昔、昔・・・・・
ある所に、イタズラばかりする悪ダヌキが住んでおった。
タヌキは毎日じいさまとばあさまの所に来ては、悪さばかりをしておった。
ある日、じいさまの留守中にばあさまを襲い・・・・
・・・・ババ鍋にして喰うてしもうた。
じいさまがオイオイと泣いていると、そこに仲の良いウサギが通りかかった。
訳を聞いたウサギは・・・
「私が仇をとってやりましょう。」と、じいさまに申し出た。
まずはタヌキへ厳重注意ッ!
あれッ・・・ウサギさん、ウサギさん・・・・
タヌキさんと目を合わせていませんヨッ・・・・
注意の声も小さいですッ・・・・
本当に大丈夫なんですかッ・・・・??!
さて、次の日・・・
勇気を振り絞ったウサギは、
「タヌキどん、タヌキどん・・・泥の船で釣りをしましょう!」
と、タヌキを川へ誘った。
泥の船は溶け・・・哀れタヌキは川へザブンッ
名付けて 『泥舟作戦』 だッ!
しかし・・・・・
・・・タヌキはウサギより泳ぎがうまかった!
まんまと泳いで、陸にたどり着いてしもうたッ・・・・
・・・・『泥船作戦』失敗ッ!!
ウサギは次に考えた・・・・ 『カチカチ山作戦』 だ!
ストーブの前にタヌキをおびき寄せ、タヌキの背中に火をつけるのだ。
タヌキは聞いた・・・「かちかち言うのは何の音?!」
ウサギは答えた・・・「かちかち山のかちかち鳥の鳴き声さ。」
すると、タヌキはこう言い出した。
「あぁ~・・・私は今まで悪いタヌキでした!
おわびに背中に火がつくまで、じっとこうしておりましょう!」
「ぼうぼういうまで、ずっとずっとおりましょう!」
かくして、タヌキは暖かい冬を・・・
ウサギはちょっと寒い冬を・・・・過ごすことになったそうな。
ウサギさん・・・もっと力をつけにゃタヌキに勝てんぞッ!!
(~ 犬が語る童話集 第3話より ~)
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小梅よ・・・ストーブにくっつき過ぎだッ!
いつか本当のカチカチ山になるに違いないッ・・・密かに思う、ババ汁・飼い主デス。
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タヌキは毎日じいさまとばあさまの所に来ては、悪さばかりをしておった。
ある日、じいさまの留守中にばあさまを襲い・・・・
・・・・ババ鍋にして喰うてしもうた。
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訳を聞いたウサギは・・・
「私が仇をとってやりましょう。」と、じいさまに申し出た。
まずはタヌキへ厳重注意ッ!
あれッ・・・ウサギさん、ウサギさん・・・・
タヌキさんと目を合わせていませんヨッ・・・・
注意の声も小さいですッ・・・・
本当に大丈夫なんですかッ・・・・??!
さて、次の日・・・
勇気を振り絞ったウサギは、
「タヌキどん、タヌキどん・・・泥の船で釣りをしましょう!」
と、タヌキを川へ誘った。
泥の船は溶け・・・哀れタヌキは川へザブンッ
名付けて 『泥舟作戦』 だッ!
しかし・・・・・
・・・タヌキはウサギより泳ぎがうまかった!
まんまと泳いで、陸にたどり着いてしもうたッ・・・・
・・・・『泥船作戦』失敗ッ!!
ウサギは次に考えた・・・・ 『カチカチ山作戦』 だ!
ストーブの前にタヌキをおびき寄せ、タヌキの背中に火をつけるのだ。
タヌキは聞いた・・・「かちかち言うのは何の音?!」
ウサギは答えた・・・「かちかち山のかちかち鳥の鳴き声さ。」
すると、タヌキはこう言い出した。
「あぁ~・・・私は今まで悪いタヌキでした!
おわびに背中に火がつくまで、じっとこうしておりましょう!」
「ぼうぼういうまで、ずっとずっとおりましょう!」
かくして、タヌキは暖かい冬を・・・
ウサギはちょっと寒い冬を・・・・過ごすことになったそうな。
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