弁理士の近藤充紀です。
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私は、他の人よりも飲み込みの悪い傾向がある。
学生時代、修士時代、製薬会社時代、失敗ばかり、やらかしてばかり。
評価はさっぱりだった。
その流れが変ったのは、先輩のベテラン所員からかけられた言葉。
「釣りは、フナに始まり、フナに終わる」という言葉があるけど、我々の仕事も同じやで。。
聞いて、直感が働いた。そんなんやと。極意だと思っているので、あまり詳しく書けないし、頭の中で、観念的に捉えているので。
そこからは、目先にある仕事は、一生懸命にこなすようになった。
不思議と納得のいくできあがりにはなった。細かいところで直されるところは多かったが。
結構、難度の高そうな客先から「あまりに見事に仕上がっているので、びっくりしました」との返事が届いて、喜んでいたら、所長が走ってきて、激賞された。
別の機会、懇親会にて、「こちら側は諦めているのに、ことごとくひっくり抱えして特許にしてくれて、こちらとしては、ありがたい存在やと思ってます」と、研究グループのリーダー格の人に褒めてもらえた。
外国のお客さんは、日本のお客さんほどには、直接的には褒めてくれないけど、自分が担当を引き継いでから、1年で依頼件数が倍増、2年後に3倍超になった。
得がたい経験だったが、経歴に書きようがない。
なので、経歴に代えて、フナ釣り流の具体例を、人の迷惑にならない程度に開示していこうかな、と考えている。
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