人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

ブログで自分をふりかえる 見上げる富士

2022-01-19 12:04:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

雑感339


このブログのトップページを見たら、

記事数739と書いてあります。

それなりにすごいな、と思います。

わざわざ『それなりに』なんて言うのは、私は天邪鬼なんです。

素直に『私はがんばった』と言えばいいのに。


雑感340


739記事あるから、ちょっとだけ読み返してみました。

私の生き方の傾向が出ている文章があって、改めて《生きるということ》について再確認してしまいました。






雑感341


人間いつかは

終わりがくる。


前進しながら

終わるのだ。

     (坂村真民)


仏教詩人 坂村真民のたった四行の言葉が、私の胸に突き刺さる。


歳を重ねれば重ねるほど、この四行が具体性を帯びてくる。


待って召されるのではなく、後退して呻吟するのでもなく、ひたすらに前を見て生き切るのだ。




雑感342


美しく老いる


美しさは、日々の生活の中にあったり、労働の中にあったり、さまざまな活動や思考の中にあったりする。


美しさは人生だから、生きざま・生き方の中にある。


化粧したり、キレイな服を着ただけでは美しくなれない。


美しさがにじみ出るまで


自分の足でしっかり立っていたい。

(くろ)



3月にそう書いた。


今、自分は少しでもそうなれているか?







雑感343


お年寄りは、『最初から』自分で自分を年寄りだと思って生きているわけじゃない。


あなたは、年寄りなのよと言われて年寄りになっている。


あなたは、年寄りだから、こういう服を着るのよと言われて年寄りになっている。


あなたは、年寄りだから、こういうスマホがいいのよと言われて年寄りになっている。



シワがあっても、アルコールの量が減っても、若い精神を持っているシニアは、ものすごくいっぱいいるんだよ。




人を年齢や見た目で決めつけるんじゃない。







雑感345


養老静江「ひとりでは生きられない〜ある女医の95年」の文章の中に次のようなくだりがある。



『こちらをふりむいた人はお多福のような下ぶくれのおっとりした顔の人でした。目があうと心が洗われるような笑顔で軽く会釈するのです。美しいのは多分その人の人生なのでしょう。だから若い人にはその味わいがまだにじみでてこないのです。』



《美しいのは、その人の生き方》と言っています。


《その美しさは、若い人にはまだにじみ出てこない》と言っているんです。







雑感346


いくつかの記事の一部です。

自分が自分であることを忘れないで残りの人生を歩んでいきます。



雑感347


明日から大寒に入ります。

一年の内で最も寒い節気に入ります。