人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

高齢とは画一化、そして負のイメージ

2019-03-31 19:55:00 | アクティブシニア

インターネットで「高齢者イラスト」を検索すると、同じようなイラストが23600000枚も出てくる。

よくまあ、こんなに似たようなイラストが集結しているという事実にあきれてしまう。

日本中の小中学生に画用紙を配って高齢者の絵を描かせても似たような絵しか出てこないと思う。

高齢者のイメージが画一化しているのだ。

今や日本人全人口の27.6%が高齢者だというのに、世間の高齢者に対するイメージは、ずっと貧困のままなんだ。

日本人の高齢者は、みんな同じ。

高齢者はみんな負のイメージ。

日向ぼっこ、杖をついての歩行、男性は、髪の毛が無いか、ちょこっとだけ残っている、杖をつきながら頭の周辺には?マークがぐるぐる回っている、なんか汚らしい感じ、一見高そうな服だけど全然似合っていない。そんな老人イメージの垂れ流し。

これじゃあ、「私たちの日本」はますますダメになってしまう。高齢者は、どこを向いて歩めばよいのか。

誰でも歳をとるのに、誰もが27.6%に近づいていくのに、私たちの日本という国は、自分たちの行く末に意図的に目をつぶっている。
私たちの日本という国は、高齢者に一定の悪意を持つこと、持たせること。社会「全体」でそのように動いていくこと。
そうすることによって、
「私はまだ若い。」「とりあえず、今の私には関係ない。」「私が歳をとったときには、違う日本の状況になっているだろう。」という考え方を充満させ、極端に言えば、社会の混乱を避けている。
前を向いて歩きたい。少しでも明るい場所をつくりたい。

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