8/17.オニバスを見に行って生きた。
時期的にそろそろ終盤戦なのだが、まだ元気に咲いていました。
オニバスはスイレン科オニバス属の1年草の水草。
水底の地下茎から葉柄を伸ばし、夏ごろに巨大な葉を水面に広げます。
葉の表面には不規則なシワが入っており、葉の両面や葉柄にはトゲが生えます。
夏に濃い紫色系の花を水上につけますが、開花しない閉鎖花を水中に多くつける特徴がありますが、残念かな、水上からは見えません。
名に「ハス (バス)」とありますが、ハス (ハス科) とは遠縁であると云われます。
開放花は日中に開花し、夜に閉じます。
東アジアから南アジアにかけて (日本、韓国、中国、台湾、ミャンマー、バングラデシュ、インドなど) 分布。
日本では本州、四国、九州に広く生息してましたが、環境改変にともなう減少が著しいと云われます。
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。
一年で、最も猛烈に暑い、この8月が開花期で、見ている方も、もう本当に大変なのです。