passing (通りすがり)

2019年5月大腸癌発覚、st3c(T4aN2bM0) 2020年5月多発性肺転移 2021年9月骨盤内転移

術後補助化学療法 はXEROX療法に決まりました。副作用も転記しました。

2019-07-26 | XELOX

ドキドキしながら消化器内科へ。

抗がん剤の担当は内科となるので初めての受診でした。

先生は若い!
伝えたいことはお伝えしました。
先生からの提案は考えていたFOLFOXやFOLFIRIとは違っていました。
 
ゼロックス療法というもので点滴と飲み薬2週間、1週間休薬の3週間で1クールを8回と提示されました。
点滴のオキサリプラチンはかなり強烈な抗がん剤として私の頭に残っています。
カペシタミンはたぶ1回5錠?を朝晩2回飲むであろう予測ですが、この錠剤はかなり大きめです。
 
本当、嫌だ‼️‼️
でも、やるしかない‼️
 
ゼロックス療法: 抗がん剤のオキサリプラチン(点滴・初日の
み)+カペシタビン(錠剤・2週間服薬)を2週間継続し、1週間休薬期間をおく、というサイクルを1クールとして継続する大腸がんの化学療法。
 
副作用
オキサリプラチンには、末梢神経障害という特有の副作用があります。これは、治療を開始してすぐに起こり、1週間程度続く急性期の副作用と、何回も投与した後(通常8コース後もしくは4カ月後付近)から起こる蓄積性の副作用に分けられます。急性期の副作用は、投与後まもなく手足の先にしびれ感などの感覚異常が生じるもので、特に冷たいものを触ったときに起こりやすいため、皮膚との温度差の大きなものに触ったり、冷たいものを飲んだり食べたりすることを控えましょう。ただ、急性期の副作用は1週間ほどでほぼ回復するので、大きな問題になることはありません。

 蓄積性の副作用は、徐々に手足の先がしびれ、不快感、痛みなどの症状として現れてきます。しびれの程度が強くなると、字が書きにくい、箸が持ちにくい、新聞がめくりにくい、ボタンが留めにくい、歩きにくいなど日常生活への影響が無視できなくなるので、その前にオキサリプラチンの投与量を減らしたり投与間隔を調整したりする必要があります。投与を止めると、一般に半年程度で症状は徐々に改善していきますが、個人差があります。
 
カペシタビンの副作用
製品例 : ゼローダ錠300
もっとも多いのが手足のしびれやヒリヒリ感、発赤などの皮膚症状(手足症候群)で
 
す。ほかにも、吐き気や嘔吐、下痢、口内炎など、いろいろな副作用がでやすいです。あわてないよう、事前に医師から十分説明を受けておきましょう。軽い副作用の場合、治療を優先しなければならないことも多いです。

抗がん薬に特有な「骨髄抑制」は比較的軽いほうですが、それでも それにともなう血球減少や感染症に十分な注意が必要です。白血球が異常に減少すると、体の抵抗力がひどく落ちて感染症にかかりやすくなります。また、血小板減少により出血しやすくなることもあります。発熱やのどの痛み、あるいは歯茎出血・皮下出血など出血傾向がみられたら、ただちに医師に連絡してください。

そのほか、とくに注意が必要な副作用として、激しい下痢と脱水症状をともなう重い腸炎、肝障害、白質脳症、それと潰瘍や水疱をともなう重篤な手足症候群などがあげられます。手足症候群はこの薬に特異で、軽いものを含めると半分くらいの人にあららわれます。手のひらや足の裏の皮膚の異常に気付いたときは、医師によく診てもらってください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
手足症候群..手掌や足底など皮膚の発赤、腫れ、かゆみ、しびれ、ヒリヒリ・チクチク感、ただれ、皮がむける、水ぶくれ、痛み。
骨髄抑制(血球減少)..発熱、ひどい疲労感、のどの痛み、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向、息切れ、動悸。
腸炎..激しい腹痛、下痢、下血(血液便、黒いタール状の便)。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
狭心症、心筋梗塞、不整脈..胸の痛み、息切れ、動悸、めまい、気を失う。
腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
重い口内炎..口内粘膜・舌の広範囲の発赤、強い痛み。
白質脳症..頭痛、もの忘れ、ボーとする、歩行時のふらつき、手足のしびれ・まひ、うまく話せない、動作がにぶる、けいれん、二重に見える、見えにくい。
血栓塞栓症..手足とくにふくらはぎの痛み・はれ・むくみ・しびれ、爪の色が紫、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側のまひ、うまく話せない、意識が薄れる。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)..発疹・発赤、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。

【その他】
食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
めまい、頭痛
口内炎、味覚異常
発疹、発赤、かゆみ、色素沈着、脱毛
血糖値上昇、肝機能値の異常
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  
日経BP社、お薬110番よりお借りしました。