一般論としてしか議論できないセンシティブな課題なんですが。
暫く前、入試問題の外注と言うことが話題になった。大学の入試問題作成を大手予備校が有料で行う。
現実にそういうことは行われているらしい。
セキュリティやモラルの問題としてどうなのか、と言う問題設定はあるのだけれど、センター試験の漏洩疑惑みたいなことを考え合わせたら、信頼を失ったら一発アウトの民間にやってもらったほうが、よほど安全だと言わ . . . 本文を読む
『叢 草双紙の翻刻と研究』第26号 近世文学研究「叢」の会
毎年戴いている。今回は、約290頁。
「叢」の会は、東京学芸大学の、小池正胤先生(今は名誉教授)のゼミ生を中心に、江戸の草双紙を研究し続けている。『叢』は、その貴重な成果の報告集。
26年! 私が大学にはいるより前に始まっているのだ。
いま、小池先生を引き継いだ黒石陽子さんをはじめ、「叢」同人の多くは、私の同世代。今回の編集長、細谷 . . . 本文を読む
「国立大学法人」の個別学力試験(前期日程)が、この週末に迫ってきた。
毎年、出題ミスが話題になる。みんな、見つけ出そうと躍起になってる感じ。
今、あれこれ書いて変に勘ぐられてもいやなので、さしあたり、ここのところ気になってることを少しだけ。
たとえば、熱海高でも出題ミス 漢字書き取り、合否に影響なし 前期選抜こんな問題。
国語部分の書き取り問題「テイド」の答えが英語部分の問題文中に「程度」とし . . . 本文を読む
18日、例の通り、彦星先生の企画で楽しく有意義な時間を過ごすことが出来た。
その、全部をここに書くのは大変なので、一番印象に残ったことを。
この日のゲストのお一人は、世界を舞台に活躍する調香師、新間美也さん。
“調香師”と聞くだけで遠い世界なのに、まして、世界を相手にしてる人だからなぁ、と身構えていた私の想像に反して、おそろしく力みのない、素敵な女性だった。こっちもすっかり油断して、ずいぶん失礼 . . . 本文を読む
1 ティーパーティ 「抱腹絶倒!!面白い!!ウガンダ人の生活」
* 講師:静岡在住ウガンダ人 サムエル・ムギシャ
* 日時:2月27日(日)14:00~16:00
* 会場:日本平ホテル (日本平山頂) 0543-35-1131
* 料金:大人お一人様2,000円(コーヒー、ケーキ付) お子様は入場無料。必要な方はその場で飲み物等ご注文、ご精算下さい。
* 定員:50名(先着順、定員に達し次第締 . . . 本文を読む
学校に警察官が巡回するらしい。
どうなってるんだろう。
学校がフェンスに囲まれ、「安全」な場所になったのは、そんなに昔のことではない。
否、実際、私の母校(小学校)は、いまでもそういうモノはなくて、どこからでも敷地に入れる。
近道になりうる関係で、買い物のおばさんも通り抜けるし、犬の散歩コースでもある。勿論、校庭は休日も子どもたちの遊び場だった。
この大学も似たようなモノで、自動車こそ、正門か . . . 本文を読む
まじすか。
小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作
リンク切れるかも知れないので大事なところをはしょって引用。
パソコン入力された800~1600字程度の小論文を、
(1)文章の形式
(2)論理構成
(3)問題文に対応している内容か――
の三つの観点から評価し、標準的には、(1)を5点、(2)を2点、(3)を3点の計10点満点で判定する。「語彙(ごい)の多様性が不足」「議論の . . . 本文を読む
閉じた所の話で恐縮だが、ちょっと面白いことがあったので、こっちで考察を披露。
日記に、
なんだかだなぁ。「友がみなえらくみゆるひ」です。毎日。
と書いた。
で、皆、啄木の引用だと言うことはすぐに察知して、
>こうなったら、上野駅に行くしか無いでしょう!
>啄木かよっ!!
>あとは、花を買ってくるしかないでしょう!
>・・・たしなみますか・・・。 日本語って美しいなぁ。。。
等々、いろ . . . 本文を読む
いよいよ、16日は、「アッパレ講座」説明会。
長い道のりだった。そして、これからの方がもっと大変だ。
そもそも、この企画は、大学の法人化に伴う非常勤講師予算の削減対策という意味合いが大きかった。
正規の予算で出来ないなら外部資金ででも人を呼びたい。大学の中で完結しない学問には、大学人ではない「教師」が不可欠だ。
そこで、静岡で、活動している市民団体を核にして、資金を集め、大学の授業を支える会 . . . 本文を読む
企業メセナの雄、資生堂は、掛川に、入館無料の美術館・資料館を持っている。
これは、しかし、相当例外。
静岡県・静岡市、ともに、博物館・文書館を持っていない。これもまた、例外中の例外。
何に、どう、資金をつぎ込むか、と言うこと。役所がぼろい街の方が住み心地は良いし。
昨夜、「徳川家康公の駿府大御所時代 ~記念講演会とシンポジューム」に参加してきた。
家康が駿府に隠棲してまもなく400年というので、 . . . 本文を読む
いろんな所でバレンタイン関係の話題がちらほら。
良い思い出がない。貰ったことはあっても、それはそれで、ビターな思い出でしかなく、だからこの季節は胸が苦しい。早く通り過ぎて欲しい。
そもそも、「贈答」と言うテーマが、私には重すぎるんだと思う。
人にモノを上げるのも、貰うのも、デカイ借金のやりとりをしている気分になって、心底嬉しい気分になったことは、ほぼ、無いと言っていい。
喜ばせたい一心で、い . . . 本文を読む
イヤ、こいつは便利だ!
出欠はケータイで、「代返」許さず 青森大が新年度から
マジスカ?
意味なくさぼる子ではなかった。
出席日数が足りなくて単位が危うい、というのは、他人事だった。
子どもの時の話。
小学生の時、先生は、出席簿のようなモノにいちいちチェックしていた。あれは、出欠を確認して成績評価するモノじゃなかったはずだ。私は、鮮明に憶えている。「ハイ、元気です」と答えよ、と言われたこと、「 . . . 本文を読む
1 徳川家康公の駿府大御所時代 ~記念講演会とシンポジューム~
2 アカデミックでオイシイ‘アッパレ講座’説明の夕べ
3 言語文化学科卒業論文発表会
説明すると大変なんですが、号外参照のこと。
学生にも十分伝わってない感じだし、試験期間中だし、かなり心配。
この1年半くらい、殆どのエネルギーは、2番のために費やしてきたと思います。
やっとスタート位置に着く時が来ました。ここから出発です。
. . . 本文を読む
昨日、社会学科(私は言語文化学科)の1年生たちによる、フィールドワーク基礎演習の報告会・懇談会に出席。
どれも、真摯に取り組んだ成果の発表でよく頑張ったと思う。
言語文化学科は来年度前期、地域連携事業としてフィールドワーク授業をはじめるのだが、教員スタッフは私だけで、あとは地域の人たちとの協働にかかっている。かなりの緊張感。
引き返せない……。
さて、報告会の最後に意見を求められたので、「楽しか . . . 本文を読む