こーすけの独り言 ~言霊を求めて~

日々感じた事、特にBOOK・OFF徘徊や歌詞に関することなど
たまに「こばな詞」というものをしたためる癖あり

夜明けの海が見たいってのは殺し文句じゃないのかな

2019-11-17 00:02:59 | こばな詞のはじめ
「こばな詞」を書いてみました( ´ー`)

一応、季節は今ぐらいを想定してます。



◎夜の砂浜をイメージ

特に書くこともないので「こばな詞」をどうぞ( ´ー`)

--------------- キ リ ト リ ---------------
「夜明けの海が見たいってのは殺し文句じゃないのかな」 詞 Kosuke Yamada

「一緒に日の出を観たいの」なんて
君に誘われた時の
僕の薔薇色のトキメキがわかるかな?

僕も男だし 映像化したら捕まるレベルの妄想が
3分10秒の間 頭を渦巻いてたんだよ
でも君の震える声のニュアンスから
あまり良い話ではない事実がバカな僕にさえ透けたんだ

君に頼られて嬉しくない男なんていないよ
僕は何事も絶対に裏切らない男だよ
何時でも何処でも頼りにして欲しいな
こき使って良いからね


免許を持ってない僕だから
深夜の海へはやっぱ
終電車を使うしかない不甲斐なさ

君は電車でも泣き続けていて気の毒過ぎる
涙を止め笑顔に変えたい気持ちで この日の為にあたためてた
渾身のモノマネを披露してみたらば
ツンドラの様な沈黙が襲い 僕が泣きたくなったのさ

君に頼られて嬉しくない男なんていないよ
僕の肩でもハンカチでも唇でも何でも
貸してあげるから遠慮なく頼ってよ
気遣い無用だからね


「彼にフラれちゃったよ」
真っ黒な海を観ながら 彼女が初めて口を開いた
その事実を今僕だけに言ってくれた事が最高に嬉しい!
でもこのチャンス どう生かせば男になれる?
とりあえず北風をしのげる様にコートを彼女の肩にかけてあげよう


辺りが白くなり段々と
明るくなっていくけど
水平線にお日様が見当たらない

なんとお日様は背後の山から顔を出す習慣みたいで
振り向いた君から見ると 僕の頭が輝いてる
テルテル坊主みたいに君に映された僕に対して
君はやっとこさ 笑顔を見せてくれた

君に頼られて嬉しくない男なんていないんだ
次はフラない男を彼氏に選ぶなんてどう?
お勧めがいるんだ そうテルテル坊主
気持ちだってツルツルさ


モノマネもスベルけどね

--------------- キ リ ト リ ---------------

今回は、長ったらしい「タイトル」にしてみました。
初めにつけてたタイトルは「夜明けの海」だったのです。
「夜明けの海」が舞台の「こばな詞」を書こうじゃないかと。
書いていくうちに主人公が2の線からグイグイ3の線に突っ走っちゃって・・・

(´-`).。oO(書いてる奴が3枚目だからだろ?)

それは否めないな。
書いていて3の線の方が楽しいんだよね( ´-)y-~~
で「タイトル」をどうしようと悩んだのです。

「テルテル坊主」:流石にダサいでしょう。
「すべる男」:ちょっとユニコーンっぽい感じがあるけどなんか可哀想だった。

そんな経緯があっての誤魔化しが効く長いヤツにしてみました。


後述になりましたが、敬称略システムでお送りしました。


ではでは。