2012富士登山 吉田口０合目からの登山記録！ その4

2012富士登山もいよいよ５合目まで登ってきました。ここからはいよいよ河口湖口との合流を迎えます。

６合目（標高2390ｍ）に向かう途中からすでに無数のヘッドライトの光が遠く見えるようになってきました。スバルライン５合目から登ってきている人たちです。そういえばフジサン特急にもたくさんの登山客がいましたが、みんなバスで楽々５合目まで登ってきてるのですよね…。まだまだ疲れもなく「これから！」という所だと思います。
それに対して我々はすでに疲労感がかなり出ているのであります…（笑）私も足の疲労感が半端なくなっており、ここからは本格的にマイステッキを使用開始です。

そしてついに合流地点にやってまいりました！　行程計画では22:20到着予定で実到着は22:25でしたので、ここまでもほぼ予定通り登ってきました。でも内心、「この疲労感でこの先予定通り行けるかな…」、とすでに不安になっておりました（苦笑）

しかし、案の定、すごい人です！！（笑）
その中でも非常にびっくりしたのはとにかく外国人登山者が多いことです。「Mt.Fuji」は世界の人から見ても憧れの山なんですね！　
ここでわれわれも初めてちょっと長めの休憩。若手２人もさすがに足へのダメージが出始めており、金剛杖が必要となってきました。しかし６合目には山小屋はないため（安全指導センターがありますが売店はなし）、７合目までは自力で歩かないといけません。

さあ、いよいよ出発です。ここからきつい！　きつい！！　そして何より、息が苦しくなっているのです！　標高もすでに2400ｍを越えて酸素が薄くなっているのは明らかです。
６合目からの登山道は基本的にはジグザグ道になっておりターンしながら登る感じになるのですが、ほんと１回ターンする毎に一休憩しないといけないくらいに苦しくなってきました。

若手も私より元気なものの、明らかにペースは落ちている様子です。（ここからは基本的に各自のペースで登る）

やっとの思いで23:30に７合目（標高2700ｍ）の最初の山小屋に到着。ここからは「山小屋銀座」といえる程の山小屋街がしばらく続いていきます（といっても次の山小屋まで10分くらいづつ登ります）。そして、当然各山小屋前に休憩です（笑）　若手はさっそく金剛杖を購入。

あと、ここまで来ても例年に比べたら意外にも寒くはありません。７合目でやっと長袖シャツを追加しました。

そしてここから先、悪戦苦闘の末、やっとの思いで８合目（標高3100ｍ）に到着です！　ついに標高3000ｍを突破したのです！！
しかしながら私はすでにアップアップ状態！！（笑）　この時、すでに日付は変わっており深夜1:30です。あれ！！　行程計画ではこの先の本８合目（標高3400ｍ）に到着しているはずの時刻です。すなわち、相当遅れが出てしまっています…（苦笑）

しかも登山道の渋滞も半端なくなってきており、頂上でのご来光計画はかなり怪しくなってきました。
果たしてこの後どうなったのか！？　この先はまた次回へ続く！（笑）