TDD掲示板 2017~

TDD山岳会山行の記録

ヘボ追い・紅葉のきららの里+ご馳走の宴

2015-10-29 23:59:03 | 日記・エッセイ・コラム

9月の白峰三山縦走から一月、山の紅葉も終わり雪の便りも聞こえるようになってしまいました。昨年も行いました秋のきららの里ですが再び24日-25日で行いました。参加者は金田・水野・岩崎・今野の他金田君の親族・銀嶺山岳会2名の参加で総勢9名となりました。名古屋を朝早くたちきららの里には10時ごろ到着し早速ヘボ(黒スズメバチ)追いを行いました。午前中はエサにヘボが来るのですがなかなか目印をつけて飛んでくれません。素人にはなかなか難しいと思います。私を含め素人は山を折り川で魚釣りやムカゴ取りなどしてまた山に戻ると、金田・弟・従兄弟の3人でヘボの巣を見つけたところでした。地中のヘボの巣を掘り出すところを見学しさすが山の子と感心し、きららの里へ向かいました。ケビンを貸し切り、宴の準備を各自分担して行い、乾杯へそしておでんにベボの煮つけ・米子さんの手料理、山菜の天ぷらと続きメインの鳳来牛のすき焼きと御馳走が続きました。後は力尽きたものから寝て秋の夜はふけていきました。翌朝はよく冷えた快晴で朝の散歩をしてヘボの炊き込みご飯を頂きました。紅葉のきららの里周辺を散策し帰路につきました。昨年は自然薯・今年はヘボ料理と鳳来牛、来年は・・・・?


2015.9白峰三山縦走

2015-10-04 00:51:09 | 日記・エッセイ・コラム

シルバーウイークに南アルプス白峰三山縦走を行いました。日本の第2位の北岳(3.193m)と・第4位の間ノ岳(3.189m)・第15位の西農鳥岳(3.051m)・農鳥岳(3.026m)と3.000mの天空縦走路です。9/19の夜名古屋を出てメンバーを拾いながら豊川ICから高速に乗り奈良田のバス乗り場に3時過ぎに到着した。駐車場はほぼ満杯状態で始発バスまで2時間程度の時間しかなく荷をまとめバス停に並んだのは4時30分ごろ・・一番前に並んだ。すると次々と車から登山者が出てきて大行列となってしまった。5時過ぎに切符売りの方と警察の警官がやってきて、切符販売と登山道の危険個所の注意を行っていた。バスが3台やってきて順番に乗車。当然座ることができたが、それでも詰め込むこと・・たっている人は気の毒だがこの時期は仕様がないのかな?でも20人くらい積み残しが発生、折り返しを待つとの事。5時30分出発し約1時間で広河原に到着した。広河原ビジターセンタは連休初日のためか登山客が多く大混雑であった。

9/19広河原7:30⇒二股9:43⇒八本歯のコル12:44⇒主稜線13:58⇒北岳山頂14:36⇒北岳山荘15:58

9/20北岳山荘4:58⇒中白根5:52⇒間ノ岳7:07⇒農鳥小屋8:26⇒西農鳥岳9:57⇒農鳥岳10:58⇒

    下降点12:07⇒大門沢小屋15:33

9/21大門沢小屋5:50⇒登山口9:25⇒奈良田駐車場9:48

 

上天気の中、つり橋を渡り登り始める。大樺沢をゆっくり上り二股へ到着、視界も開けバットレスが頭上に迫ってくる。前も後ろも人の行列が続き、さすがシルバーウイーク。此処から2時間で八本歯のコルとコースタイムではなっていたが、丸太の階段が延々と続き、息が上がってしまった。稜線に出たときは先頭の女子2名に大きく離され北岳頂上へ上がるのも一苦労の状態となってしまった。頂上ではガスが出てきて視界はきかなかったが、それでも一日で1.700m登っての山頂は感動であった。北岳山荘についたのは16:00前であったがテント場は超満員で発電機室の真横で、発電機の音が一晩中聞こえていた。ばてた私は何も食べることができずそくシュラフの中に潜り込み、体力の回復を図った。20日は3時起床、やっぱり食欲はない。水でブドウ糖を胃に送り込む。夜明け前にラテを点け歩き出すが、次から次と抜かれてしまう。中白根山3.055m手前で夜明け、富士山が良く見える。間ノ岳3.189mには多くの登山者が居て360度の絶景に歓声を上げていたが、私はフラフラで戻るか?と聞かれ、「行く!」と答えた。みんなに迷惑をかけているが、人生でもうこんな山行はできないと無理を言わせてもらった。間ノ岳の長い下りを降り農鳥小屋へ。小屋の前で休んでいると名物おやじが早速登山者を注意していた。小屋の前は通るな!歩きたばこはやめろ!言っていることは間違っていないが言い方の問題かな?西農鳥3.051mの登りは間ノ岳以上にきつかった。体力が無くなっているのが良くわかる。早々に農鳥岳3.026mへ向かい、尾根筋の岩稜をトラバース気味に1時間で到着。後から気付いたが、西農鳥岳の方が高かったが、農鳥岳が200名山となっており、北岳・間ノ岳・農鳥岳で白峰三山と呼ばれている。農鳥岳からは下りで、疲れているときは下りが危ないと気を入れ直し歩き出したが・お尻が冷たい?ズボンを触っても濡れていないが・・ザックの底がぬれている!ザックの中でポカリがこぼれていた。西農鳥岳頂上でボトルの口をシッカリとめないで横向きに入れたのが中でこぼれていた。これから3時間の下りは500㏄の水しかない。大門沢小屋へは15時過ぎにやっと着いた。テント場も満員で、小屋の後ろに何とか設営(私はヘロヘロで何もできなかった。)やはり、テントに入った途端シュラフに潜り込み水を片手にひたすら寝た。翌朝、夜明けとともに下り9時半過ぎに登山口に当着した。天気は三日間晴れて登山日和であったが、トレーニン不足でみんなに大迷惑をかけてしまった。(大反省・・)下山後、奈良田の温泉(女帝の湯)に入り昼食となったが、食欲は回復せずアイスクリームしか食べることしかでき無かった。しばらくして途中の道の駅で桃一個・ソフトクリームを胃に入れ少し落ち着く。家に帰ったら体重が3キロ減っていた。(後記:二日で2キロ増えました。)