読書物語335

もどりました

年下恋愛

2007-12-28 16:02:06 | 普通の本
梅田みかの「年下恋愛」読みました。
ひとこと・・・羨ましい!
私的には全く年下ウェルカムなんだけどね、なんか遠慮というより、最初からだめだろうなあって思ってしまう。
確かに年上にどんなにまだまだ若いとかかわいいとか言われても、どうしてもそりゃそうだって思ってしまう。
年下に言われると(まだ若いは微妙だけど)格別うれしい。
女も若い男のほうがいいんですよ、おじさま方。

ほんとは今日まで会社だったけど、お休みしてしまいました。
ああ、あと3日で今年もおわりか・・・。早かったな。

クローズド・ノート

2007-12-28 15:51:28 | 面白い・好みの本

雫井 脩介の「クローズド・ノート」読みました。
良かったです。
私も香恵と同じくどっか抜けてるようで、共感できました。
それに、私も伊吹先生のような先生に小学校のときに出会えたから(もちろん生きてます)。
その先生がいなかったら、私は学校の片隅に引っ込んでいるような子だったと思うから、ほんとに感謝してます。
私以外の子も男の子もみんなその先生大好きでした。
その先生も始めて担任を持ったのが私たち3年生で、5年生になる前に産休にはいってしまいました。
赤ちゃんも見に行きました(今はその子も社会人・・・はあ)。
今は春日井かなんかにいらっしゃって、これから会うとも思えないけど、今でも年賀状やりとりしてます。
他の子も年賀状出しているみたいで、先生経由で他のこの消息がわかったりしてます。
私も結婚しましたはがきとか子ども産まれました!はがき出したかったなあ。

恋愛的には、痛いところつかれました。
わたしもなんか、好きって出せないというより、出してるつもりでも、全く伝わってない。
いつも言われるけど、もう出し方わからないなあ。
もう今更出しても、勘違いおばさんで終わるだろうしな・・・。
つらいところだ。





クリスマス

2007-12-26 07:55:01 | 徒然

クリスマスといえばサンタクロース。
妹たちはイブの夜は子供たちのサンタとして幸せなときを過ごしたんだろうな。
朝喜ぶ顔を思い浮かべて。

自分はいつからサンタクロースの正体を知ったのかな。
結構早かったと思う。
もともと父はお土産大好きな人だったので、色々買ってきてくれてたけど、
私たちはもう寝てたので、いつも枕元においてありました。
いまほどサンタクロースはもてはやされていなかったから、
枕元にあるのはお父さんからのプレゼントとして混同してたのかもしれません。

でも一番強烈に覚えてるのは、多分幼稚園か1年生のとき。
靴下は小さいからプレゼント入らないぞと言われて、新聞紙で靴下作ったのに、
入ってたのは姉妹3人お揃いの黄色のバスタオル…。
昔は両親もお金無かったから苦肉の策だったのかもしれないけど、
相当ショック(>_<)そのときからサンタに疑惑を抱いたかも。
せめて希望きく位して欲しかったけど、両親には「サンタのプレゼントはサプライズだ」という信念があったみたいです(^_^;)
確かにその後も希望を聞かれることなく、毎年サプライズでした…

今年は大きな感動もなくクリスマスは過ぎてしまいました。
今更はしゃぐ歳でもないか。
昨日はMさんにお祝いして貰いました。
昔は別れてからも会うなんて、考えてもみなかったけど、最近はその後も普通に会ってます。
自分のこと知ってるから相談にも乗って貰えるし楽です。
これも歳を取って幅が出たということなのかしら。
でも何も始まらないし、クリスマスとかのイベント時は寂しいけど…。

クリスマスが終わると街はあっという間に華やかさを失うので、元旦までの
6日間はあまり好きじゃないです。
今日はその初日…。


 


誰か

2007-12-23 16:59:26 | 普通の本

宮部みゆきの「誰か」読み終わりました。
この杉村三郎って逆玉の人シリーズは名も無き毒で読んだことあります。
どっちがシリーズの先なのかは知らないけど、彼みたいな玉の輿に乗りたいものです。
お話自体はなんか後味悪い話でした。
浜田って男は最低です。
据え膳くわない男はいないのかもしれないけど・・・女性にはわからないです。
妹みたいな人も腹立つけど、結局男性に利用されてるだけだし、むなしいです。

次は元気の出る本にします。

昨日から軽井沢に来ています。
夜中に雪が降ったらしく、朝起きたら銀世界。
だけど日中は真っ青な空で暖かでした。
あースキーがしたいなあ。


NARUKAMI

2007-12-22 15:20:41 | グルメ

今週は前半大残業、後半は飲み会が多くて疲れました。
木曜日は、会社のNさんに銀座NARUKAMIでお祝いしてもらいました。
http://www.restaurant-narukami.com/
ミシュラン1つ星です。
メニューみてこんなにご馳走してもらうのは申し訳ないので、せめて鳴神三宝7800円!にしました。
この日のメインのお魚はタラとアンコウとなんかの白子。タラってパサパサというイメージだったけど、これはしっとりしておいしい。
なんかサービスで雉のスープがでてきて美味しかったけど、なんかビーフコンソメみたいな味でした。
デザートもモンブランとラムレーズンアイスで美味しかったです。

全部美味しかったけど、結構なお値段だし、給仕は超いまいち。
まだ食べてるのにさげようとするし(ちゃんとナイフとフォークはハの字にしてるし、物も残ってるのに)、説明もわかりにくかった。
Nさんはミシュランの星ついたお店って20近くいったことあったらしいです。
でも、あんまり納得いかない店も多いみたい。
所詮外人のアバウトな舌だからあんまりあの星は、信用ならないのかも。
話題にはできても、自分の舌が一番よね。

でも、シャンパン飲んですっかり調子にのって、その前に出てきたチーズまで頼んでしまいました・・・。
そう、当然別料金だけど、気づいたときには遅い・・・。
すごいお値段だろうなあ(涙)Nさん異動のときには、豪勢にご馳走しますね!

本当にありがとうございました


40 翼ふたたび

2007-12-18 22:33:43 | ほろりの本
石田衣良の「40 翼ふたたび」読みました。
彼の本は面白いので、結構気に入っています。
これは「池袋ウエストゲートパーク」のおじさん版って感じ。
池袋とは年代全く違うけど、こちらの方は近い将来だから親近感あってよかったです。
最後の方は泣ける場面もあるし、何よりも池袋のように1話ずつ完結かと
思ってたら、最後にちゃんと繋がったところがいい。
40は不惑なんて言うけど、半分諦め入ると思います。
容姿も健康も気力も衰えてきて、あとは下るだけって思える。
それでもみんなささやかだけど、大事な幸せを見つけてました。
私も素敵な40目指します。

でも、これに出てくる銀行って相当へんだと思います。
今時昇格を一斉試験するなんて無いだろうし(どこの会社もそんな公平な
甘ちゃんことしないで、もっと上司やら人事の意向が入ってるのが普通じゃないかな)、
そもそも支店長ポストが、会社入ったときから夫婦でみていた大きな夢なんていう人いるのかしら。
今の支店は分業してて企業取引別形態だから、ほとんど支店は女性ばかりのはず。
大企業相手とか海外関連でとかならわかるけど…。
どうなんでしょう。


神様がくれた指

2007-12-16 11:44:52 | 普通の本

佐藤多佳子の「神様がくれた指」読みました。
スリの話。
スリにそんな美学・伝統があるのかしら・・・。
確かにひったくりとか強盗よりは技術がいりそうね。
私はスリ指(第二関節をまげずに第一関節を曲げられる?)といわれたことがあります。
でも、それでどうやってスリできるのかは、さっぱりわからないけど。
ついでに、指を伸ばしたとき、まっすぐ以上に伸びて指が思いっきりそります。
昔から、写真にピースしている手を見ただけで、私の手だってわかるって言われてます。
私にとっては普通なんだけど・・・。

内容自体は、いまいち。
サヤとかいう見た目弱いけど、とっても芯があるという女性って苦手です。

この人の本は「一瞬の風になれ」は単純で面白かったけど、「黄色い目の魚」もいまいちでした。
たぶん著者がとってもいい人なのに、ハルとか悪い人を書こうとするから中途半端なんだと思う。
一瞬の風になれは、みんないい人だったし、私自身走るのが好きだったから、共感できたのかも。

