風死す、という季語がある
真夏、吹いていた風がピタリと止み、なんとも堪え難い暑さの中で閉口してしまうという意味だ
少しでも風が吹けば心地良いのだが
今日も
もうどうしてよいか分からないくらいの暑さだ
風が死んでいる
この頃は、陽が落ちても
そっと吹いてくれる風も出てこない
花の咲くのを見ると優しい気持ちになる
草いきれの中に佇むといのちの勢いで圧倒される
森の中で深呼吸をすると邪悪が逃げていく
花の写真を撮っていると
こころの中で花に話しかけている自分に気づく
幸せが舞い降りてくるような思いになる
今日も生きよう。
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