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TDD山岳会山行の記録

TDD冬山 甲斐駒ケ岳【黒戸尾根コース】その3

2014-01-21 01:34:51 | 日記・エッセイ・コラム

134時ごろ単独登山者が小屋を出ていく気配で目が覚める。外は小雪が舞い視界はあまり良くない。朝食に味噌煮込みうどんを作り、食べるが結構おいしい。寿がきやのノンフライ麺を使った高級味噌煮込みで祥子さんも「これなら食べれる!」との事。時過ぎに単独登山者があきらめて帰ってきた。上は、雪と風であきらめて帰ってきたとの事。時前に小屋を出て梯子と鎖の核心部を一気に下る。30分五合目テント場に到着し、テントの撤収をする。テントは我々の1張りりのみで昨日登頂後撤収したか、今日朝早く撤収したと思われるが多分、昨日のうちに撤収したのだろうと思う。

後は、五合目を過ぎて刀利天狗の祠から再度梯子と鎖を経て「刃渡り」をすぎて振返ると、天気は安定し晴れていることに気が付いた。その後は陽だまりの樹林帯をアイゼンを効かせながらゆっくりと下って行った。

12時30分つり橋を渡り、神社でお礼のお参りをして冬山登山終了となった。しかし今回の登りは長かった。(ここを日帰りで登る人間がいるとはかんがえられない。またそんなに急いでは面白くないと思うのだけれど・・・・)後は「温泉と御馳走」。近くの名水公園内にある「尾白の湯」へ向かいお約束の露天風呂…最高です。ゆっくり食事をいただき、安全運転で名古屋へ帰りました。Tdd_037

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TDD冬山 甲斐駒ケ岳【黒戸尾根コース】その2

2014-01-21 01:07:51 | 日記・エッセイ・コラム

124時起床し食事の用意、周りのテントも出発準備をしているようだ。風もなく天気もよさそうなので今日は、七丈小屋を通り過ぎ甲斐駒ケ岳頂上にアタックし七丈小屋で泊まることとした。ラーメンを食べテントを這い出したのは6時過ぎで空も白みだしてきている。他のパーテーも出発しだしたが、テントを1晩ここに残置するためテントの固定に時間をとられ出発は7時近くになってしまった。ここから七丈小屋の建つ七合目までは、梯子や鎖の連続となり黒戸尾根の核心部といわれるとこであるが、登りのためさほど緊張せず登れた。ほぼ垂直な高度感がある梯子を登るとすぐに右に梯子があり、この梯子の後の鎖場は約3m、傾斜70度で黒戸尾根ルートの中でも高度感たっぷりの所です。鎖場を登りきりトラバースすると核心部終了です。8時50分に七丈小屋に到着、小休止ののち頂上に向かってテント場を抜けダケカンバの林を黙々と登っていきます。ハイマツ帯に入ると展望が開け、八日合目御来迎場に到着しました。天気は快晴で雲一つなく、山登り日和で周りの山々もよく見えます。八日合目御来迎場からは雄大な甲斐駒ケ岳の山頂部が眺められ、此処から山頂までは鎖が設置された岩場が数か所現れますが、特に高度感は無く難しくはありませんでしたが時折吹く風が強く3000mの稜線を感じました。1300甲斐駒ケ岳山頂到着。素晴らしい景色にただ感動していました。甲斐駒ケ岳山頂に立つと南アルプスの代表的な山々である北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山(その後ろに富士山)、鋸岳などの眺望を堪能できます。また、北側に目をやると八ヶ岳がすそ野を広げています今日は雲一つなく最高の頂上となりました。写真を撮り15分ほどで下山開始。周りには登山者の姿はなく僕らが今日の最終登山者と思われる。下山は慎重に下りながらも、疲れが足に来て2回ほど転んでしまった。(ゆるんだ雪に足がとられバランスを崩してしまう。年のせいか踏ん張りがきかない状態となり余計疲労も増してくる。)1530ごろ七丈小屋に到着宿泊の受付をする(素泊まり3500円)。宿泊客は我々名と単独登山者名であった。小屋の中はストーブがたかれ18度Cお湯もポットにたっぷりで使い放題ここは、天国です。水野さんが早速ビールを購入し行動食を肴に一杯・・今野は食欲なくシュラフにて芋虫状態、その後、みんなでお汁粉を食べただけで全員就寝とする。時には電気も入り口の電灯を除き消されこのまま就寝と思いきや、今野復活男3人で酒盛りとなる。時に切り上げ就寝。(小屋は温かで、のびのび眠れる。)

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TDD冬山 甲斐駒ケ岳【黒戸尾根コース】その1

2014-01-21 00:54:43 | 日記・エッセイ・コラム

昨年末の忘年会の後、新年早々集まり冬山を決定しました。候補は①甲斐駒ケ岳 ②霞沢岳の2つでしたが・・結局「甲斐駒ケ岳黒戸尾根」と決定しました。黒戸尾根は甲斐駒ケ岳の表登山道で、日本三大急登の一つに数えられ、標高差2,300m・17Kmのロングコースには高度感のある梯子や鎖場が連続して現れます。(しかし、途中で山小屋が営業しており、また道もはっきりしているため安心)
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10夜に名古屋を出発、尾白川渓谷市営駐車場に翌11日の午前1時過ぎに到着。車中にて仮眠を取りました。朝6時半ごろ、駐車場を出発して竹宇駒ケ岳神社の参道を奥へ進むみ、尾白川渓谷に架けられたつり橋を渡って黒戸尾根の登山道はスタートした。樹林帯をジグザグに登ると雪は積もっていないが、日陰の道はカチカチに凍っているため注意をして足を置いて確実に高度を稼いでいく。笹ノ平は休憩の最適地で「甲斐駒ケ岳まで7時間」の道標が立っていて、これからの長い山行を予感させられる。日向では落葉のじゅうたん状態だが日陰ではぼちぼち雪が現れ、長い尾根道の登りが続きウンザリしたころ「刃渡り」が現れた。雪があるため足場もしっかり取れ問題なく通過できたがこの後に梯子と鎖の連続が続き、いい加減へばったころに
刀利天狗(標高2,010m)の祠が出てきました。黒戸山山頂の右を巻いて五合目へ向かい、100mほど下る【もったいない】と五合目小屋跡のコルについた。時間は15時を過ぎており、ここから梯子とクサリの第二の核心部を通過するのに2時かかるとすると,七丈小屋に到着できるのは夕刻すぎとなるため、五合目の平坦地で、テントを張ることにした。他の登山者もテントを設営しており56張りのテントで小さなテント村が出来上がった。テントの中でチラシ寿司となめこの味噌汁+お酒で夕食としたが、今野がばてて食欲なし明日が心配のまま就寝する。

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