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読書物語335

もどりました

「化合 ~ST 0」 今野敏 

2015-12-30 09:14:36 | 普通の本

若かりし頃の菊川の話

ちょっと古臭い感じだけど、クールで斜に構えているようで
熱意が垣間見えて最後は一気に読めました

 

これからSTシリーズを読んでいきます

2015年86作目

今日が仕事納め

最後までいまいちの打ち合わせしかできませんでした


「流」 東山彰良

2015-12-18 11:06:21 | 普通の本

著者は日本名だけど、台湾人らしい。
主人公の秋生は父親がモデルのようだ

中国への気持ち。日本への気持ち。
台湾ってどうしても中国と違いがわからなかったけど
中では大きな違いなんですね。

でも、家族への気持ちは同じ。
ちょっと激しいけど(苦笑)

直木賞らしいです。

2015年81作目

今年は漫画ばかりよんだから、90いかないなあ

よしながふみ 大奥・きのう何たべた?etc
スラムダンク


「夢をまことに」 山本兼一

2015-11-23 14:25:40 | 普通の本

江戸時代の鉄砲鍛冶にして、火薬銃にとどまらず
さまざまな発明や西洋渡来品の改良コピーを
行った国友一寛斎の伝記的小説。

そして著者最後の小説。

確かに江戸時代の遅れた日本の技術のなかで、
望遠鏡やら気砲やら毛筆の万年筆やら作ったのは
すごい。

でも、あくまでも模倣からレベルをあげた製品としただけ。
今の日本人の先駆け的な人。

それだけにちょっと魅力を感じられなかった。

2015年75作目

突如kちゃんの家に、結婚式用の服をみにいきました。
井之頭公園近くで環境はよさそう。


「だから荒野」 桐野夏生

2015-11-09 13:35:08 | 普通の本

専業主婦の朋美が、あまりに自分勝手な夫や
息子に見切りをつけて逃亡。

そこは、あるあると面白かったけど、
そのあとがいまいち。

特に長崎のおじいさんとかは、ありえない。

それに朋美自身、結構ひどい母であり妻なのに、
そこは潔い主婦みたいな書かれ方もどうかと思う。

今一つ共感できない話でした。

2015年74作目


「ソウルメイト」 馳星周

2015-11-06 19:15:09 | 普通の本

犬は笑うらしい。

とっても幸せだと。

人間とソウルメイトとなったら。

コロは笑ってたかな。

幸せだったんだろうか。

コロはいま思い返すと主人と思ってたのは
父だけだったかも。

わたしのことは子分だったのかもなあ。

いっつもほんとにただ寄り添ってくれてたのに。
ちゃんと返せたのか。
幸せだったのかな。

その後悔でもう犬は飼えない。

2015年73作目