コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

レポート締め切りました。

2011-02-22 18:38:46 | 
本日、日本文学演習Ⅲと日本文学概論のレポートを締め切りました。

取り敢えず名簿と照合しながらざっと見ただけですが、かなり気合入ってますね。
嬉しい限りです。

毎度のことですが、学生の授業評価は、アンケートより何より、最終レポートの力の入れ具合で一番よく判ります。


しかし、日本文学概論で現在10名のレポートが未提出です。
3人は既に降りたことが判っており、もう一人は就活の事情で届けられないと言う連絡がありましたが、他の7名は単位要らないのかな。

事故の可能性があるので、学務情報システムで、心当たりの人は連絡するようにメッセージを送りました。
4単位科目を落とすとあとに響きますよ~。
心配な人は連絡下さい。


今年度は、入試委員と言うことで、授業を思い切って前期に寄せ、後期は江戸もの二本(と大学院)にしたわけですが、久しぶりに江戸戯作を扱えて、私も楽しく過ごすことが出来ました。
多くの受講生にとって新鮮な授業だったことは毎週の感想からも伝わってきます。
その上で、あるテクストを解釈し、論文にする、とはどういう事なのか、流れに沿って理解してもらえたんじゃないかと。

宿題もハードだったし、小説を一つ読んで粗筋と感想を流行の“思想”装置に流し込むのが研究だと思ってる人には苦痛な授業だったかも知れませんが、幸い、多くの受講生はちゃんと理解してくれた模様で、過去の同じ課題よりもオリジナリティがあるようです。

よかったよかった。


演習も、私自身久しぶりの黄表紙で、力みすぎて難しい材料を用意してしまったので、完成する悦びを共有できなかったのは残念だし申し訳なくも思います。しかし、みんなが感想で書いてくれているように、注釈のために調べると言うことの困難さと、それ故の愉しさはしっかり体感できたはずです。
近現代の小説を読む場合でも、訓詁注釈は、本当は必要です。当たり前だと思わないで調べてみると、意外な発見は必ずついてきます。


ついでに、大学院の授業関連、図書館展示も無事終了。
この件に関してはまた改めて総括を書くつもり。




来年度も演習やります。
日本文学概論を受講した人たちなので、判読の時間がかなり省略できるはずなので、今年並みのテキストでも大丈夫かなと。


今週末は前期日程の試験。
来週頭には成績を入力して、今年度の授業、完了です。


大事な補足


学務情報システムから
 The following addresses had permanent fatal errors
  …… (reason: 550 Unknown user ……


と言うメッセージが届きました。
対象アドレスが十数件あります。
携帯電話が受信できない様な設定をしているのか、実際にアドレスを変えてしまっているのか判りませんが、学務情報システムから転送されるアドレスは、かならず情報を受信できるようにしておいてください。

受信できた人、ここを見た人は、受講生同士連絡を取り合ってください。

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