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TDD山岳会山行の記録

TDD冬山 甲斐駒ケ岳【黒戸尾根コース】その2

2014-01-21 01:07:51 | 日記・エッセイ・コラム

124時起床し食事の用意、周りのテントも出発準備をしているようだ。風もなく天気もよさそうなので今日は、七丈小屋を通り過ぎ甲斐駒ケ岳頂上にアタックし七丈小屋で泊まることとした。ラーメンを食べテントを這い出したのは6時過ぎで空も白みだしてきている。他のパーテーも出発しだしたが、テントを1晩ここに残置するためテントの固定に時間をとられ出発は7時近くになってしまった。ここから七丈小屋の建つ七合目までは、梯子や鎖の連続となり黒戸尾根の核心部といわれるとこであるが、登りのためさほど緊張せず登れた。ほぼ垂直な高度感がある梯子を登るとすぐに右に梯子があり、この梯子の後の鎖場は約3m、傾斜70度で黒戸尾根ルートの中でも高度感たっぷりの所です。鎖場を登りきりトラバースすると核心部終了です。8時50分に七丈小屋に到着、小休止ののち頂上に向かってテント場を抜けダケカンバの林を黙々と登っていきます。ハイマツ帯に入ると展望が開け、八日合目御来迎場に到着しました。天気は快晴で雲一つなく、山登り日和で周りの山々もよく見えます。八日合目御来迎場からは雄大な甲斐駒ケ岳の山頂部が眺められ、此処から山頂までは鎖が設置された岩場が数か所現れますが、特に高度感は無く難しくはありませんでしたが時折吹く風が強く3000mの稜線を感じました。1300甲斐駒ケ岳山頂到着。素晴らしい景色にただ感動していました。甲斐駒ケ岳山頂に立つと南アルプスの代表的な山々である北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山(その後ろに富士山)、鋸岳などの眺望を堪能できます。また、北側に目をやると八ヶ岳がすそ野を広げています今日は雲一つなく最高の頂上となりました。写真を撮り15分ほどで下山開始。周りには登山者の姿はなく僕らが今日の最終登山者と思われる。下山は慎重に下りながらも、疲れが足に来て2回ほど転んでしまった。(ゆるんだ雪に足がとられバランスを崩してしまう。年のせいか踏ん張りがきかない状態となり余計疲労も増してくる。)1530ごろ七丈小屋に到着宿泊の受付をする(素泊まり3500円)。宿泊客は我々名と単独登山者名であった。小屋の中はストーブがたかれ18度Cお湯もポットにたっぷりで使い放題ここは、天国です。水野さんが早速ビールを購入し行動食を肴に一杯・・今野は食欲なくシュラフにて芋虫状態、その後、みんなでお汁粉を食べただけで全員就寝とする。時には電気も入り口の電灯を除き消されこのまま就寝と思いきや、今野復活男3人で酒盛りとなる。時に切り上げ就寝。(小屋は温かで、のびのび眠れる。)

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