でも、スリの手口がいろいろあったので、被害に会わないように、用心します。


シミ

2007-12-16 11:31:43 | 美容

昨日は、まい皮膚科クリニックに行きました。
http://www.mai-skincl.com/

お年頃で、シミが気になりはじめたので・・・。
かすかに肝斑ぽいので、レーザーの前に薬で様子を見ましょうということになりました。
レーザーは肝斑には効かないので、いったん消えてもまた出てきたり、ひどくなったりするそうです。
昔より、肌の色が黒くなった気がしていたけど、それは肝斑だったのかもしれないのね。
レチンとかをもらいましたが、肌に合わない人もいるらしいので、来月様子を診せにまた行きます。

高校生くらいから、絶対顔は焼いていなかったんだけど、皮膚も薄いし、たぶん遺伝的にとってもシミになりやすいのです。
うまく効いて、シミのない顔になりたいわ。

あとは、なぜかここ1年くらい悩まされていた背中のニキビも診てもらいました。
締めて4千円強。
今まで払った化粧品代に比べれば圧倒的に安いものだわ!
結構美白系にはお金に糸目をつけずに出してましたから!



ラ・ブラーチェ

2007-12-15 13:15:42 | グルメ

昨日は、ずっと前に辞めてしまった後輩のNichonと麻布十番のラ・ブラーチェに行きました。
http://r.gnavi.co.jp/a354000/
麻布十番はほとんど行ったことが無いし、駅からも結構あるので、すっかり道に迷ってしまいましたが、行ったかいありました。
お店のたたずまいも入りたくなるし、内装もこじんまりしていていいし、何より美味しい!
一皿だいたい1600円くらいで、プリフィクスは前菜・パスタ・メイン・デザートで4800円。
プリフィクスは全ての料理を選択できて、一皿より少なめにして出してくれるそうです。
私たちはプリフィクスにしましたが、十分お腹いっぱいでした。
ちなみに私はよく食べます。

メニューは、鹿やら猪やら結構変わった食材が結構あって、一瞬フランス料理かと思ってしまいました。
パンも美味しくて、さっきHPみてたら、お替りできたって知ってちょっとくやしいです。

話ながら、ゆっくり食べていたけど、ちょうどいい感じでお料理もでてきました。
場所柄、夜は遅いみたいで、まわりにいっぱい人がいるので、安心していたら、11時をとっくに過ぎていてびっくりしました。

ただ、デザートにキャラメルのミルフィーユを選んだら、なんだかパフェみたいなのがでてきて、それはちょっと期待はずれでした。
出てきた瞬間私頼んでない・・・って思ってしまいました。
もちろん、キャラメル濃厚で美味しかったですが。

nichonが、会社を辞めてからずいぶんたつけど、時々美味しいところを見つけてご飯たべてます。
また、美味しいところ見つけましょう!

 

 


スカウト

2007-12-14 07:27:50 | 徒然
会社の後輩の妹さんの育児ブログが、ブログスカウトされてました。
私もこのブログを教えて貰ってから、実はいつも読んでました。
その子のことは全く知らないけど、面白く読めるし、何より赤ちゃんが可愛い!
冷静に見ても可愛いし、着せてる服も可愛いのです。

でも何をするのかわからないけど、多分スカウトには応じないだろうな。
思いっきり子どもの顔出てて、どんな人が見るかわからないもの。

ちなみに、後輩自身ブログをやってるので、
「なんで俺のには来ないんだ」とちょっとしょげてました。
やっぱりサラリーマンだと、1日のほとんどが会社で、日々の話題が地味になっちゃうからね。

やっと金曜日です。

秘花

2007-12-12 08:20:59 | 普通の本
瀬戸内寂聴の「秘花」をどうにか読み終えました。
古文は出てくるし、筋運びもパッとしないし、この人の本はもういいかな
という感じでした。

実は「釈迦」も読み始めたことあるけど、つまらなくて止めました。
釈迦自体に魅力がなくて、すごい勝手な人としか見えなかったのです。
本人は望んでないのに、家族だというので強制出家させたり、
自分を慕う弟子が才気走ってたからといって、お前は駄目だと一喝したり。
キリスト教と違って発起人を偶像化しないのかもしれませんが。

秘花は世阿弥の話でした。
はっきりいって、この人は歴史で猿楽能の観阿弥・世阿弥とセットで
出てきた位しか知りませんでした。
この頃は謡や踊りをする人はみんな男女ともに体も売ってたみたいです。
歌舞伎のもとも「傾きもの」で同じような人たちだから、能も歌舞伎も
相当いろいろ男女関係だらしないけど、仕方ないんでしょうね。
それで、世阿弥も足利義満のお気に入りとなることで猿楽を有名にした
となってます。
織田信長は有名だけど、他も公然だったみたいで怖いです。
ただ、風姿花伝とか書に書き残したのが同時期流行った田楽より後生に残った
由縁なんでしょうね。書は偉い。

