前夜に大変なことが起こった。
今住んでいるアパートは3階建ての2階にいるのだが、夜9時前の天気予報が雨から晴れに変わったので、そうなれば久し振りに近くの浅間山に登ろうと思い支度を済ます。
テレビを見ながら11時頃になったので、そろそろ寝ようかと思っていた矢先、何やら洗面所の方から異様な音がしてきたのだ。
何かと思い見ると洗面所と玄関が水浸しになっているではないか。
あわててすぐに洗濯機や洗面所、トイレ、風呂の蛇口を調べたがちゃんと締まっていた。
落ち着いて見渡すと、天井の壁のあちこちから水が伝って漏れてきているのだった。
すぐに一階上に行って、カーテン越しに明かりが灯っているので何回かベルを鳴らすが応答が無い。
近所の大家に電話をするが夜も遅いので、出てもらえず仕方なく大家の家へ行く。
大家に事情を伝え、一緒に引き返し再度ベルを鳴らしたりしたが応答が無い。
大家も仕方なく合鍵で開錠をするが、チェーンが掛かっていてなかなか開かず、隙間からカーペットが水浸しになっているのが見えた。
大家と力に任せてやっとのことでドアを開けて中に入ると、住人は風呂場で意識朦朧となってへたりこんでいたのだった。
大家が蛇口を閉じて、救急車を手配し、ほどなくしてサイレンと共に来たので後は大家に任せた。
後で大家が来て泥酔していて戻した汚物が排水口を塞いでいたのだと判った。
とりあえず、濡れた玄関や洗面所はタオルで拭き取り、カーペットは新聞紙を敷いて水分を吸収させることにした。
そんなこともあって結局深夜2時過ぎまで寝られず後片付けもあるので山行は中止にした。
翌朝、窓を全開にして新聞紙を替えたり洗濯して過ごし、アパートのオーナーも来てあらましをチェックして用が済んだ。
10時半ごろ、このままアパートにいても仕方が無いので、浅間山に登るには遅すぎるが、手近な黒斑山なら今から行っても問題無いので、準備をしてアパートを出た。
曇天だったがその内晴れるだろうと思い、車坂峠に向うが途中から雨になり、車坂峠に着いた時は結構降っていた。
合羽姿の登山者もビジターセンターの雨を凌げるベンチで仕方ないといった風情で食事をしていた。
この天気ではとても支度して山に入る気にもなれなかったので、佐久に戻ってカラマツの落ち葉が車にこびりついていたので、洗車と給油をして図書館で午後を過ごしたのだった。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます