鉱石ラジオ

艦これ二次創作小説同人
C103 土曜日 東地区 ヨ-09a

「最上の帰還 序章」の裏話

2018-01-01 18:17:39 | 同人活動
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月ネタではありませんが、C93で頒布した「最上の帰還 序章」で使った小ネタの裏話などしてみましょう。

朝潮と初春が夕食を終えたあと飯が盛られていたどんぶりにお茶を注いで飲む場面、なぜどんぶりで飲むのか? 湯飲み茶碗は使わないのか? と違和感を覚えられたことと思います。これ、実は私の父の実家で普通に行われていたことで、どんぶりではありませんが食後のお茶は湯飲みではなく、飯を盛るのに使った茶碗で飲んでおりました。子供の頃、夏休みなどに泊まりがけで遊びに行った折、私も食後のお茶はそのようにして飲んだものです。
今日、両親宅で新年のお祝いをしたときにこのことについて改めて訊いたところ、母親のところもそうだったとのこと。父は東京都足立区千住、母は本所区(現墨田区)両国の生まれです。

食事をした後の茶碗でお茶を飲む理由は、後片付けを楽にするため。
飯粒のこびりついた茶碗は無理にこすったからといってきれいになるものではありませんが、今も昔もそれは変わらないこと。現在ではどうするのがメインなのかな。流しで水に漬けてしばらく放っておくのでしょうか(ウチはそう)。
昔はその浸け置きの代わりに、謂わばお茶で茶碗をすすいでいた具合だったようです。

この茶碗でお茶を飲む習慣は昔は一般の家庭で普通に行われていたことで今ではすっかり廃れてしまったことだろうと考えて、小説の中に取り入れてみました。
そんなふうにして小説を綴るのは楽しいものです。

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