鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

2018 冬アニメ点描

2018-01-15 00:04:33 | 日記
一応これでもまっとうな社会生活を営んでいるものですから、深夜アニメは厳選した上で、録画して拝見している次第です。
さて、気になるこの冬シーズンですが……。

・ラーメン大好き小泉さん
てっきり穴埋め的5分物アニメだろうと思って見始めたところが普通の尺なので驚きました。つい「おじさんとマシュマロ」(2016)みたいなのを期待していたものですから。見どころは何と言っても報われない系美少女の大澤悠でしょう。この娘、何とも言えぬ最上(艦これ)テイストがあります。CVは佐倉綾音ですか、道理で上手いなあ。
以上により、採用しました。

・ゆるキャン△
一部Twitterでは早くも「ゆるキャンロス」を懸念する声が上がっているようですが(これまでにも××ロスと言われた数々の作品をくぐり抜けてきた猛者どもが今度こそは生き残れないのではないかという……まあ脳天気な悩みですな)、その気持ち、よっく分かります。わたくし的にはトイレのことをきちんと描いているアニメはそれだけで高評価です。逆に言うと、ほとんどのアニメはこの女子に不都合な生理現象をきれいさっぱり消去している訳で、無論そういうご都合主義には目を瞑りますが、それだからこそ素直に向き合って品性を失わないアニメは得点が上がる、という訳です。見どころは何と言っても主人公志摩リンの友人の斉藤恵那でしょう。この娘、何とも言えぬ最上テイストが……。故に採用です。

・宇宙よりも遠い場所
「小泉さん」「ゆるキャン」が大変良かったので、女子が団体で何かしらしでかすアニメではもうこれ以上は入り込む余地がないのではないか、と思っていたのですが甘かったです。これはすでに名作です。
第二話で、夜の新宿歌舞伎町の場面は良かったですね。夜の新宿歌舞伎町がアニメで描かれるのは「わたモテ」(2013)以来のような気がしますが、ああいう場面でビビる子供たちの浅はかで無様な姿を描くことはとてもフェアなことだと思うので、採用しました。花澤香菜は演技の幅が広がりましたね。嬉しいような悲しいような。

・カードキャプターさくら -クリアカード編-
ああ。何と美しい。まるで濁り淀んだ心と瞳が洗われるかのようです。
視聴者がわざわざ「忖度」しなければならないアニメ作品が持て囃される一方で(それはそれで決して悪いことではありません)、このように至れり尽くせりの作品があるのは誠に嬉しい限り。それにしてもよく動くよね、本当……。
まさかこの作品ために「クラシカロイド」の予算が削られているなどということはないでしょうね。

とりあえずこんなところ。録画だけしてまだ見ていない作品もあります。まあ少しずつ削っていきます。

あと再放送の「フルメタル・パニック? ふもっふ」を見ています。実に楽しいですな、この時期の京アニは。

サークルカットその後

2018-01-14 11:54:12 | 同人活動
背景画像を読み込んだとき左上右上の枠にも画像が入り込んでしまう問題の続き。



このときテンプレート(枠線)レイヤーの描画モードは「乗算」になっています。
調べてみると、やはりもっとスマートなやり方がありました。
https://togetter.com/li/531507
如何にして文章屋ができるだけ労力を省きながらも見栄えのするサークルカットを作るか、という趣旨のまさにジャストフィットな「まとめ」でした。
まず、枠線の描画モード(ブレンド)を「通常」に戻す。次に自動選択ツール(初めて使いました)で枠線の内側を指定し、クリアしてしまう。
その結果がこれ。



そうそう、これをやりたかったんですよ。無事解決しました。
新刊のタイトル等はまたあとで貼り付けます。画像も変更するかもね。グレースケールに変換するのはそのあとで。

なお、背景画像はぱくたそから拝借しました。

サークルカットを作る

2018-01-11 23:27:13 | 同人活動
ここ数日、C94のサークルカットを考えていました。
いくら何でもちょっと気が早いんじゃありませんか? まーいいじゃないですか。サークルカットには仮とはいえ本のタイトルを記入するし、それに併せて二、三の惹句も考える。このあたりから次の作品の構想も固まってくるものなので、なんだかんだで実は一人密かに盛り上がっていました。

これまでに作ったコミケのサークルカットはいずれもテンプレの枠線に文字(サークル名と新刊のタイトル、多少の惹句)を並べただけのもの。イラストが描けると見栄えがよくなるのだが、当方に絵心はなし。
そこで今回は背景にフリー素材(商用OK)の画像を貼り付けてみました。

改めてサークルカットの作り方を調べてみると、知らないままスルーしていて結果オーライだったことにいくつか気がつきました。ルールを確認するにはまずこのあたりでしょうか。
https://docs.circle.ms/howto/19.html

今回改めて気がついたこと。

> サークル連絡先(URL、電子メールアドレスなど)を、なるべく記入してください。
> 左上にはスペースナンバーを入れますので、何も記入しないでください。
> 左上の部分を区切っている枠を消さないでください。
> 右上の部分にはサークル名のみを記入してください。
> 右上の部分を区切っている枠は、なるべく消さないで下さい。

