音楽の話 (44)

　元かぐや姫のメンバー山田パンダ。彼はもともとは佐賀県出身。かぐや姫解散後はソロとして活躍した。「パンダフルハウス」というバンドを組んでいたと聞くがよく知らない。

　ソロ第1弾は「さよなら友よ」という曲。本人作詞作曲でホーンセクションとストリングスが印象的な曲だ。第2弾が「風の町」、この曲のほうが良く覚えている。喜多条忠作詞、吉田拓郎作曲。「あこがれ共同隊」というテレビドラマに出演していた山田パンダが主題歌として歌っていた。イントロでリコーダーが何ともいえない。しかしドラマの内容は全く覚えていない。

　山田パンダと拓郎のコンビといえば、「落陽」だろう。「よしだたくろう LIVE'73」というアルバムに収録されている曲なので拓郎の方が勿論早いが。

　以前は、拓郎に師事していた関係で同じ年といっていたが、実は山田の方が年上。気を使う人なのだ。少し鼻にかかった声が彼の人柄の温かさを感じさせると思うのは私だけだろうか。

音楽の話 (36)

　はしだのりひこ（本名：端田 宣彦）は、ザ・フォーク・クルセダーズ（フォークル）に参加する前からプロミュージシャンだった。解散直後、というかフォークル解散コンサートにははしだのりひことシューベルツを準備して出演していた。デビュー曲は「風」（作詩：北山修、作曲：端田宣彦）で、69年発売。レコード大賞新人賞をもらったほどの大ヒットなので小学生の私でも知っていた。小学校の通学路にあった街路樹が多分プラタナスだったと記憶している。ジローズで活躍する杉田二郎もこのバンドに在籍。井上博がなくなったのを機会に70年に解散。

　はしだのりひことマーガレッツを経て、はしだのりひことクライマックスを結成。1971年に「花嫁」が大ヒット、念願の紅白にも出演を果たした。「花嫁」も「風」同様に当時からよく知っている有名な曲だ。ヴォーカルは、藤沢ミエがとっていたが、坂庭省悟が在籍していたことを付け加える。

　クライマックスを解散して、はしだのりひことエンドレスを結成。「嫁ぐ日」がヒットしたが、このバンドは74年に「ひとり」というシングルの発売を最後に解散してしまった。

　その後、ソロ活動。2017年に死去。死の半年前にステージに車いすで登場し、長らくパーキンソン病であることを明かしていた。

海外移住関係のサイトが少なくなった。 (2)

　日本もお金持ちの人は増えている。また、経済的に余裕のない人も増えている。
　経済的な格差はますます広がっているということだ。

　では、海外移住関係のサイトが少なくなった理由は、海外移住を目指す人が減ったからである。
　かつての日本は、1億総中流と言われていた。20年前はその名残があったと思う。つまり、グラフで書くとベルカーブである。

　しかし現在は、ロングテールであろう。グラフのカタチについては別のサイトを参考にしてほしい。

　当時の海外移住を目指す人は、物価や家賃が格安の国に行けば、年金の範囲内でも十分に暮らせるといううたい文句を信じて夢を持っていた。

　しかし、将来もらえる年金に不安があり、一生働けという見えざる圧力を現在感じる。昔移住を考えていたレベルの人は減ったし、プレッシャーで移住をあきらめたのではないか？
　お金持ちの人は、移住などせず、言葉の通じる安全で楽しい生活を日本で過ごせばよいのだ。

海外移住関係のサイトが少なくなった。

　私が40歳のころ、ネットの世界では海外移住関係のサイトがたくさんあった。現在は減り、またサイトに掲載されている情報が古くなっている。

　海外移住情報のサイトでは、主にリタイアメントビザを取得し、観光したり、現地の日本人会で交流したりしている情報を紹介していた。

　あるサイトの運営者は、最近情報発信をやめた。理由は、「海外移住情報の社会的な役目が終えてきた」 と感じた、としている。

　リタイアメントビザを調べてもらえればわかるが、確かにこれを達成できる人は少なく、これをクリアして移住しようとする人は日本では勝ち組の人だと思う。

　「老後レスの世界　　一生働く時代へ」でも書いたが、日本は元気なうちは働く国なのである。つまり、老後は移住をしてのんびり暮らすことを目指す国ではなくなった。移住を目指す人の需要が減ったので、「社会的な役目が終えた」ということだろう。

　どんどん希望のない国になってきているのかもしれない。

ジャパニーズウィスキー

　現在、かなり入手困難になっている。

　東京のディスカウントショップでサントリー山崎12年700MLが19800円とびっくり！

　確かに今仕込んでも12年かかるわけだ。

　今子供が生まれても、労働年齢になるまで10数年かかる。なんか少子化問題に似ているなあ。