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TDD山岳会山行の記録

3月阿弥陀岳南陵(雪のバリエーションルート)その2

2012-03-25 01:26:31 | 日記・エッセイ・コラム

 

19日4時起床、風は強く雪の降り続き視界もなく、「下山かな?」と思いながら結局8時までテントでゴロゴロ状態・・下からの登山者が2組上がっていきとりあえずテントを撤収し出発の準備をしていたところ急に視界が開け青空が広がってきました。8時30分出発樹林帯を抜けるころには、ドピーカン状態でした。南陵も昨夜の雪のため真っ白な雪壁となり迫力満点でした。権現岳・赤岳・阿弥陀岳の眺めは最高で迫力満点・・遠く富士山までばっちりです。P1・P2は快適にすぎ、P3の取り付きトラバースを回り込んだところで先行パーティーに追いつきました。コンテで登っているようですがルンゼ上部で苦労しているようです。ザイルをだし金ちゃんがルンゼを登っていき、祥子さん・今野はプールジックで上がりました。(ザイルがないと怖いです。安全第一)P3まで上がりの最後のP4が目の前です。P4の下部をトラバース岩稜に取りついてP4まで一気に上がります。高度感満点・・最後岩をまいて雪壁を登りきる(祥子さんトップ)と阿弥陀岳頂上です。雪壁で金ちゃんがピッケルを落とすハプニングがありましたが、運よく止まりしピッケルが新品になるチャンスを逃しました。12時30分阿弥陀岳頂上360度の大パノラマでしばし大感動・・(山の神様はちゃんと見てご褒美をくれたのだ・・・)<o:p></o:p>

 

阿弥陀のくだりはこれまた急でピッケルとアイゼンを効かせ慎重に下る。中岳の登りを少し上がり尾根通しに行者小屋に向け下っていく。左に雪崩の危険のあるルンゼを見ながら14時行者到着。後は温泉とビール・・焼肉も食べたいな…と思いながら美濃戸まで歩きました。 美濃戸口14時40分着。ご苦労様でした。

後日談、下山後、温泉と焼き肉そして酒宴・・翌日20日はお蕎麦屋さん(祥子さんのお友達が働いている)で満足し、お土産を買いこんで帰りました。5月は白馬岳主稜とのことです。(また雪のバリエーション・・・か???)<o:p></o:p>

 

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3月阿弥陀岳南陵(雪のバリエーションルート)その1

2012-03-25 01:06:20 | 日記・エッセイ・コラム

3月16日()夜名古屋を水野さんの車で出発。夜中に祥子さん別荘に到着したが、天気が悪いので17日は停滞として夜中の宴会が始まる。翌17日は登山口の船山十字路を偵察し別荘で、金ちゃんが持ってきた山芋(自然薯)でとろろパーティを行いまた酒盛りとなりましたP1
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翌18日船山十字路を8時ごろ出発旭小屋までは平坦な河原筋を歩いていく。雪は多いがよく締まっており歩きやすかった。小屋裏手から立場山に向かい急な尾根に取りつく。稜線までは雪もついておらず土も凍って滑り歩きにくかった。アイゼンを早々につけ(滑ってからであったが・・)長い登りをゆっくり上がる。12時立場山(2370m)到着天候は曇りで視界はあるほうであった。頂上にテントが1張り設営されており阿弥陀岳南陵へアタックしているようだ。頂上で休憩後、青ナギ(稜線の両側がきれ落ち視界が開けた場所)より阿弥陀岳南陵を見る。(岩壁に見えるんだけど・・)露営地を探しながら尾根を詰めていき何とか晴れそうな場所を見つける。ちょうどそこで南陵をアタックしてきた4人パーティーが下りてきた。軽装でヘルメット登攀スタイルであり、若い女性もいた。14時にはテントの中でワインを飲んでいました。食事を早く済ませ19時には睡眠に入りましたが夜中からの強風とあられのためよく寝れませんでした。これは下山かなとシュラフの中で考えていました。

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