今までサークル連絡先をサークルカットには入れていませんでした。「なるべく」とあるし、現に今までもそれで通っているのでカットに連絡先を載せなくても問題はないはずですが、他のサークルのカットを拝見するとpixivやtwitterのIDを載せているものはいくらでも見つかる。一方で、入れていないサークルも普通にある。ここは改善しておこう。

枠線については他の解説サイトでは「枠線を改変するな」と指導しているところもあって、Circle.msのガイドとはニュアンスが異なる。でも、それくらい厳密かつ慎重でいいと思う。

今回はFireAlpacaでサークルカットを作ってみました。
背景に画像を貼り付けるのに、この手のツールに慣れていない文字書きの悲しさで枠線のレイヤを「乗算」に設定するあたりから実はもう躓いたりしていましたが、特に左上と右上の枠内をクリアするのに手間取りました。つまり画像を読み込むとキャンバス全体に画像が張り付いてしまい、左上と右上の枠線内にも画像が入ってしまう。
これを回避するにはいくつかのやり方があるようだけれど、この部分だけ枠線に沿って画像をカットすることで対処。
まだ完成ではありませんが(背景の画像を取り替えたり、文字のバランスを変えたり、いろいろ試してみたい)どうにか出来上がりました。

ここまでくだくだ書いたのは、自分に向けた備忘録のつもり。近頃では本当に忘れやすいので。

カットそのものはC94の申込が終わったら、宣伝も兼ねて掲載します。
今月末ですね。

一年の計を正月三日に立てる

2018-01-03 18:52:05 | 同人活動
初めに本年のサークル参加予定を決めてしまおう。
以下の3イベントに参加したい。

(1) 砲雷撃戦!よーい!三十八戦目
5月6日(日) 東京国際展示場

(2) コミックマーケット94
8月10日(金)~11日(日) 東京国際展示場

(3) 冬のコミックマーケット
未発表

いずれのイベントも今の時点ではまだ申し込みすら始まっていないのだから、これは純粋に「捕らぬ狸の皮算用」です。

サークル参加するからには必ず新刊を出す。

目安とするボリュームは400字詰め原稿用紙換算で45~50枚(18,000~20,000文字)とする。
この数字にたいした根拠はないが、僕が指標としているとある作家の連作短編がこの規模だったのでそれを基準としている。ちなみに今回頒布した「最上の帰還 序章」は18,330文字、46ページ相当だった。これくらいの分量がないと書きたいことも書けないのはこれまでの経験でよくわかった。
その一方、これ以上ページを増やすと今度は製本の問題があって、kinko'sの小冊子だと本文用紙をあと1枚追加できるかどうか、という事情もある。ステープルの中綴じはできるが、折りが怪しい。冊子にしたときかなり膨らむと思う。

そうそう。各イベントでの頒布物は基本的にkinko'sで小冊子印刷したコピー本の形態になります。
超ピコ手の頒布実績なので、まずオフセット印刷にはできない。だが「最上の帰還」としてある程度の分量がまとまればオンデマンド印刷で、つまりもっと見栄えのする形で「総集編」を作ることはできる。新書版に再編集して頒布できるようにしたい。これは実現するとしても次の冬コミになるでしょう。

「最上」以外で書きたいものも出てきているのだが、それはまた別の話。あまり高望みをしないで、今年の目標は「最上の帰還」を完結させる、ということになります。
年初にあたっては、まあそんな感じで。
何とかできる、かな。

「最上の帰還 序章」の裏話

2018-01-01 18:17:39 | 同人活動
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月ネタではありませんが、C93で頒布した「最上の帰還 序章」で使った小ネタの裏話などしてみましょう。

朝潮と初春が夕食を終えたあと飯が盛られていたどんぶりにお茶を注いで飲む場面、なぜどんぶりで飲むのか? 湯飲み茶碗は使わないのか? と違和感を覚えられたことと思います。これ、実は私の父の実家で普通に行われていたことで、どんぶりではありませんが食後のお茶は湯飲みではなく、飯を盛るのに使った茶碗で飲んでおりました。子供の頃、夏休みなどに泊まりがけで遊びに行った折、私も食後のお茶はそのようにして飲んだものです。
今日、両親宅で新年のお祝いをしたときにこのことについて改めて訊いたところ、母親のところもそうだったとのこと。父は東京都足立区千住、母は本所区(現墨田区)両国の生まれです。

食事をした後の茶碗でお茶を飲む理由は、後片付けを楽にするため。
飯粒のこびりついた茶碗は無理にこすったからといってきれいになるものではありませんが、今も昔もそれは変わらないこと。現在ではどうするのがメインなのかな。流しで水に漬けてしばらく放っておくのでしょうか(ウチはそう)。
昔はその浸け置きの代わりに、謂わばお茶で茶碗をすすいでいた具合だったようです。

この茶碗でお茶を飲む習慣は昔は一般の家庭で普通に行われていたことで今ではすっかり廃れてしまったことだろうと考えて、小説の中に取り入れてみました。
そんなふうにして小説を綴るのは楽しいものです。