ものごとは、うまくいくかどうか、わからないものです。
「うまくいく・いかない」「成功・失敗」というのは、
客観的なことではなく、自分の主観です。
ものごとは因果法則で動いているのだから、
よい結果を期待するならば、その原因を調整することです。
原因に適し結果があらわれるのであって、
期待した結果にはなりません。
リンゴの種を蒔いてモモが食べたいと思っても、
かなわない希望です。
原因を無視して、よい結果だけを期待するのはまちがいです。
※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ
8月の言葉・・・
他人は自分の主観にとりつかれ、
しがみつき、捨てられないでいるが、
我々は自分の主観にとらわれず、
しがみつくことなく、簡単に捨てられるように戒めよう。
(中部8『サッレーカ経』より)