寿命が縮んだ里帰り

お正月も、あっという間に五日も経ってしまいましたね。

例年は二日の日に里帰りしている伊藤家ですが、今年はハハがちょっぴり風邪気味になってしまいまして、

一日遅らせて、三日に里帰りしてまいりました。

何度か書いてますけど、ハハの実家は山形県の名物「日本一の大鍋芋煮」の会場に

なっている馬見崎（まみがさき）川のすぐそばにあります。


家を出て土手を登るともう河川敷。


少し早い夕方、実家に到着。


荷物を降ろし、さて最後に鼓太郎を・・・


事件はその時起きました。


家に入る前におしっこをと、

車から降ろしたとたん、なんのはずみか首輪が外れて！！！！！！


脱兎のごとくとはこの事か！と思いました。

「こら！　　こたろぉーーーーーーーー」と叫ぶ声に振り向きもせず、

鼓太郎が走りだしました。


ハハと小姉が必死で追いかけても追いつく訳ありません。

一目散に土手に上がる道を駆け上がり、鼓太郎が小さくなっていきます。

ハハと小姉が土手に駆け上がった頃には・・・





すっかり姿が見えなくなってしまいました。

正直、心臓ばくばくです！

いっくら呼んでも姿は見えません。


（落ち着け…落ち着け・・・）

と、小姉に「パン貰ってきて！」と言ってひたすらハハは鼓太郎を呼び続けました。


小姉が、息を切らしてパンを持ってきて、二人で呼び続ける事数分。


「警察に届けるか・・・」と思った頃・・・


姿が消えた方向の全く反対から、

それはそれは楽しそうに鼓太郎が走ってくるではありませんか！


その後、パンを使ってあっさりと捕獲。


心配した実家の姉が探しに来た頃には何事もなかったように小姉とパンを食べていた鼓太郎でした。



いやぁ～、新年早々寿命が縮みました。



さっすが、鼓太郎だ・・・

何かやらかすわ～


おまけに、ハハとチチの着替えを入れた鞄をひとつ、丸々忘れてくるという

事実が判明いたしまして・・・


伊藤家、今年も波瀾万丈な予感？


でも、それから皆で「スーパー銭湯」に行って、

帰ってから姉が作ったおせちや廻らない「お寿司」をたらふく頂きました。




いっぱい走って、いっぱい叫んで、いっぱい食べて・・・

やっぱり、実家はいいねぇ～～～