こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

ハンバーガー屋の五十さん

2019-12-07 01:43:59 | こばな詞のはじめ
どうも「こばな詞」屋の登場です( ´-)y-~~
久しぶりに「こばな詞」らしい「なげーヤ~ツ」が書けましたよ( ´ー`)

(´-`).。oO(「こばな詞」って小林みたいな響きだよな)

むむ( ゚Д゚)!
鋭いことを言うなぁ(≧∇≦)b
もの凄く遠い所に小林が潜んでいる「こばな詞」なんだ( ´-)y-~~

(´-`).。oO(いつも思ってることを言っただけなんだが・・・)

今回の「こばな詞」は



◎ハンバーガー屋
が舞台・・・
ではなかったりするな(´▽`*)アハハ 

読んでみてくださいませませ( ´ー`)

--------------- キ リ ト リ ---------------
「ハンバーガー屋の五十さん」 詞 Kosuke Yamada

「この喜びを今誰に伝えたいですか?」
「富塚の駅前のハンバーガー屋で8年前まで 
 働いていた【五十さん】にですね
 野菜ちゃんと食べたので優勝出来ましたと伝えたいです」
我ながら場違いな台詞を言ったもんだよな
しかも全国放送でね


僕が小学生になってから
お父さんもお母さんもずっと仕事
学校から帰るとテーブルの上に「これでご飯を食べなさい」の
メモと千円札がお母さんのご飯の代わりにおいてあるんだ 
一年生の頃は近所のパン屋で菓子パンを1つと沢山の駄菓子
二年生になった時 駅まで自転車で
ハンバーガーを買いに旅立ってみた

まだ背が届かない僕に僕のところまで出てきて
ハンバーガーとコーラをにこやかに渡してくれた綺麗なお姉さん
動揺とか緊張なんか味わったことのない
ふてぶてし過ぎる子供だと言われていた僕だけど
この時初めて もの凄く心臓がドキドキして
顔が赤くなってボーっとして胸が苦しくて手が震えたんだ
顔を見れないので視線を落とすと
胸の名札に「五十と謎の記号」が書いてあったので
「どうもありがとうございます 五十さん」と目一杯の
蚊の鳴くような声で伝えられた時
柔らかい顔で笑ってくれた

五十さんは「月水金」
確実なんだけど 万が一だってあるから毎日通った
それだけ僕は五十さんの顔を見たかったんだ
会えると嬉しかったんだよ
3月のある日 五十さんからハンバーガーを買うと
一緒に手紙をくれたんだ
「ちゃんと野菜も食べなきゃダメだぞ
 ハンバーガーを売ってる 私が言うのもなんだけどね」
その日を境に五十さんはお店に現れなくなっちゃったんだ


珍しく昼からお父さんがテレビをジッと観てたんだ
野球みたい
坊主で日に焼けてる若い男性が
インタビューを受けているのだ
僕はハッと閃いた
野球が上手くなればテレビで話せるなって!
すぐさまリトルリーグに入れてもらったり
家では素振りとか筋トレなんかを 
1日も欠かさずに こなし続けたんだよ
勿論野菜も毎日食べたんだぜ

中学を出る頃には かなり体も大きくなり
強肩な事を買われ県内の強豪校にスカウトされたんだ
ある日お父さんが観ていたプロ野球にくぎ付け
もの凄く速い直球ともの凄く曲がるカーブ
僕はその投手に憧れ その2つの球種を
高校のきつい練習の後
壁を相手にずっと投げてたんだ
二年になった時 監督に呼ばれ
「投げてみろ」って先輩キャッチャーを指差しつつ言われた
力一杯の直球と目一杯曲がるカーブを20球ずつ投げた
夏の県予選 僕は「背番号1」を貰った


素質があったのか努力の賜物か
僕が磨いた2つの球は全国に轟く
そして誰もが打ちあぐねてくれた
僕は高校野球の全国大会で1番になったんだ


「この喜びを今誰に伝えたいですか?」
「富塚の駅前のハンバーガー屋で8年前まで 
 働いていた【五十さん】にですね
 野菜ちゃんと食べたので優勝出来ましたと伝えたいです」
この台詞を言いたいが為の野球だったなんて
バラしたら刺されちゃうかもね


後日談をひけらかすと高校宛てに
五十さんからお手紙が届いたんだよ!
ドキドキしつつ開けてみると
最初の1行は笑顔の顔文字が沢山の
「五十?o(・_・といいます( ´ー`)
ちゃんと野菜を食べていてくれんだねヽ(´ー`)ノ! 偉い(*^ー゚)b!」
って書いてあったんだ
辞めてからの事 近況諸々
あと「優勝おめでとう!日本一なんて凄いね!」って 
追伸の先に鼻血が出た台詞が書いてあったけど内緒です

--------------- キ リ ト リ ---------------

少し蛇足を( ´-)y-~~
わかるとは思いますが「胸の名札に「五十と謎の記号」」



◎人は読めない漢字を無きものとするの法則

です。
昔の話なのでまだ例のスーパーアイドルは存在していなく。
小学二年生には読めない感じでした。

(´-`).。oO(「感じ」って「漢字」にかけたダジャレ?( ̄ー ̄)ニヤリ)

「カタカナ」にすればどっちともとれるシビィ文章だったかな( ´ロ`)

話を戻して・・・
そもそも「嵐」を「あらし」だと読めたとしても
「五十嵐」を「いがらし」と読むスキルは持ち合わせていないでしょう( ´ー`)

(´-`).。oO(蛇足だな)

もう1つだけよろしいでしょうか( ´ロ`)b

(´-`).。oO(杉下右京かよ!)

お!
いいツッコミ(≧∇≦)b 

(´-`).。oO(イチイチ褒めると遅くなるぞ((ノェ`*)っ))タシタシ)

この少年が高1の時に憧れたピッチャーとは!?

(´-`).。oO(そんなの1人しかいねージャン)



◎江川卓

(´-`).。oO(だろ?)

まぁ簡単だよね( ´-)y-~~
「小林」というヒントも出てたし(´∀`*)ウフフ

(´-`).。oO(簡単だと思うのは昭和世代だけだけどな)

何回か書いてると思うけど、僕は史上最強のピッチャーは未だに「江川卓」だと思っています。
これは各々の1番がいるでしょうから深く語りません。

昔、親父に「生の江川卓をみせてやる(* ^ー゚)」って後楽園球場に連れてってもらったのが忘れられない素敵な思い出( ´ー`)

昔の方がローテーションが単純だったから出来た芸当だろうね( ´ー`)



後述になりましたが、敬称略システムでお送りしました。


ではでは。