一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.7.17 タカハタ谷 寺谷

2016年07月17日 | 金剛山
世間では3連休の中日と言ってるがこちらはいつもの日曜日、昨日も明日も仕事なのだが年を重ねて来ると仕事があることの歓びをつくづくこの頃になって実感している。
普段忙しく一週間が過ぎ、日曜日に山行出来ることが何とも有難いことだと思っている。
取り敢えず当面の目標が金剛山の回数登山で後10数回で100回の大台になるので何もなければ日曜日は金剛山に行くつもりにしている。
今日も梅雨の最中雨の予報だが、雨もまた楽しの心持ちで金剛山を目指して7時過ぎに曇天の下、自転車に跨り自宅を出発する。
ただ朝からムシムシして気温も高く汗を随分絞られるので予定通り?千早赤阪中学前農産物販売所前のバス停に自転車をデポ。



ここは屋根付きのバス停なので雨に降られても自転車を濡らさずに済む。
バスを待つ間、農産物販売所の顔見知りになった人と話をして過ごす。
ブドウが出始めたとのことで季節の移ろいを感じる。
そこそこ太いキュウリが7本100円で売られていて、何ぼ何でも安すぎやなあと嘆いてはりました。
そうこうしている内にバスが来たので乗り込んで終点の千早登山口で下車。
今日はのんびりツツジオ谷でも登ろうと思っていたのだが歩き始めてまもなくして本格的な雨が降りだした。
林道からタカハタ谷取りつきで傘を開いて歩を進める。
ストック一本は畳んで傘と一緒に持って歩くが風が無くて山の中も蒸していてかなり暑く汗が噴き出る。
腰折れ滝からツツジオ谷に行こうかと思うが後ろから追いついた人がツツジオに行くというので何か気分が変わりタカハタ谷を登ることに変更する。
暑いので休み休みしながら水場に着いたので片方のストックをリュックに仕舞う。



登山道は激しい雨でさしずめ沢のようになって茶色く濁った泥水がずっと流れ落ちていた。
水場からしばらく高度を上げていくとやがて尾根に出てやっと風が抜けていて雨で濡れた身体から熱を奪ってくれた。
少し雨も小降りになったのと小腹が空いていたのでリュックを降ろし白玉ぜんざいを食べて休憩する。
その辺りから木の根がタコ足ような植林帯を登りきると松の木道との出会いに到着。





南に転じてブナの大木を眺めながらやがて誰もいない井戸広場に到着。





捺印所で判をもらって国見城跡の屋根のある休憩所を一人占めしてのんびり休憩する。
休憩している間に雨も一旦止んだので傘もリュックに直し、膝サポーターをズボンの上からセットし下山の支度をして寺谷の取り付きへと向かう。
下山する時間も早いので富田林のスーパー銭湯うぐいすの湯に行くつもりにして慎重にぬかるんだ道を谷筋へと下る。
登りではどうもないが下山の急な所では膝に相変わらず違和感が出るのでゆっくり下ることにする。
その内違和感も無くなったので沢のせせらぎを聞きながら林道へと下った。





百ヶ辻で靴の汚れやスパッツの泥を落としているとちょうど富田林駅行きの金剛バスが到着する。
始発なので出発時間まで荷の整理をしていると急に激しい雨が降ってきてバスの屋根に雨音を叩きつけていた。
山中でこの雨に遭わずに良かったなあと思いながらバスは出発となる。
千早大橋を過ぎた辺りから激しい雨も止み自転車をデポした千早中学前では道路も乾き空も明るくなっていた。
見知った農産物販売所の人に今日の雨の話をして挨拶してから自転車に跨る。
さあ、目指すうぐいすの湯に行ってゆっくりのんびりするぞぉ!とまたテンションが上がってペダルを漕ぐ。
だがうぐいすの湯に着くと前回と同じく閉まっていて張り紙によると5月から閉鎖しているとのことだった。
それなら以前バスの車中から煙突が見えた富田林駅近くの銭湯に行こうと思い、ペダルを漕ぎなおす。
しかし、しかしでここも定休日なのか未だ時間が早いのか(2時頃)ここも閉まっていたのだった。
もう、早く家に帰ったらということか重い足取りならぬ思いペダルを漕いで(基本登りなので)喉がカラカラになりながら自宅へ帰ったのだった。






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