あと世阿弥が佐渡に島流しにあって最後を遂げるまでを看取った佐江ていう女性。
多分寂聴の創作人物だと思うけど、最後まで妻椿の身代わりで、
それを隠そうともしないし、佐江自身受け入れた形になってるのが、
寂聴の女性に対する見方みたいで嫌でした。
最後の言葉は佐江に向かって「つばき」ですよ!
妻椿だって世阿弥の女(男も)遊びを最後まで許したってなってるし。

渾身の一作がこれなら、あとは推して知るべしです。
面白くない方が書くことはいっぱい(笑)

結婚

2007-12-11 07:27:43 | 徒然
従兄弟が今度結婚するらしい。
なぜか、両親にご挨拶の時に撮ったという二人の写真が家にありました。

初め、従兄弟は余りにオッサンになっていて、誰かわからないくらいでした。
結構濃いめだけど、格好よかったのにビックリしました。
奥さんになる人は8つ年下の可愛い人。
N銀総合職らしいのに、そんなに早く結婚しなくても…とちょっと思ってしまいました。
でも、何より叔母さんの若い頃ににソックリでした。
やっぱりお母さんに似た人が好きなのかしらね。

それにしても、男性は年下と結婚できるからいいなあ。
私が8歳年下と結婚するって言ったら、みんなのけぞるだろうし、
相手の両親には、もっと若くて、健康な子供産んでくれる人にしなさい。
とか言われそう。
それより、そういう男性自体いないだろうなあ(涙)

お呼ばれ

2007-12-09 19:57:35 | 徒然

前の部で仲の良かったIDEさんの家にお呼ばれしました。

年齢差一回り以上、今はみんな異動や転職でバラバラだけど、よく集まってます。

言いたい放題とっても気が置けなくって、つい時間を忘れてしまいます。

IDEさんは、10年下の人と結婚しているのですが、その弟さんが今度、19歳の人と結婚するらしいです。

そしてそのお母さんはやっぱり19で子どもを産んでいたらしく、今38なんだそうです。

IDEさんより、年下・・・・。

これは相当強烈ですよね。あちらはひいおばあちゃんも、もしかしたら、ひいひいおばあちゃんもいるかも・・・。

この日一番の衝撃話題でした。IDEさん頑張ってね!


きみに読む物語

2007-12-09 19:56:50 | 考えさせる本

スパークスの「きみに読む物語」を読みました。

なんとこの話もアルツハイマーでした。

でも愛の力で、アルツハイマーによる記憶喪失も追い払ってしまったという実話。

こんなに会った瞬間から、双方恋に落ちるなんてうらやましい。

それも何年も変わらず・・・。

和訳があまりに直訳で、興ざめの部分はあったけど、いいなあと思ってしまいました。

でも、アリーの婚約者からしてみれば、ひどい話だけど・・・。

<o:p> </o:p>

この著者は、「メッセージ イン ア ボトル」の人でした。

これは、結局男性は前に愛した人に導かれるように死んでしまって、次の愛にはいけないという悲しい話だったけど。

人はそんなに強くいつまでも同じ人を愛し続けられるのかしら・・・。


サザンバウンド

2007-12-08 10:56:37 | 普通の本

映画かドラマになったというので、奥田 英郎の「サザンバウンド」読みました。

小学生のときの気持ちを思い出して、ちょっと懐かしかった。

結局、自分が納得できないことをはやるな、自分らしさをってことなのかしら。
でも、今みんな自分自分って主張してるから、もう十分じゃないかしら。

自分が正しいわけでもないし、というより絶対なんてないんだし・・・。

みんな自信があるんだなあって思います。

 

でも、沖縄の綺麗な海と浜辺の感じはすごく伝わりました。

沖縄は行ったことないけど、アジアのリゾートの美しい版を想像してます。

こういう島だと、人はそんなにいい人ばかりなのかしら。

何年か前、夏休みに沖縄に行って、そこから会社に辞めます!といって、沖縄に家族4人で移住した子がいました。

御三家からT大行ったエリートくん(見た目はオタク)だったけど、まだ元気に宮古島で暮らしてるのかしら・・・。