19日4時起床、風は強く雪の降り続き視界もなく、「下山かな?」と思いながら結局8時までテントでゴロゴロ状態・・下からの登山者が2組上がっていきとりあえずテントを撤収し出発の準備をしていたところ急に視界が開け青空が広がってきました。8時30分出発樹林帯を抜けるころには、ドピーカン状態でした。南陵も昨夜の雪のため真っ白な雪壁となり迫力満点でした。権現岳・赤岳・阿弥陀岳の眺めは最高で迫力満点・・遠く富士山までばっちりです。P1・P2は快適にすぎ、P3の取り付きトラバースを回り込んだところで先行パーティーに追いつきました。コンテで登っているようですがルンゼ上部で苦労しているようです。ザイルをだし金ちゃんがルンゼを登っていき、祥子さん・今野はプールジックで上がりました。(ザイルがないと怖いです。安全第一)P3まで上がりの最後のP4が目の前です。P4の下部をトラバース岩稜に取りついてP4まで一気に上がります。高度感満点・・最後岩をまいて雪壁を登りきる(祥子さんトップ)と阿弥陀岳頂上です。雪壁で金ちゃんがピッケルを落とすハプニングがありましたが、運よく止まりしピッケルが新品になるチャンスを逃しました。12時30分阿弥陀岳頂上360度の大パノラマでしばし大感動・・(山の神様はちゃんと見てご褒美をくれたのだ・・・)<o:p></o:p>
阿弥陀のくだりはこれまた急でピッケルとアイゼンを効かせ慎重に下る。中岳の登りを少し上がり尾根通しに行者小屋に向け下っていく。左に雪崩の危険のあるルンゼを見ながら14時行者到着。後は温泉とビール・・焼肉も食べたいな…と思いながら美濃戸まで歩きました。
美濃戸口14時40分着。ご苦労様でした。 後日談、下山後、温泉と焼き肉そして酒宴・・翌日20日はお蕎麦屋さん(祥子さんのお友達が働いている)で満足し、お土産を買いこんで帰りました。5月は白馬岳主稜とのことです。(また雪のバリエーション・・・か???)<o:p></o:p>