将官はこう警告したという。「用意したペーパーにもとづく発言だった」（参加者筋）から、その場限りの脅しではない。南西諸島は九州南端から台湾近くまで続く島々だ。


ネット上でも様々な憶測や批判が流れていました。


素人的に流れを推測すると、

台湾で独立の気配→中国の台湾進攻→台中戦争勃発→米軍の台湾援護→日本は米軍の後方支援→中国が日本の宣戦布告見なし南西諸島を攻撃→他国、特にロシア参入→戦争本格化


というシナリオ。中国の言い分としては以前より日本には関わるなと警告済み、よって従わなかった日本が悪いという感じではなかろうか？

不気味なのはこの中国軍部の声明に対し日本政府が沈黙してる事。ただ単にメディアに見解を示していないだけかも知れないけど、防衛庁として来たる有事の際の在り方みたいなのがどういうものか非常に気になるな・・・・。