サンタはいない!
少年ショーン(キャメロン・ブライト)は輪廻転生した夫なのか、はたまた精神を病んでいるだけなのか・・・微妙な終盤の展開のために場内の寒さだけが身に沁みる。冒頭のクララ(アン・ヘッシュ)の挙動不審な行動といい、「サンタはいない」という暗号のような言葉が気になって、短い台詞の応酬がそれを増幅してしまったからです。プチっと蜂の一刺しにも似たクララの言葉が少年の心を抉ってしまい、「記憶の棘」という邦題にも納得させられるのですが、意味は理解できていません。もしかするとアナ(ニコール・キッドマン)の記憶だったのかもしれません。
感情を揺さぶるような大きな展開もないし、少年ショーンがアナの入浴中にひょっこり入ってくるシーンで観ている者を驚かせるという曖昧な演出。「アナが初めてだよ」などという台詞に胸キュン状態になるニコールの演技もさすがでした。『ナチョ・リブレ』では見逃したピーター・ストーメアも渋い演技でなかなかよかったです。
最後には海岸でたわむれるニコールでしたが、このラストシーンはヨーロッパ映画か?などと感じてしまうほど映像にはこだわりがありました。しかし、それまでの映像は台詞と同様淡々としていたので、とってつけたようなアンバランスさ。亡き夫のことを忘れ去るために、少年のことも忘れるために、ふっ切れた心理描写だったのでしょうか、この後彼女はしっかりと現実を見つめて生きていけることでしょう。
★★★・・
少年ショーン(キャメロン・ブライト)は輪廻転生した夫なのか、はたまた精神を病んでいるだけなのか・・・微妙な終盤の展開のために場内の寒さだけが身に沁みる。冒頭のクララ(アン・ヘッシュ)の挙動不審な行動といい、「サンタはいない」という暗号のような言葉が気になって、短い台詞の応酬がそれを増幅してしまったからです。プチっと蜂の一刺しにも似たクララの言葉が少年の心を抉ってしまい、「記憶の棘」という邦題にも納得させられるのですが、意味は理解できていません。もしかするとアナ(ニコール・キッドマン)の記憶だったのかもしれません。
感情を揺さぶるような大きな展開もないし、少年ショーンがアナの入浴中にひょっこり入ってくるシーンで観ている者を驚かせるという曖昧な演出。「アナが初めてだよ」などという台詞に胸キュン状態になるニコールの演技もさすがでした。『ナチョ・リブレ』では見逃したピーター・ストーメアも渋い演技でなかなかよかったです。
最後には海岸でたわむれるニコールでしたが、このラストシーンはヨーロッパ映画か?などと感じてしまうほど映像にはこだわりがありました。しかし、それまでの映像は台詞と同様淡々としていたので、とってつけたようなアンバランスさ。亡き夫のことを忘れ去るために、少年のことも忘れるために、ふっ切れた心理描写だったのでしょうか、この後彼女はしっかりと現実を見つめて生きていけることでしょう。
★★★・・
たしかに将来はわからないですよね・・・
まあ当分は二人の仲が上手くいくと信じて・・・
>この後彼女はしっかりと現実を見つめて生きていけることでしょう。
わからないよ。小太りシェーンが、またストーカーをやるかも・・・(笑)
結局はそういう映画でしたね。
ミステリーやサスペンスなんて味付け程度だったんです。
なんだかキャメロンブライト君に騙されたような気がしてなりません・・・
結局は、夫の幻影を捨て、未来へと歩き出す
そういう作品だったんでしょうね。
結局、生まれ変わりかと重要じゃなかった気が
名脇役ですよね~
なんだか存在感もあるはずなのに、ナチョで見逃してしまいました。
『unknown』って映画があるんですかぁ。どうやったら観れるんだろ・・・
>bakabros様
そうですよね。
誰も謎を解明しようとせず、もやもやしたまま残っているようですね~ラストがあれだから、どっちでもいいんだろうけど・・・少年からの手紙がまた意味深で(笑)
雰囲気は面白かったんですけどね~
ストーリー的に盛り上がる場面もなく・・・
少年のおっさんぽい仕草なんかは素敵でした(笑)
見たことある顔だと思っていたけど、そんなにひっぱりだこなのかぁ~~
>ミチ様
少年との愛はちょっと危険でした。
あの入浴シーンが・・・おっと凝視してしまいましたがな。
今日のような暖かい日にはイオンシネマもよかったかも。昨日は寒かった・・・冷房入れてるんじゃないかと思いましたよ。
タイトルは「BIRTH」なんですよね。
上手い邦題つけましたね~。
意味の考察はしていませんが・・
ちょっとやり方が甘いというか、曖眛でした。。。
キャメロンブライトくんはひっぱりだこで
今後も注目です