大先輩（１０／１２）

今日は私が社会人になって一番お世話になった方の通夜である。公私にわたりお世話になった方である。本当にさみしくなります。*(泣く)*

仕事はきびしいながらも本人がやりやすいように気配りをしてくださった上に本人のやり方にまかせていただいた。自覚と責任感が自然とわいてくるやり方である。私が十一年後に同じ部署の所属長を務めたときに、その方のやり方をまよわずに参考とさせてもらった。気配り、心配りを大切に十分に務めたつもりであるので、その部署が三年前に解体されたときも満足できたのもその方のおかげである。
仕事以外では、本当に気さくに付き合っていただいた。日本酒を好まれておいしそうに飲んでおられた姿は忘れられない。ビール党の私が日本酒を付き合うと「無理しなくていいよ」と、うれしそうに酌をしていただいた。飲む席では私たちに気を遣わせないよう乾杯がすめば手酌で飲もうと先に言っていただいた。私はそれを守り今でも誰と飲んでもそのスタイルを踏襲させてもらっている。
それにしても早すぎる。まだ７４歳くらいなのに。いくらお礼の言葉を連ねても感謝の言葉はいいあらわせない。本当にお世話になりました。

ご冥福をお祈りします。ゆっくりとおやすみください。いずれ、また一緒に飲みましょう。