人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

一つが終わり 一つが始まる

2019-10-25 05:31:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

「シニア」という言葉を辞書でひくと、「年長者、上級生、上級者」と書いてあります。


「シニア層」という言葉を辞書でひくと、「年長者の年代、世代を指す語。特に中高年や還暦以上の高齢者世代を広く指す語」書いてあります。


しかし、私たちは、そういう規定を別にして、50歳を超えれば、みんなシニアと呼んでいます。


そして、若いシニアを、ヤングシニア、もっと歳をとっているシニアを、オールドシニアと呼んでいます。


(もっともっと歳をとっているシニアは、オールド・オールドシニアです。)



シニアの中には、寝たきりで介護を要するシニアもいます。


反対に、バリバリ元気なシニアもいます。


だから、シニアという言葉は広すぎて、結構あいまいで、正確に特徴を表そうとすると、大変困る言葉です。



シニアのなかでも、介護を要しない元気なシニアを「アクティブシニア」と呼んでいます。


ただ、介護を要しなければ、誰でもアクティブシニアかというと、そうではありません。


アクティブシニアとは、次のような特徴を備えている人たちを言います。


○戦後教育を受け、高度成長期を経験している世代。

○ライフスタイルにこだわりを持ち、独自の価値観を持っている。

○生涯現役志向が強く、経験豊富で優れた価値判断力を有する。

○仕事に趣味に意欲的である。


これは、団塊の世代を中心とする人たちで、

「ニューシニア」とも呼ばれ、自分なりの新しい価値観を持つ元気なシニアです。


彼らは、子ども時代に、民主主義や欧米文化の影響を強く受け、封建的な日本から解放された最初の世代だとも言えます。


青年期には、受験競争や学生運動の影響を受け、社会に出てからは、「会社人間・仕事人間」として生きてきました。


また、「ニューファミリー」と言われる家族構成を形成してきました。

(ニューファミリー・・・・ベビーブーム以降に生まれた世代の夫婦がつくる「夫婦と子どもだけで構成する家庭」。マイホーム志向。友だち同士的夫婦。ファッションに敏感。)


そういう彼らが歳をとって、「アクティブシニア」になったのです。


独自性・革新性・多様性を持った彼らは、新しいセカンドライフを展開しています。


今の日本には

寝たきりで介護を必要としているシニアと、元気バリバリなシニアの両極端に位置する高齢者たちがいます。


この両極端に位置している高齢者の現在や未来を


誰が、どうつくり上げていけばよいのか、ということが日本人の大課題なのです。


共に手を携えて、共に幸せをつくり上げていく時代に突入したのです。




〈秋深いバラの前で〉

一つが終わり、一つが始まる

それは 季節であったり

ある日のことであったり

仕事であったり、いろいろだけれど


その繰り返しの中で

私もひたすら私らしく輝こうとしている


無意味や無駄に思えることもたくさんあるけれど

自分を信じてひたすら歩いて行く
(くろほとき)




・・・・・
おはようございます。よろしければ「いいね」のあと、下のシニアライフのボタンをポチっとクリックしてくださるととても嬉しいです。
よろしくお願いします。⬇️ ⬇️


最新の画像もっと見る

コメントを投稿