ダメいぬ 鼓太郎のぼやき日記

立派なビーグルの洋犬なのに、お父しゃんからこてこての日本名を付けられたダメいぬ鼓太郎くんの"ぼやき日記"

ワンワン運動会 その3 最終章

2008-10-17 01:06:31 | しつけ教室
ワンワン運動会 いよいよ最終章です。

競技その3は、レッドカーペット

なんでもOKやったもん勝ちの競技です。

伊藤家、これが一番不安でした・・・

今回のこのレッドカーペットにあたって、何をしようか悩んだ挙句、

ハハが選んだのは・・・

Tシャツ、早着技(はやぎわざ?)

何の事かと申しますと・・・

鼓太郎は、Tシャツを着るとき、

首を入れた瞬間、両手を一気に袖に通すことができるのです。

ほんとに2秒で着替え完了です。

まぁ成功率は70%くらいですけどね。

ハハは直前まで、ほかの芸にしょうか悩んでいました。

それなのにぃー  

「では、続いての競技、レッドカーペット一番最初は・・・」

「鼓太郎ぉー」

 ひえ~え~

不意打ちの1番呼び出しに、ハハ  パニックです。

ギャラリーに囲まれて、

「では、スタートー」

「こたろぉー いくよー   はい! ・・・・・  ?  」

  ・・・やってしまいました。



悲しいかな、この高度な芸は、皆さんには解ってもらえなかったみたいです。

と、言うより・・・グダグダだったのです。

でも、なんでもありなので、ちゃんと{大変よくできましたシール}をもらえましたよ。




見事、三冠王です。


鼓太郎、頑張りました  えらい えらい

最後は、全員で記念撮影です

全ての競技が終わり、レッドカーペットの表彰式やら、今回のチャリティーの売り上げなどが発表され、最後に校長先生から一言!

そして大きな体の、ちょっぴり怖そうに見える校長先生が前に出てきました。

スピーカーを持ち、顔をあげましたが・・・?

なかなか言葉が出てきません。



校長先生が・・・泣いていたんです。

必死で涙をこらえて、声を詰まらせて・・・

その場にいた人、みんながビックリしました。

いつもパワフルで、体も声も、心もすべて大きくて

どんな犬にも優しくて、そして怖くて・・・

その校長先生が、声を詰まらせ必死で涙をこらえていました。

そして、最初の言葉が「何も言えません ・・・ ありがとう・・・」でした。



先生は、実は普通のラーメン屋のご主人なんです。

そのお仕事の傍ら、この「しつけ教室」をやっていらしゃいます。

ここのしつけ教室は、問題行動で困った飼い主がやってくる

「駆け込み寺」的存在です。

先生は、どんな犬にも愛情いっぱいの躾で問題行動を解決してくださるのです。

そして、先生が今、力を入れているのは、保健所の犬の保護です。

一頭でも処分される犬を減らそうと、ご自分で引き取り、躾をし、

新しい飼い主さんのもとに送り出しているのだそうです。

それは、個人でやるのはとても大変なことです。

そのお話を聞いた、教室のメンバーたちが立ち上がり、

少しでも先生のお役に立ちたいとバザーを企画したそうです。

何の関連もない人たちが、「犬のしつけ教室」という小さな関わりから、

こんなにも大きなイベントを成し遂げ、

先生のお役に立ちたいという目的を達成できました。

その、気持ちが先生に伝わったのだと思います。

とても感動した「ありがとう」の言葉でした。


何年生になっても卒業したくない、

いくらお利口になっても卒業したくない、

そんな素晴らしい「コロポックル小学校」です。

ハハは、日曜日はなにかと忙しいのでなかなか行けませんが、ず~と卒業しないで、留年していたいと思います。

長~くなってしまいました。

最後まで、読んでくださった方、ありがとうございます。

運動会に参加した、可愛いワンちゃんのお顔を見て癒されてください。













ご心配ありがとうございました。

鼓太郎、とっても元気になりました。

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