雑感251
ちょっと時間のかかる移動や用事の時には、「お湯とカップとコーヒー」を持って車に乗る。それが習慣になってしまった。山や雲や雨をぼーっと見ながらゆっくり飲むコーヒーは、体内のエネルギーを磨いてくれる。
雑感253
ぼーっとした後は、本の整理。整理というよりは、老活の一つ。
本人にとっては、宝物のようなモノでも、残された者のとっては迷惑なゴミのようなものだってあるからね。
雑感254
老活整理をしていたら、大岡信「折々のうた」のあるうたが目にとまる。
読んでしみじみ思うところがあったのて、スマホのGoogle keepでそのページをメモする。
雑感255
これが、メモの内容。
くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
飯田蛇笏
『霊芝』(昭一二)所収。近代の秋の名句として有名。字面の意味は、秋、鉄の風鈴が鳴った、というにすぎないが、この句はそんな字面の意味によって鳴ってはいない。
「くろがねの」は単に鉄を意味するだけでなく、音感そのものがどっしり黒いものの印象を生む。
「くろがねの秋の」と続く時、秋がひそかにくろがねに変じ、やや季節はずれの風鈴の中で、深沈と鳴るのである。
雑感256
今日は、10月7日。
七十二候では
48候、秋分の末候、『水始涸(みずはじめてかるる)』
収穫時期を迎えた田んぼの水を落して、稲刈りに備える頃。または、秋分の節気も深まり、自然の水源も涸れ始める頃。
雑感257
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