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TDD山岳会山行の記録

TDD冬山 甲斐駒ケ岳【黒戸尾根コース】その1

2014-01-21 00:54:43 | 日記・エッセイ・コラム

昨年末の忘年会の後、新年早々集まり冬山を決定しました。候補は①甲斐駒ケ岳 ②霞沢岳の2つでしたが・・結局「甲斐駒ケ岳黒戸尾根」と決定しました。黒戸尾根は甲斐駒ケ岳の表登山道で、日本三大急登の一つに数えられ、標高差2,300m・17Kmのロングコースには高度感のある梯子や鎖場が連続して現れます。(しかし、途中で山小屋が営業しており、また道もはっきりしているため安心)
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10夜に名古屋を出発、尾白川渓谷市営駐車場に翌11日の午前1時過ぎに到着。車中にて仮眠を取りました。朝6時半ごろ、駐車場を出発して竹宇駒ケ岳神社の参道を奥へ進むみ、尾白川渓谷に架けられたつり橋を渡って黒戸尾根の登山道はスタートした。樹林帯をジグザグに登ると雪は積もっていないが、日陰の道はカチカチに凍っているため注意をして足を置いて確実に高度を稼いでいく。笹ノ平は休憩の最適地で「甲斐駒ケ岳まで7時間」の道標が立っていて、これからの長い山行を予感させられる。日向では落葉のじゅうたん状態だが日陰ではぼちぼち雪が現れ、長い尾根道の登りが続きウンザリしたころ「刃渡り」が現れた。雪があるため足場もしっかり取れ問題なく通過できたがこの後に梯子と鎖の連続が続き、いい加減へばったころに
刀利天狗(標高2,010m)の祠が出てきました。黒戸山山頂の右を巻いて五合目へ向かい、100mほど下る【もったいない】と五合目小屋跡のコルについた。時間は15時を過ぎており、ここから梯子とクサリの第二の核心部を通過するのに2時かかるとすると,七丈小屋に到着できるのは夕刻すぎとなるため、五合目の平坦地で、テントを張ることにした。他の登山者もテントを設営しており56張りのテントで小さなテント村が出来上がった。テントの中でチラシ寿司となめこの味噌汁+お酒で夕食としたが、今野がばてて食欲なし明日が心配のまま就寝する。

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